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変わりダネなFMトランスミッターを試してみる

2012年9月3日  2012年9月3日 
最初にイメージした使い方
FMトランスミッターというのは、広義では入力信号をFM放送と同じ周波数・変調方式の電波に変換する装置のこと。

狭義ではスマートフォンや携帯電話、デジタルオーディオプレーヤーといったデバイスの音楽をFM波で飛ばし、自動車に装備されたラジオで聴くためのカーアクセサリとなります。

ワイヤレスで音楽、と言うとガジェット小僧の頭にはBluetoothが思い浮かびますが、カーオーディオにそれを期待するのは厳しいお話。そこで、最も手っ取り早い方法がFMトランスミッターの使用となる訳です。

そんな背景があるためか、現在目にする多くのFMトランスミッターは自動車のシガーライターから電源を取るようなデザインになっております。本来、汎用性のあるアイテムなのですが、電源の関係で「ほぼ自動車専用」な感じになってしまっております。

で、今回仕入れてきたFMトランスミッターですが、電源には単4形乾電池×1本を使用します。もちろん、eneloopなどの充電池も使用可能。ここら辺が変わりダネの理由であります。という訳で、簡単なレビューなど。

購入後にまずしなければならないのはプリセット周波数の変更です。元が外国製品のためかデフォルトの周波数に日本ではFM波として認められない周波数が含まれております。

日本では76MHz~90MHzまでがFM波として利用できるため、この中で使用されていない周波数に設定します。この辺を参考にして空き周波数を探したり、既存の製品のプリセット値を真似るなどするのがお手軽かと。

プリセットが完了したら、あとは特に何かを設定する必要はありません。使用の際には音源となるデバイスにつないで音楽などを再生し、受信側ラジオで周波数を合わせるだけ。電源すらオートでONになります。

サイズはこんな感じ
入力端子には3.5mmのステレオミニプラグ付きのケーブルが直付けされており、スマートフォンや携帯電話はもちろん、ゲーム機やCDプレーヤーなど、イヤホンジャックのある機器なら何でも接続できます。

受信側はFMラジオであれば何でもOK。もちろん、ソースがステレオでアウトプット側も対応しているならステレオ音声で再生されます。

自動車内で使用する場合もシガーライターを必要としないため、ソケットがすでに埋まっていても問題ありません。加えて、家庭内やアウトドアでも使用可能。

例えば、スマートフォンに接続し、このセットを脱衣所に置き、浴室内の防水ラジオで音楽を楽しむ、なんて使い方もできます。実際ウチではテレビのイヤホンジャックにコレをつないで、小さなFMラジオ(例えばこれとか)で、ワイヤレスヘッドホンとして使っております。

音の遅延はほぼ皆無なので、ゲームのようにサウンドのタイミングにシビアなコンテンツで使用できるのもありがたいところ。

電波の飛びですが、リビングのテレビからキッチンのラジオまでは問題なく届きました。距離的には5mといった感じでしょうか。アンテナの角度によってはノイズが乗ったりする状態ではありましたが。

音質に関しては、FMラジオのレベルと考えればよろしいかと。もちろん、ラジオ自体の性能も関係してくるかと思われます。

とにかく汎用性が高いので、さまざまに活用できるのが本製品の最大のメリットでしょう。ひとつ持っているといろいろと遊べて楽しいアイテムです。

こいつはサンワサプライの直販サイト「サンワダイレクト」の専売商品となっております。オンラインショップは楽天市場およびAmazon.co.jpにもありますので、ポイントなどが溜まっていたりする場合は便利かもしれません。



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