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[A100] Androidの節電対策を考えてみる

2012年7月12日  2013年5月5日 
Settingsから大まかな電力消費が確認できます
バッテリが貧弱と言われる"iconia tab A100"ですが、常に充電できる環境においてはそれほど気になりません。

が、外出先など簡単に充電できない環境の場合、やはり気にかかります。という訳で今回は節電対策に付いて考えてみたいと思います。

Android端末における一般的な節電対策としては「不要な機能は切る」というのが鉄板です。例えばスクリーン表示。こちらのスクリーンショットを見ても分かるように、スクリーン表示に多くの電力が消費されております。

そこで、こまめに電源スイッチを短押ししてスリープさせるのに加えて、システムの設定から自動的にスリープに入る時間を短めに設定します。これで、無駄なスクリーン表示をカットすることができ、未使用時のバッテリ消費を抑えることができる訳です。

とは言え、最短の15秒でスリープに入ってしまう設定では使いづらいことこの上ないので、その辺はご自身の利用法とのさじ加減で。ちなみにウチでは2分に設定しています。

この他、節電のために極力使用しない(または最低限にする)方がよろしい要素として、Bluetooth、Wi-Fi、GPS、同期、といったモノがあります。また、システムの裏で勝手に動くアプリもあったりするので、不要なアプリは削除してしまうのもひとつの方法です。

また、ヘビーなユーザには、プロセッサのガバナーを変更して節電するという方法があります。ガバナーというのはプロセッサの振る舞いを定義したプロファイル。例えば、ほとんどフルパワーで動く"Performance"や、状況に応じでクロック周波数変更する"conservative"など、いろいろな種類があります。

こちらはCPU Masterの画面
ガバナーを変更するには、クロック周波数を変更できるアプリ、例えば"SetCPU"や"AnTuTu CPU Master"などを使用します。

ウチでは、A100用のオーバークロックカーネルに付属の"lulzactive"を使用中。バランスが良さ気だったので。

ガバナーを変更して、しばらくいじってみると、大体の特性が体感的に分かります。なので、これも好みに合わせて設定するのがよろしいでしょう。

これ以外に、プロセッサを休ませてしまう、という方法もあります。少し前にxdaに投稿されたネタなのですが、デュアルコアプロセッサである"Tegra2"の片方のコアを、スリープ中に停止させてしまうというモノ。

当初は"init.d"のスクリプトのみだったのですが、他のユーザさんが制作したアプリ版も公開されました。ただ、ウチの環境ではどちらもうまいこと動作しないようで、スリープ中にリブートされてしまう症状が出ております。

なので「こんな方法もある」的に、参考としてご覧いただければ。

こちらも要rootなアプリです
こちらがアプリ版の画面。xdaのこちらのスレッドにて入手できます。ちなみにスクリプト版はこちらのスレッドにて公開されております。

もし、「普通に動いているよ」という方がいらっしゃいましたらば、コメントにてお知らせ頂けると助かります。

元々スリープ中には大きな電力消費が発生しないので、「絶大なる効果」を発揮することはないと思われますが、うまく動くいてくれたなら、それなりの省エネ効果はあるハズ。

なかなかに惜しい感じなので、追試などしてみたいと思っております。まぁここまでしなくても、本文前半の一般的な省エネ対策をするだけでも結構効果がありますので、一度お試しあれ。



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