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トイレの電球をLED化してみる

2011年4月19日  2011年4月21日 
実物はとっても小さいです
我が家のトイレの電球をLED化しました。今更感もありますが、それにはちゃんとした理由がありまして...。

あろうことか照明に使われている口金がE17なのであります。しかも、パッキン付きの密閉型照明器具。

一応トイレも水回りなので、妥当な設計なのかもしれませんが。

E26口金のLED電球なら、形や明るさなどさまざまなバリエーションが存在しているのですが、E17用となると数も少なく、満足できるモノがありませんでした。そんなわけで、電球型の蛍光灯でお茶を濁していた次第です。

時は流れ、E17口金のLED電球も一般的になり、価格もこなれてきたようなのでLED化を実施することに。購入したのは、シャープの「DL-JA42L」という型番のE17口金用LED電球(電球色相当)です。別にシャープのファンという訳ではないのですが、スペックから選んだ結果これが残りました。

決め手となったのは、E17口金用としては明るい部類の400lmであること、電球色であること、の2点です。消費電力に関してはさほど意識していなかったのですが、5.2Wと省エネな感じになっております。

また、スペックには現れませんが、演色性の高さもポイントです。一般に電球色のLEDには赤色の成分を多く出す蛍光体が使用されており、昼白色タイプよりも演色性が高くなっています。逆に発光効率は良くないというデメリットもあるわけですが。

演色性が高くなると、モノの色がより自然に見えます。少々アレな話ではありますが、健康状態のバロメータとして排泄物をチェックするような場合、色味がよく分るため、より正確に状態が把握できるというわけです。もちろん「ちゃんと明るい」ことが大前提となります。

これが電球色にこだわる理由であり、今までLED化に踏み切れなかった理由でもあります。要するに「電球色で明るいE17口金用のLED電球がなかった」というわけです。

というわけで、早速取り付けて様子を見てみます。参考までに今まで使用していた電球型蛍光灯との照度を比較してみました。便座のフタの上に照度計を置いて計測したものです。なお、環境や条件により照度値は簡単に変わってしまうため、数値の絶対値に意味はありません。あくまで相対的な値として見てください。計測結果は以下の通りです。

  電球型蛍光灯(EFD10EL/9-E17) LED電球(DL-JA42L)
照度値 42.0Lux 44.9Lux

比較用の電球型蛍光灯は東芝の「ネオボールZ D形・E17口金(電球色)40W電球タイプ」です。ちなみに定格消費電力は9Wとなっております。カタログスペックでは全光束が480lmとなっており、新品の状態なら今回使用したLED電球「DL-JA42L」よりも明るいかもしれません。

けれども、蛍光灯であるため点灯直後は暗く、男性の用足しのように短時間しか使用しない場合、MAXの明るさになる前にトイレを出てしまいます。そうしたシチュエーションでもLED電球なら点灯直後に最大の明るさが得られるため、こちら方が明るく感じるわけです。もちろん、先の計測では十分に時間を置いてから蛍光灯の照度を測っております。

ただ、LED電球にありがちな指向性の強い光である点には注意が必要です。特に裸電球に近い状態の場合、くっきりと影ができて違和感があります。ウチの場合は照明器具のケースですっぽり覆われるうえ、その内側は白く塗られているため、いい感じで光が拡散してくれております。

そこそこ明るく、しかも省電力。寿命も長いということで、LED電球への換装には満足しております。トイレのように短時間しか点灯せず、スイッチのON/OFFが多い照明器具には、LED電球が最適でしょう。まだ、使ってない方には強力にお勧めしたい雰囲気であります。

ちなみに、「DL-JA42L」の値段ですが、楽天市場ではこんな感じ、Amazon.co.jpではこんな感じです。


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