Sonicareを新調してみる
現在使用中の電動歯ブラシ"Sonicare"が役立っているのかもしれません。個人的には音波振動がうんぬんというよりは、歯への当て方だけに集中できるのでよく磨けるのではないかと思ったりする訳ですが。
ならば、別の電動歯ブラシでも良さそうなモノですが、なんとなく別のブランドを試す気がおきません。一定の効果が実証されているので、わざわざ他を試す必要がない...というか、要するに面倒なのです。
バッテリ交換までして延命してきた2代目"Elite PRO HX7800"ですが、スイッチ付近のラバーが破れるなど、かなり疲れが見えてきたのに加え、替えブラシのストックも尽きたのでこれを機会に思い切ってリプレースすることに。
機種選定のポイントとなるのは、これまで使用していた"Elite PRO HX7800"と同等の機能を持つモノ。要するに余計なモードがなく、シンプルに磨くだけの機能を持つモデルであります。
もちろん、コストは安い方がよろしいに決まってます。そんな感じで選ぶと"パワーアップ HX3110"と"イージークリーン HX6520/50"の2機種が候補に。
けれども、仕様をよく見てみると"パワーアップ"はブラシストロークが約15,000ストローク/分と、他の製品の半分程度になっております。ドラッグストア販売モデルということでデチューンされているのでしょうか?
音波振動に関する効果の差異は不明ですが、ストローク数が少なくなるのは避けたいところ。ということで、機種は"イージークリーン HX6520/50"に決定。サクッとオーダーしました。その後数週間使ってみましたので簡単なレビューなど。
それまで使用していた"Elite PRO HX7800"と比較してのプロコン(Pros/Cons)リスト形式でお送りします。
Pros(良い点)
○スリム&軽量化
全長こそ変わらないものの、だいぶスリムになりました。重量も165g→130gと軽量化。おかげで取り回しが良くなりました。"Elite PRO HX7800"ではガシッとつかむ感じで持っていたのですが、"イージークリーン HX6520/50"では指先でつまむように持つことができます。
○リチウムイオン充電池
スリム化&軽量化にも貢献しているのですが、それ以外にメモリ効果がなく、バッテリの管理に気を使う必要がないというのも大きなメリットでしょう。
○替えブラシのコスト
Eliteシリーズの替えブラシはお世辞にも安価とは言えず、気になっていたのですが、"イージークリーン HX6520/50"で使用するプロリザルツは構造が簡素化されており、コストも安くなりました。なのですが...Consへと続く。
Cons(悪い点)
×バッテリインジケータ
"Elite PRO HX7800"では5段階の残量インジケータが装備されており、直感的にバッテリ残量を読み取ることができました。けれども"イージークリーン HX6520/50"では、1個のLEDで通電状態やバッテリ残量を示すようになっており、残量の判断が少々面倒になっております。
×安全性
リチウムイオン充電池は溜め込めるエネルギー量が多いため、破裂や発火により重大事故につながる危険性があります。もちろん、そうならないように各種安全装置が組み込まれている訳ですが、一応念のため。
×ブラシ寿命
Eliteシリーズの替えブラシは6ヶ月と長めなのですが、プロリザルツは3ヶ月と半分になっております。単価が安くても、寿命が短いので、トータルコストはあまり変わらない...可能性もあったりなかったり。
総評
少々の不満はあるものの、全体としては満足できるモノです。使用感はもちろん、肝心の磨き具合も、感覚的にはほとんど差がありません。どちらもスッキリと気持ちよく仕上がります。
元々単機能であるEliteシリーズからの乗り換えなら、歯磨きの機能としては劣る部分もなく、すんなりと移行可能。あくまで見かけ上ではありますが、替えブラシが安くなったのも精神的にラクです。
本体価格がお手頃なのも嬉しいポイントであります。例えば楽天市場ではこんな感じ、Amazon.co.jpではこんな感じとなっております。
なお、"パワーアップ HX3110"の購入を考えているユーザには、実売価格も近くなっているので"イージークリーン HX6520/50"の方を強くお勧めします。
***Edit***
プロリザルツの互換ブラシを試してみました。詳しくはこちらから。
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