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[IMX515] ファーストインプレッション

2011年1月10日  2013年5月5日 
ボロボロだけど実は新品
話が前後しますが、使えないAndroidタブレットの返品+差額で交換してもらったのがこちらの製品。

ショップでは「FS-805T」と呼ばれ、マニュアルでは「FR-809」と表記されるAndroidタブレット。その実態は良くあるIMX515のクローンです。

パッケージは写真のようなモノでした。中には本体、中華仕様の2ピンACアダプタ、USB OTBケーブル、USBケーブル、ステレオイヤフォン、さらにペラペラのマニュアルが同梱されておりました。

肝心のIMX515クローンですが、2スピーカー仕様で、コネクタの隣にネジがないタイプ。今は書き換えてしまったのですが、ファームウェアは古いものが入っており、画面の回転が3方向に限定されておりました。

まだ使い込んだわけではないですが、しょっぱなから中華タブレットならではの作りの悪さが目につきます。

まず画面。タッチパネルの黒枠と液晶パネルが微妙にズレており、画面の端の一部が数ドット隠れております。中の液晶パネルは動かせそうもないので、これは諦めるしかなさそうな気配です。

次はスピーカー。横画面にした時の左右にスピーカーが付いているのですが、左のスピーカーだけやけに音が大きく、右側はかなり控えめ。プロダクトとしての不良なのか、個体としての問題なのかは不明ですが、さほど音は重要ではないので気にしないことにしましょう。

後は、この手のIMX515クローンの持病とも言われるタッチパネルのブレでしょうか。ホームのアイコンを動かしたり消したりしたい場合に、アイコンやバックグラウンドがプルプルと動いてしまい、うまく操作できずかなりイライラします。

ソフト的な部分で気になるのは、ホームアイコンの間隔が広すぎる点。横画面の場合で一列に4つしかアイコンが置けないというはどう考えても変です。設定でどうにかなりそうな気配ではあるのですが、ちょっと検索しただけでは解決方法が見当たりませんでした。これは宿題です。

悪いことばかりでもなく、画面が広め、メモリ多め、Cortex-A8搭載など秘めたるポテンシャルは高い、一応フラッシュが見れる、価格が安いなど良い面もあります。

システムがmicroSDHCカードに収まっているのも、いじり倒す派には嬉しいところ。(ソフトウェア的になら)いくら壊れても、バックアップしたイメージからクローンを作成して内蔵のmicroSDHCカードと取り替えればOK。分解という手間とリスクが伴なう作業が必須ですが、それでもゴミになるよりはマシです。

また、そこそこユーザーコミュニティも活発で、トラブルシューティングやファームウェア・アップデートなどの際に頼りになります。

せめてタッチパネルのプルプルだけでも無かったら、結構お勧めなのですが...。あとちょっとのところで作りの悪さが足を引っ張っている惜しい機種です。けれども、その症状が発生しない個体を選べるような状況であるなら買ってしまうのもアリでしょう。

という感じな、ファーストインプレッションでした。


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