[A100] ROM Managerのインストール補足編
これを試してみたところ、リカバリメニューの表示もきちんと確認できました。なので、これから『ROM Manager』をインストールするという方にはこちらの方法をお勧めします。
本投稿は「[A100] ROM Manager(とCWM)をインストールしてみる」の補足編となっております。検索などで直接こちらにたどり着いた方はご注意くだされ。なお、先の投稿にある対話式のバッチファイルを使用した場合でも、問題なくインストールできますのでご安心を。
まずは、Tegraownersという掲示板のこちらのスレッドの冒頭にリンクされている圧縮ファイルをダウンロードしてきます。短縮URLで記載されるため分かりづらいですが、当方がダウンロードした時点では「nvflash-for-a500-with-custom-bl-cwm-kernel-Windows-1.0.1.zip」というファイル名になっておりました。
そのアーカイブに収録されている「recovery_thor17_403.img」を取り出し、パスが通った適当な場所に保存します。例えば、AndroidSDKがインストールされているフォルダの「tools」フォルダなど。
以降の作業では、ターミナルエミュレータ(いわゆるコマンドプロンプト)を使用します。まずはこちらのスクリーンショットで作業の流れなど確認してくだされ。
なお、本スクリーンショットの撮影時には、念のため「recovery_thor17_403.img」を置いた場所をカレントディレクトリ(c:\android-sdk-windows\tools)としています。
まずはfastbootモードで起動するために以下のコマンドを実行します。
adb reboot bootloader起動したら、画面最上部の「Bootloader v0.03.06-ICS(UnlockMode): Starting Fastboot USB download protocol」という文字列を確認してから以下のコマンドを実行します。
fastboot flash recovery recovery_thor17_403.imgスクリーンショットにあるように「finished. total time:x.xxxs」とメッセージが表示されれば完了。ターミナルエミュレータを終了し、スイッチボタンの長押しで一旦シャットダウンします。
再起動の際に、ボリュームボタンのマイナス(横持ちで左側)のとスイッチボタンの長押しでリカバリメニューが起動するので、これを確認することをお勧めします。
この後は『ROM Manager』のインストールへと進むことになります。
***Edit***
上記方法でrecoveryを書き換えても再起動後にオリジナルに戻ってしまう(リカバリメニューを出そうとすると仰向けのドロイド君が表示されちゃう)場合、以下の方法をお試しくだされ。
"/etc/install-recovery.sh"を"/etc/install-recovery.bak"などにリネームしてから、上記手順(fastbootでflash)をもう一度実行する。これでrecoveryが勝手に書き換えられてしまうのを防止できます。
***Edit2***
カスタムROMをインストールするための前準備をこちらにまとめてみました。
コメント