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イオンSIMで徒歩ナビを試してみる

2012年1月16日  2013年5月5日 
地図は△
『HW-01C』を入手し、イオンの980円SIMもセットしたので、さっそく遊んでみました。まずは、地図関係から。

日本通信のWebページによると、イオン専用のAプランの場合、地図アプリは「△(時間がかかりますが、お使いいただけます)」となっており、なんとも微妙な感じです。「我慢すれば使えるのだ」と好意的に解釈することにしましょう。

これまでも、3G回線を使用しない手法として、オフライン対応の地図アプリを使ってみたり、オフラインで徒歩ナビを試してみたり、『Google Maps』のキャッシュで現在地を確認しつつ歩いてみたりしています。

どれも、そこそこ使い物にはなるのですが、やはりこの手のデバイスの地図関係はオンラインで使用するのが便利。100kbpsまでに制限された通信速度が少々アレですが、環境的にはバッチリのハズです。そんな訳で、まずはナビゲーションから試してみます。

環境は、いつもの『ICONIA TAB A100』と、Wi-Fiルータである『HW-01C』の組み合わせ。これらを携えて片道1時間ほどの散歩コースを歩いてみました。

Androidの『ナビ』は、単体アプリとなっており、直接起動することもできるのですが、今回は『Google Maps』から呼び出す形で使用しました。地図上で目的地を長押しするとフキダシが表示されるので、これをタップして表示されたメニューから「経路」を選べば『ナビ』が起動します。

目的地を設定すると、経路の検索後にナビが開始される...ハズなのですが、この時に限っては数分待たされました。別日の別時間に試してみたところサクッとナビが開始されたので、ネットワークの遅さが原因だったのかもしれません。

ルートナビ画面
一旦ナビがスタートしてしまえば快適そのもの。徒歩程度の速度であれば、ルートを外れた際の経路再検索はもちろん、地図の読み込みも問題ありません。

ただ、『ナビ』アプリが不安定で、突然ナビゲーションが終了してしまうことが数回ありました。

何のメッセージを発することもなく、突然『Google Maps』の目的地選択に戻ってしまいます。そこから、再び徒歩ナビを選択することで再スタートは可能なのですが、使い勝手がよろしくありません。その点を除けば、普通に使えるレベルではあります。

目的地に到着したら、今度は帰ることになる訳ですが、同じことをしても面白くありません。そこで、帰路は『Google Maps』で現在地を確認しつつ帰る方法を試してみます。どうせなら、ということでマップタイルもすっかり削除し、まっさらの状態でスタートします。

まっさらなマップ画面
こちらがその際のスクリーンショット。事前キャッシュは有効にしたままだったのでアバウトな地図が表示されそうなものですが、なぜかこの時には機能しなかった様子。

あまりに寂しい画面なので現在地を長押ししてフキダシだけ表示させてみました。

ちなみに画面ですが、建物のディティールがよく分かるよう地図のズームレベルは「19」に、表示方法は俯瞰で遠くまで見渡せるコンパスモードに設定しました。

さすがに地図データの読み込みには時間がかかります。正確には測っていないのですが、3分程度は待たされたような気が。画面内の地図が完全に表示されてから帰路に付きます。

最初の地図表示こそ時間を取られましたが、歩き始めてからは"ほぼ"問題なく地図が表示されます。"ほぼ"としたのは、途中で画面の縦横を切り替えた際、地図にブランクが生じる場合があったため。

けれども、ブランクになるのは遠くの地図なので、大きな問題にはなりません。もちろん、地図データが読み込まれれば正しく表示されます。

ただ、『Google Maps』も不安定で、いきなり落ちることが数回。「機能を強化する前に安定性を高めてくれ」と思いたくなる今日この頃です。

という訳で、アプリが不安定という問題はあるものの、イオンの980円SIMでは、ナビも地図も普通に使えることが確認できました。何かの参考になりますれば。



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