空気清浄機を導入してみる
これがクサイ。大きい方はもちろん小さい方もなかなかの威力です。当初はスプレータイプの消臭剤を使っていたのですが、その回数と量を考えるとバカにならないコストを要します。
「ならば空気清浄機を導入してしまった方が経済的」と考え、機種選定に着手しました。過去に一度だけ空気清浄機を買ったことはあるのですが、それはサーキュレーターにフィルターをつけたような原始的な製品で効果も薄く、結局のところフィルターの寿命を持って製品は破棄されてしまいました。
時は流れて2012年。プラズマクラスターやらナノイーやら、何やら凄そうなテクノロジーが幅を利かせております。それらの多くは単なる空気清浄を超えたさまざまな効果がある様子。期待が膨らみます。
各テクノロジーの実効性はさておき、とりあえずの目的である消臭能力を中心に製品のスペックやら口コミやらをチェックすること数日、ある機種が浮かび上がって来ました。
それがダイキン工業の"うるおい光クリエール コンパクトタイプ MCK55N"。これを選んだ理由は以下の通りです。
1)ニオイに対する効果に期待が持てそう
2)ランニングコストがお安め
3)加湿機能付き
といった感じであります。1)が決め手となった訳ですが、それを強く後押ししたのがこちらのコンテンツ。広告である以上、少々の誇張はあるだとは思われますが、ウチのニーズに合致したその内容は心に響きました。
2)は、消耗品であるフィルターの寿命が10年と長かったり、他のフィルター/パーツも交換不要であったりと経済的に使用できます。もちろん、定期的なメンテナンスは必要ですが。
3)は、導入時期がちょうど空気の乾燥する季節であり、加湿器的なアイテムを持っていないので選定要素となりました。水や加湿フィルターも除菌されるらしいのもポイントです。
で、実際に設置してみました。おおよそ1ヶ月ほど使ってみての感想など。
まずは外観/サイズですが、想像よりは大きく感じます。オーダー前に設置場所をシミュレーションしておいた方がよろしいかも。吸気口が正面下部、および左右なので壁に寄せ気味で設置できるのはありがたいところです。
ちなみにカラーはココアブラウンをチョイス。汚れが目立たないようにという配慮からだったのですが、筐体の表面にホコリを呼びやすいようで、それが結構目立ちます。その点ではバニラホワイトの方が良かったかも。
本製品にはニオイセンサーが用意されており、その感度はACコンセントを挿し込んだ後の1分間で決定されます。その時点における部屋の状態が基準となる訳です。
すなわち、部屋がクサイ状態でセットアップしてしまうと、ニオイセンサーの働きが鈍くなり、強烈なニオイにしか反応しない、なんてことにもなりかねません。
このため、最初は何も考えずにACコンセントを差し込み、標準運転で半日ほど空気清浄を実施。ACコンセントを抜くとニオイセンサーもリセットされるので、これを利用して改めてニオイセンサーの感度を決定しました。ちなみにホコリセンサーの方は自動になっており、特に何かをする必要はありません。
運転モードは、自動/しずか/標準/ターボ/花粉があり、日常的に使用するのは自動/しずか/標準の3つのみ。しかも標準では運転音がうるさくなり、しずかでは空気清浄能力が落ちます。なので、基本的には自動運転することになるかと。
肝心の消臭能力ですが、かなり強力です。もちろん「ニオイがたちどころに消える」なんてことはありませんが、いつの間にやら気にならないレベルに落ち着きます。以前は家中のいたるところでネコのオシッコ臭さを感じたのですが、導入後はほとんど感じられません。正直これには驚きました。
しばらく使うとプレフィルターにはホコリが溜まるので、これも効果は実感できます。少なくともホコリとニオイには効果がある製品であると言えそう。特にウチと似たような状況(ペットのニオイ)をどうにかしたいと言う方にはオススメです。
特殊な製品という訳ではないので、一般的な家電量販店での購入も可能ですが、通販でのお求めなら楽天市場や、Amazon.co.jp辺りを探してみるのがよろしいかと。
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