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[IMX515] 殻割りをしてみる

2011年1月28日  2013年5月5日 
これが裸のフレーム
こちらの写真がウチのIMX515クローンで使用されているフレーム。タッチパネルがマウントされる部分であります。

細かな矢印がふってありますが、その部分にボディを引っ掛ける爪があります。ちなみに、2スピーカーで拡張コネクタ横にネジがない仕様のIMX515クローンの場合のお話です。

ほとんどの爪は外周に沿って設置されていますが、フレームの内側に示されている3つの矢印部分の爪は、外側からアクセスできない場所にあります。

矢印の下に小さなスリットが見えていますが、その下に爪があります。外からアクセスできない以上は力で対抗するしかないわけですが、その際にはタッチパネルに無理なテンションがかからないように注意しましょう。

分解の際には、外周の爪の位置を意識するのがポイントです...などと説明を進めておりますが、カンの良い方はすでにお気づきかと思います。タッチパネルを割ってしまいました。

予測可能なトラブルに対し、事前に準備をしておくのも大人のたしなみです。予備のパネルはこちらでオーダー済み。まだ、届いておりませんが、数週間前にオーダーしたのでそのうち到着するでしょう。

我慢できずにこの辺のを買ってしまうかもしれませんが。

で、殻割りの方法ですが、王道的なモノはなく、基本的にフレームとボディの間に「何か」をねじ込んで隙間を空け、爪の引っ掛かりを外してフレームを少しだけ持ち上げる。という作業が基本となります。

殻割りが少しだけ楽になるかも
殻割り用のツールとしてこちらを使用しました。iPhone3G/GSやニンテンドーDSなどを分解するためのモノです。秋葉原あたりで入手できると思いますが、Amazonでも購入できます。時間が許すならdealextremeという手もあります。

使い方はこちらのビデオのような感じ。対象が異なりますし、こんなにサクサクとはできませんが、雰囲気は伝わるかと。

実際の作業に当たっての注意点ですが、スピーカー部分、メニュー/ホームボタン、□ボタンがある短辺にはフレームの切り欠きがあり、あまり深く突っ込んでしまうと、基板に達してしまい部品をキズ付けてしまう可能性があります。

また、フレームを持ち上げる場合も、タッチパネルには必要以上のテンションをかけないよう注意します。

楊枝でサポート
なお、爪付近のフレームを持ち上げると、爪の左右に細いスリットがあるので、ここに楊枝などを突っ込んで元に戻らないよう保持しておくと作業が少しだけやりやすくなるかもしれません。

どこから殻割りを始めるかですが、ウチの場合は、冒頭の写真の右上部分が少々ゆるく、ここからスタートしています。

また、ここにはスピーカーのための切り欠きがあるため、フレーム自体もやわになっておりツールを突っ込みやすくなっています。

半分ほど爪を外すと、だいぶフレームも浮き上がってくるので、一気に引き剥がしたくなりますが、それをやると高い確率でタッチパネルを破壊します。最後まで「爪の引っ掛かりを外してフレームを少しだけ持ち上げる」地味な作業を心がけましょう。

言うまでもありませんが、タッチパネルと基板は薄いフィルムケーブルで繋がっているので、すべての爪を外してもフレームとボディ側が分離するわけではありません。

殻割りはかなりリスクを伴う作業なので、興味本位でやらない方がよろしいかと思われます。それでも、やらなければならない事態になった場合には、最新の注意を払って実行してください。


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