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ポンプにこだわってみる

2012年8月22日  2012年8月22日 
自転車の必需品
ポンプと言っても水を汲み上げたりするアレではなく、自転車の空気入れのこと。自転車を趣味としている方には必須のツールですが、軽快車(いわゆるママチャリ)しか乗らない場合には持っていない方も多いようで。

今回は、そんなポンプにこだわってみるというお話です。こだわると言っても「高級品を買いなさい」という訳ではなく、ポイントを絞ってコストパフォーマンスの良いモノをゲットしましょう。と言った感じの内容。

タイヤの空気を入れるだけなら、ショップの店頭で無料貸し出ししているポンプ(またはコンプレッサー)を借りれば良いのですが、手元にポンプがあればいつでも適正な空気圧を保つことができ、快適な乗り心地も維持できます。

そのために必要なのが、タイヤの適正な空気圧を知ること、そして現在どれくらいの圧がかかっているか知ること、の2点です。

タイヤの側面をチェック
まずは適正な空気圧ですが、多くの場合タイヤの側面に示されます。例えばこちらの場合、"MIN.40-MAX.60 P.S.I (2.8-4.6 kgf/cm2 280-460 KPa)"とマーキングされております。

ここでは3つの単位が使われております。すわなちP.S.Iで見るなら40~60、kgf/cm2で見るなら2.8~4.6 KPaで見るなら280~460が適正空気圧であるということ。

タイヤの適正空気圧が分かったら、次に必要となるのがタイヤにどのくらいの空気圧がかかっている知ること。これはツールを使わなければ分かりません。そのために使うのがタイヤゲージです。バルブに押し当てることで空気圧を知ることができるシロモノ。

とは言え、普通に乗るだけならわざわざタイヤゲージを買う必要はありません。世の中には、その機能を備えたポンプが出回っているのです。

これがポンプにこだわるひとつめのポイント。ホース内の圧力が加味される関係上、厳密にはタイヤゲージの値とは異なるのですが、競技車両でもない限りそこまで追求する必要はないでしょう。

ゲージ部分拡大
例えば、こちらはウチで使用しているPanaracerのポンプに装備されているゲージ。こいつの場合、kgf/cm2とKPaの2つの目盛が切ってあるので、先のタイヤに表示された空気圧と照らしあわせてスコスコと空気を入れてあげればOKという訳です。

続いて、ポンプにこだわるふたつめのポイント。それは、バルブへの対応性です。

自転車用のバルブには、軽快車で使用される「英式(ウッズ)」、マウンテンバイクなどに多い「米式(シュレーダー)」、そしてロードレーサー/マウンテンバイクで使用される「フレンチ式(プレスタ)」の3種があります。

自分が使用しているバルブに合ったポンプを使用すれば良い訳ですが、複数の愛車がある場合に、それぞれ異なるバルブが使用されるのも珍しい話ではありません。

この場合、それぞれにポンプを用意していたのではシャレになりません。けれどもちゃんとしたポンプなら、アダプタなどが付属し、それぞれのバルブで使用できるようになっております。

「ウチには軽快車しかないから」なんて場合でも、別のバルブを使用した自転車が増えないとも限りません。保険的に複数方式がサポートされている製品を選ぶのもひとつの方法でしょう。

まとめますと、「ゲージ付きであること」、「3種のバルブに対応できること」。この2点が高コストパフォーマンスなポンプ選びの基本となります。

写真で紹介した製品は古い物で、すでに廃盤となっておりますが、後継機種としては"楽々ポンプゲージ付"、型番で言うと"BFP-GBG(黒)"または"BFP-YBG(黄色)"が近いモノかと。

要件は満たした上で、そこそこお安いのもありがたいところです。例えば楽天市場ではこんな感じ、Amazon.co.jpではこんな感じとなっております。



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