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『ほこりトリ』を試してみる

2012年1月24日  2012年1月24日 
3つのサイズでワンセット
素のシリコーンゴムは、やたらとほこりを集めるものですが、その特性を逆手に取ったクリーニンググッズが売っていました。

その名も『ほこりトリ』。なんともベタなネーミングではありますが、ちゃんと鳥の形をしているところはご愛嬌であります。前々から気になっていたので、サクッと購入してみました。

パッケージには、Lサイズのみの単品売りもあったのですが、今回はサイズ違いの3種がセットになったモノをチョイスしてみました。製品の台紙には「平成22年度 東京都トライアル発注認定商品」であるとか、「平成21年度 TASKものづくり大賞 大賞受賞」などと輝かしい功績が記載されております。

で、中身なのですが、感触はいわゆる素のシリコーンゴムそのもの。クチバシを左にして置いた場合の底辺と右辺には、先に行くに従い薄くなるよう角度が付けられており、スクレーパーのように使用できます。

ちょうど目の前にあるノートPCのディスプレイにほこりが目立つようになってきたのでクリーニングしてみました。

最初の内は良くほこりを吸着してくれるのですが、だんだんとほこりが取りにくくなってきます。しょせんは素のシリコーンゴム。何か特殊な加工が施されている訳ではないので、ひと通りほこりが付いてしまうとそれ以上は吸着しません。

それでも、画面上のほこりを集めるのには効果的で、鳥のクチバシ部分などを使えば、クリーニングの難しい画面の四隅もきちんと処理できます。けれども、集めたほこりを取り除くためには、別の『ほこりトリ』を投入するか、一旦水洗いして吸着力を復活させる必要があります。

ほこりを吸着
こちらの使用中の拡大写真。うっすらとほこりが乗った状態ですが、これ以上はムリな雰囲気です。

何かとネガティブな感想が多くなっておりますが、もちろんメリットもあります。ウチのノートPCにはツルテカな液晶パネルが使われているのですが、クリーニングの際に液体を使用すると油膜のようなムラが残ってしまいます。

けれども、『ほこりトリ』なら水分を一切使用しないため、その手のトラブルは皆無。ほこりを取った後、ムラを除去するために、さらに画面をクリーニングする必要がなくなる訳です。さらに、ウェットティッシュやティッシュペーパーなどの消費を減らすことができ、当然ゴミも減らせます。

『ほこりトリ』自体のメンテナンスもお手軽です。水洗いするだけで元の性能が回復してくれるし、キッチンペーパーなどで水分を除去すればすぐに再使用が可能となります。

過度の期待は禁物ですが、身の回りのちょっとしたほこりを除去するのには効果的かと。個人的には、ディスプレイのクリーニンググッズとしてなかなかイケてる製品でありました。

ウチでは実店舗の東急ハンズで見かけた際に購入しましたが、通販なら楽天市場などで購入できるようです。


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