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2014/03/17

[Ray] 非対応機でUHSなmicroSDカードを試してみる

日本製らしいです
現在使用中の"Xperia Ray"に入っているのは、ノーブランドのmicroSDカード(16GB/Class10)。なんとなく気にはなっていたのですが、とりあえず動くのでそのまま使い続けておりました。

けれども、もう少し信頼性が高そうな、そしてあわよくば性能アップに期待ができそうなブランド品と交換してみることに。

ということで手配したのが上記写真の品。並行輸入品の東芝製"EXCERIA"(16GB)であります。こちらはSDカードの高速インターフェス仕様であるUHSがサポートされており、読み込みで95MB/s、書き込みで30MB/sを実現するのだとか。

もちろん、それはUHS対応機器で使用した場合の話であり、"Xperia Ray"でその数字を期待することはできません。けれども、メモリの潜在的スペックが高い分、非対応機器でも少しぐらいは恩恵がある...かもしれない可能性に期待して購入してみました。

まずはベンチマークで性能のテストを、と行きたいところですが、現在使用中のmicroSDカードと同じ条件にするため、中身のデータなど一式をコピーします。microSDカードを単一パーティションで使用しているのなら、Windowsでマウントしてコピー&ペーストするだけなので話は簡単。

なのですが、ウチの"Xperia Ray"で使用しているmicroSDカードにはEXT4でフォーマットされた第2パーティションがあり、Windowsエクスプローラ(デスクトップ)で直接読み書きすることができません。そこで、Windows用ディスク管理ツールである"MiniTool Partition Wizard"を使用します。

パーティションコピーのウィンドウ
Windowsエクスプローラでの操作性とは少々異なりますが、このツールを使用すればひとつのパーティションをまるごとコピー&ペーストすることができます。

注意が必要なのは、コピーしたパーティションのペースト先として選べるのはUnallocatedなメモリカードのみという点。すなわち未フォーマットの状態でなければなりません。

microSDカードは購入後すぐに使えるようフォーマット済みであることがほとんどなので、ツールのDeleteコマンドを使って対象となるメモリカードを一度まっさらにする必要があります。なお、複製を作成するには結構な時間がかかるので、作業の際には余裕を見ておいた方がよろしいかと。

ということで、microSDカードのクローンができたので、まずはWindows上でその性能をチェックしてみます。ここで使用するのはディスク用ベンチマークソフトの定番である"CrystalDiskMark"。

なお、今回使用したカードリーダーはUHSに非対応なので、ベンチマークの結果も最大限の性能を示していない点にはご注意くだされ。ちなみに使用したカードリーダーはこちらの品となっております。

Windowsにて比較
で、これがテストの結果です。うっかりウィンドウサイズの大きな雫バージョンを使ってしまったので、数字部分のみの切り抜きにて。上段がこれまでに使用してきたノーブランドの製品で、下段が新たに購入した"EXCERIA"となっております。

当然のように"EXCERIA"の方が高速な訳ですが、それより驚いたのはノーブランドの方の性能。特にファイルサイズが4Kの場合には動作不良レベルの遅さです。良くこんなのを使っていたものだと自分に感心してしまうほど。

何かの間違いかもしれないので再計測してみるも結果は同じでした。シーケンシャルアクセスではClass10の要件をクリアしているだけに厄介なヤツです。

これならmicroSDカードの交換による改善も期待できそう。とはいえ、こちらはあくまでWindows上のテスト結果であり、Android端末で使用する場合にどうなるか分かりません。ということで、今度は端末に実装してAndroidのベンチマークを走らせてみることに。

今回は"A1 SD Bench"というアプリをチョイスしてみました。なかなかに優れたアプリではあるのですが、結果の表示方法が実に地味なので、数字部分のみの切り抜きにて失礼。

Android上にて比較
こちらも上段がノーブランドの製品で、下段が"EXCERIA"となっております。

テスト内容の詳細が分からないので分析も難しいのですが、とりあえずノーブランド品よりは高速であることは分かります。期待したほどの差は見られなかったのが残念なところですが。

ということで、最後に実際の使用感など。microSDカードの読み書きが高速化したことで、サクサク感が向上した...ような気がします。先にベンチマークの結果を見たゆえのプラシーボかもしれませんが。

当方の環境では、"Mounts2SD"を使用してすべてのユーザアプリをmicroSDカードにインストールしております。このため、アプリのインストールやリストの取得などで明確な速さを感じられました。

そして、決定的な違いが現れたのは音楽プレーヤー。これまでは、音が途切れる症状が出ており、開発途中であるOSに原因があるものと思い込んでおりました。が、メモリカードの変更により、この現象はすっかりと終息。まったく想定していなかっただけに嬉しい誤算でありました。

今回の件では、あまりに遅いmicroSDカードは端末の動作や操作性に悪影響を与えるということ。そして、最大限の性能は発揮できないものの、UHS非対応機でも"EXCERIA"はそれなりに高速であること、の2点が実感として理解できました。

UHS対応製品がバカみたいに高価なのであれば話は別ですが、そうでないのなら積極的に選んでもよろしいのではないかと思われます。

例えば、今回使用した16GB版"EXCERIA"の場合、楽天市場ではこんな感じ、Amazon.co.jpではこんな感じの価格になっておりますので。



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