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2013/08/07

[Android] 200円でOTG接続なUSBハブを作ってみる

こちらが素材となった2点
先日セリアにて購入したOTGケーブル。あいにく不良品だったため、動作の方は未検証でした。その代替品が到着したので、サラリと試してみることに。

USBメモリやカードリーダー、USB DACなど接続してましたが、どれも問題なく動作しました。ハズレさえ引かなければ、ごく普通のOTGケーブルとして使用できるようです。当たり前の話ではありますが。

ただ、すでに同様のケーブルが手元に数本あるため、そのまま使っても面白くありません。同じくセリアで購入した2ポートUSBハブが簡単に分解できる構造だったので、この2つを使ってAndroid端末に直結できるOTGケーブル仕様のUSBハブを作ってみることに。

やることは極めて単純です。USBハブからUSB Aコネクタを取り去り、同じくUSB Aコネクタを除去したOTGケーブルを直にハンダ付けするだけ。いわゆる"ニコイチ"であります。

一連の作業においては最も面倒なのが、USBハブの基板からUSB Aコネクタを取り外す作業になるかと思われます。

USBハブをバラバラに
USBの信号と電源(+5V/GND/D+/D-)に使用する足に関しては、こちらの投稿で紹介している"はんだシュッ太郎"を使うことで比較的簡単にハンダを除去できます。

厄介なのはコネクタのハウジングから伸びる足。折り曲げてからハンダ付けするという面倒な処理が施されているのに加え、ハウジングに熱が逃げやすく、ハンダの溶解すら困難です。

正攻法では苦労するのが目に見えているので、今回はモーターツールでハンダといっしょに足を削り取ってしまい、その後ハンダゴテでハンダを溶かしつつ足を押し込んで基板から外す、という方法を採用しました。

コネクタさえ除去できれば、後の作業はさほど難しくありません。

OTGケーブルをバラバラに
OTGケーブルは、USB Aコネクタのハウジングを分解してコードを外すだけでOK。ハウジングは、はめ込み+爪固定だけなので、簡単にバラすことができます。

ちなみに、コードは赤、白、緑、黒の4色となっており、配線もセオリー通りでした。すなわち、赤→+5V、白→D-、緑→D+、黒→GNDという一般的なモノ。

後は、各コードをUSBハブの基板にハンダ付けするだけで機能的には完成です。この段階で動作確認などしてみるのもよろしいかと。その前に、配線状況を厳重にチェックすることを忘れずに。間違えるとホスト側機器に深刻なダメージを与える可能性がありますので。

USBハブのケースには、オリジナルをそのまま使用します。ちょうど、USBコネクタを除去した部分に発生した開口部とケーブルブーツの幅がピッタリで、ケースをはめ込むだけでもそれなりに固定できます。が、左右には比較的簡単に動いてしまうので、少し加工する必要があります。

プラ版などでエンドプレートを作って貼り付ければキレイに仕上げられそうですが、ノリで作業を始めてしまったため、準備ができておりません。ということで、今回はホットメルトを使用。見た目は少々アレですが、機能的には問題ナシということで。

USBハブのケースが黒だったらもっと良かったかも
ということで、Nexus7に接続してみました。ここでは、USBメモリとUSB DACを試しています。

画面はUSB ROMというカスタムROMの設定画面なのですが、ここではOTG接続している機器の確認が行えます。少々見づらいのですが、画面右下の辺りにUSBハブ、USBメモリ、USB DACがリストアップされております。

デバイスとして認識されているのはもちろん、それぞれきちんと動作しました。実際にやるかどうかは別として、この状態で音楽を聴きながらUSBメモリのファイル操作が行えます。

OTGケーブルとUSBハブを普通に接続するだけでも機能するので、あえて"ニコイチ"にする必要性はさほど高い訳ではないのですが、完成してみると、これはこれで便利なのかも? という気持ちになります。

何より、市販品では見つけるのも難しい仕様のアイテムが、200円で完成してしまうのはなかなかに痛快。腕に覚えのあるDIYユーザには、イチオシの工作であります。



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