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USB LEDライトを試してみる

2014年5月16日  2014年5月16日 
サイズはかなりコンパクトです
よさ気なガジェットを探してeBayなどをブラブラしていたところ、ちょっと不思議なサムネイル画像が目に止まりました。それは、むき出しの基板にいくつかの電子部品が乗っただけのアイテム。

内容をチェックしてみると、どうやらUSBポートに直結できるLEDライトである様子。未完成品またはパーツに見えますが、どうやらこれで完成品のようです。

特に用途は思いつかなかったのですが、面白そうなので購入してみることに。製品には白色LEDタイプと電球色LEDタイプの2種類があったのですが、白色LEDよりも少々暗くなる代わりに演色性が良い電球色をチョイスしてみました。

見た目もシンプルですが、機能もやっぱりシンプルです。ユーザがコントロールできるのは、USBポートに差し込んで点灯、抜いて消灯という2つの操作のみ。

けれども、基板の裏側にもUSBの端子パターンが用意されているため、ウラとオモテのどちらでUSBポートに差し込んでも点灯します。なので、横向きのUSBポートの場合、上か下のどちらかの方向を照らすかは選択可能となる訳です。

消費電流は約100mA
デバイスとして使用する電流値は100mAとなっており、LEDの発熱も控えめです。長時間点灯させても基板がほんのり暖かくなる程度でした。

明るさもなかなかによろしく、電気を消したトイレで点灯してみたところ、壁面の反射光でもなんとか用が足せる程度にはなりました。暖色系の発色も良好な感じです。

本製品では、レンズやリフレクタを持たない裸のLEDが光源となっているため、LEDに対して上方向を拡散的に照らすという、ランタンと懐中電灯を足して2で割ったような配光となります。

けれども、絶対的な光量が不足しているため、広い空間を照らす用途には向きません。どちらかというと、近場をまんべんなく照らすのが得意なアイテムとなっております。

その場合にネックとなるのが、USBポートに直挿しするという構造。このままではあまりにも使い勝手がよろしくありません。そこで、フレキシブルケーブルを別口で用意してみました。

これは一般的なケーブルの代わりにフレキシブルパイプが使用されており、自由にグネグネと曲げてその形状を保持できるというシロモノ。両端に装備されるコネクタはUSB Aタイプのオス/メスとなっており、今回のLEDライトで使用するのには最適です。

モバイルバッテリならどこでも点灯可能に
実際の利用イメージはこんな感じ。これならばある程度LEDの向きや距離を調整できるため、だいぶ使いやすくなります。

今回用意したモノはUSBの+5VとGNDのみの結線となっており、電力供給用としてしか使えません。それでも、奥まったところにあるUSBポートを手間に引き出したり、ジャマなケーブルをさばいたりするのには便利に使えるかも。

先のLEDライトと組み合わせることで、読書灯や細かな作業用の補助灯として使うことができます。ノートPCに挿してキーボードを照らす、なんていうありがちな使い方も可能。また、複数のセットを用意すればマクロ撮影用の光源としても役立ちそうです。

「それならば最初からフレキシブルパイプ仕様のLEDライトを買えば良いのでは?」という話もあったりしますが、モジュール化されている分、今回の組み合わせの方が応用範囲が広いのではないかと思う次第で。

いずれも万人向けのアイテムではありませんが、光り物やガジェット好きにはお勧めできるアイテムかと思われます。

今回はたまたまeBayで見つけた2製品を買ってみた訳ですが、後になって調べてみると楽天市場で同等の品が入手できる様子。商品の詳細にはフレキシブルケーブルへのリンクも用意されております。価格的にも、eBayで購入した場合のリスクを考えれば妥当な線かと。

一応LEDライトフレキシブルケーブルはAmazon.co.jpにもありましたが、価格がちょっとアレな感じとなっております。



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