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防災グッズ考察(8)

2011年6月28日  2011年7月29日 
単4リチウム電池と共に
電池駆動が可能なラジオは、災害時の情報源として有効なデバイスです。乾電池で動くなら、停電時でもラジオ局が機能している限り情報を得ることができる訳です。

数年前になりますが、上記を踏まえて機種選定を行いました。他にも、FMがステレオで楽しめること、コンパクトであることを条件に追加しています。それは、普段から使用できるようにという配慮です。

で選ばれたのが「SRF-S84」という製品。仕様としてはかなりとんがったモノになっております。ステレオイヤホンで聞くことが前提で、スピーカーは搭載されていません。その代わりに軽量コンパクトで、使用電源も単4形乾電池×1本となっております。

情報をシェアするためにはスピーカー付きの方が便利なのですが、それは他の誰かに任せることにして、携帯性、ランタイム、電池の入手しやすさを重視して決定しました。ラジオを聞いていても周囲に迷惑をかける心配が少ないのもポイントです。

機能もそれほど多くはなく、一般的な音量調整/選局の他は、FM放送のモノラル/ステレオ切り替え、低音ブースト機能「MEGA BASS」のON/OFFぐらいしかできません。

選局もアナログ仕様となっており、ダイアルを回して聞こえやすい位置を探すというトラディショナルなスタイルです。文字表示などは小さめですが、年配の方には親しみのあるインターフェースかもしれません。

デザインはSONYらしく仕上げられております。特にマット(つや消し)のブルー仕上げ、エンボス調のSONYロゴの辺りに、ノスタルジーを感じるモノがあります。それは、初代「ウォークマン」、さらに言うなら初代「FMウォークマン」に通じるデザイン・エッセンスが感じられるからかもしれません。

カタログスペックでの連続使用時間はAMで52時間、FMで44時間(いずれもアルカリ電池)ですが、我が家では単4形のリチウム電池を使用しています。これなら10年近く保存でき、しかもアルカリ電池よりもパワフルなので、非常用には最適です。興味のある方はこちらの投稿もご覧ください。

音に対するこだわりはさほど大きくないのですが、音質は悪くないと思われます。また、感度に関しては他の安物と比べたことがあるのですが、それよりはよろしかったと記憶しています。

また、この製品にはステレオイヤホンも付属するのですが、オマケとしてはケーブルの質も良く、しなやかで弾力があり、からまりづらいモノが使用されております。

実は「SRF-S84」、すでに生産中止となっており、後継機である「SRF-S86」が販売されております。けれども、両者の違いは本体表面の周波数表示だけ。

「SRF-S84」では、テレビの1ch~3chまでの音声が受信できることを示す表示となっていますが、「SRF-S86」ではそれがなくなりました。デジタル化により意味がなくなるテレビの音声受信機能をアピールしなくなった、ということなのでしょう。

現行機種である「SRF-S86」は、近所の家電ショップで購入や取り寄せも可能ですが、通販での購入なら楽天市場辺りがよろしいかと。


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B!
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コメント

Yasuharu Hida さんの投稿…
懐かしいです。
このVAIO PCG505を思い出させる色が!
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