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DUALSHOCK3のバッテリを交換してみる

2013年11月23日  2014年11月4日 
バッテリを外した状態で記念写真
初代→2代目とPS3本体が変わってもそのまま使い続けてきた"DUALSHOCK3"。最近ではちゃんとインジケータが消えるまで充電しても、数日で充電を促されるようになってきました。

2007年11月11日の発売と同時に飛びついたので、あれから丸々6年間も動いていたことになります。消耗品であるバッテリがおかしくなるのも当然かもしれません。

メーカー的には内蔵バッテリの寿命が製品の寿命と定義しているようで、バッテリが消耗した場合には買い替えを推奨しております。ボタンやスティックがまともに動作しないのであれば納得もできますが、問題なのはバッテリだけであり、これはちょっと承服できません。

リサイクルのためとはいえ、バッテリの外し方まで教えておきながら交換不可というのもどうなのよ? といった感じが。

"DUALSHOCK3"の場合、例えバッテリがなかったとしても、USBケーブルでPS3と接続すれば有線コントローラとして使用することができます。が、それでは使い勝手がよろしくありません。もちろん、買い替えなんぞは初めから想定していないので、残る手段は社外品によるバッテリ交換ということになります。

例えば楽天市場Amazon.co.jpなどでは、社外品の互換バッテリが販売されております。ハズレ(不良品)を引いてしまった場合の交換など、いろいろな手間を考えれば国内で買うのが安心な訳ですが、ここはひとつネタとしてあえて海外通販してみることに。

そんなこんなで、ガジェットの殿堂としても有名な通販大手の"DealeXtreme"を覗いてみると...ありました。ネタに最適なヤツが。

送料込みで$2.60。これならハズレでも笑って許せます。容量詐称が当たり前の中華バッテリにおいて、あえて500mAhを掲げる奥ゆかしさもポイントです。ということで、これをサクッとオーダーしてみました。支払総額262円ナリ。少々時間がかかりましたが、モノが届きましたので簡単にご紹介など。

純正バッテリとの比較
こちらが純正バッテリとの比較写真。左の青い方が交換用に購入したモノで、右側が純正品です。どちらも、バッテリセルとコントローラを樹脂フィルムで固めただけの構造は一緒。

ただ、交換用に手配した品にはラベルがなく、型番はもちろん容量の表示すら見当たりません。裏も表も青一色。

サイズ的には、純正品と比較して縦に長く、幅は細く、厚みは同等な感じとなっております。純正品は樹脂製のクレードルに乗った状態で"DUALSHOCK3"の基板に固定されていたのですが、サイズが異なるので当然クレードルは使用不可。

そのため、基板への固定用に両面テープが付属している...ハズなのですが、今回届いたモノにはありません。しかたがないので、手持ちの両面テープ(スポンジベースで厚みのあるタイプ)を使用しました。なお、コネクタは完全に互換性のあるタイプだったので、単に挿し込むだけOKでした。

実際に使ってみましたが、充電は問題ナシ。バッテリが膨らんだりするようなこともありません。今のところは、ですが。正確に測ったわけではないのですが、使用可能時間が極端に短いというようなこともありません。

突っ込みどころが満載のバッテリではありますが、とりあえずは問題なく使用できる様子。さすがに寿命までは分かりませんが、この値段なら1年も持てば上等な感じでしょう。

バッテリ交換自体が保証外の行為であるのに加え、どこの馬の骨とも分からないバッテリを使用するのは決してお勧めできません。特に容積あたりのエネルギー量が大きなリチウムイオン充電池の場合、事故が起こった際にかなりの被害となる可能性があります。くれぐれもバッテリ交換の実行および運用にはご注意を。

***オマケ***
コトのついでに、純正バッテリのラベルに記載されていた情報など。7A1WCBは製造番号なのではないかと思われます。

MODEL MK11-2902
3.7V 610mAh
7A1WCB
MADE IN CHINA



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