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USBコネクタ接続の極意

2013年9月12日  2014年11月8日 
みんなを悩ませるUSBポート
「USBメモリをPCに挿入しようとしたが入らず、裏返してみるもやっぱり入らない。で、再び裏返したら入った。」ってのは"USBあるある"ネタの定番。

基本的にUSBコネクタは上下非対称となっており、異なる向きで挿入することはできません。なので、上記のような事態が発生する訳であります。

昨今、どちらの向きでも挿入可能な構造を持つケーブルやデバイスがリリースされたりしておりますが、そんなモノを使うまでもなく、ちょっとしたコツさえ覚えておけば大丈夫。

例外もあるので100%という訳には行きませんが、ほとんど場合コネクタをチラリと一瞬見るだけで正しい向きを判別して、一発で挿入することができます。今回はそんな極意をご紹介。

なお、話を単純化するため、今回はPCの前面あるいは側面に備えられたUSBポートにUSBコネクタを挿入するというシーンを想定しています。

USBケーブル編
ポイントはUSBマーク
まずはUSBケーブルをPCに接続する際のポイント。ほとんどのUSBコネクタには、ハウジングにUSBマークが入っております。良く見るとこのマークは片面にしか入っておりません。

これが目印となります。接続の際には、自分からUSBマークが見える向き挿入すればOKです。


USBデバイス編
ポイントは大きなロゴ
お次は直接USBコネクタが装備されている、USBメモリのようなデバイスの場合。ケーブルと異なり、USBマークが入っていることはほとんど無いため、上記方法は使えません。

そんな時には、デバイスの表面にプリントや刻印で示されるメーカ名/ブランド名/製品名に注目します。これが自分から見える向きで挿入すればOKです。


究極編
ポイントはケースの繋ぎ目
実はこれだけ覚えておけば大丈夫という、究極の方法があります。注目すべきはコネクタの金属ケース。よく見ると、継ぎ目のある面が存在するのが分かるかと。これが目印となります。

接続の際には、この継ぎ目が無い方のスムーズな面が自分から見える向きで挿入すればOK。USBマークなど、目印となるモノがない場合にも有効な方法であります。


例外編
ポイントはむき出しの端子
USBコネクタを採用したデバイスの中には、厚さを抑えるために金属ケースを使用していない場合があります。例えばこちらのような製品。右側の凸部分がUSB端子となっております。

この場合に注目するのはむき出しになった端子部分。金色(または銅色)の端子が自分から見える向きで挿入すればOKです。


ここまでは、USBポートが横向きであることを前提に話を進めてきましたが、例えば一部のPCやUSBハブ、PS3などのように横置き/縦置きの両方に対応した機器においては、設置する向きによってUSBポートの向きも変わってしまいます。こうした場合でも、一点だけ押さえておけば大丈夫。

ここで注目するのは天板の方向です。実際の設置とは無関係に天板が上になった状態を意識すれば、上記4つの極意をそのまま適用することができます。慣れるまでは、天板の方向に小首をかしげて(頭を傾けて)イメージしてみるのがよろしいかもしれません。

本ページでご紹介したコツを覚えておけば、USBコネクタがなかなか入らないイライラとお別れできるのはもちろん、スムーズかつスマートにUSBコネクタを挿入するという上級者の所作を身に付けることもできます。USBコネクタを見た際にでも思い出して頂けますれば。



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