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私的オススメAndroidアプリ(ユーティリティ編)

2014年6月21日  2014年6月23日 
こちらは本物のツールナイフ
個人的に「役立つかも」と思えたアプリを紹介する本シリーズ。今回は使い勝手を良くする方向で作成されたユーティリティ系アプリをご紹介します。

例えるなら、ツールナイフのハサミのような存在。モノを切る機能としてはナイフがあるにもかかわらず、あえて装備されているのは、シチュエーションによってはハサミの方が使いやすいため。

そんな感じで「なくても特に困らないけど、あると結構便利」なアプリをピックアップしてみました。アプリはタブレット端末でも問題なく動作しますが、内容的にはスマートフォンにフォーカスしておりますのでご留意くだされ。

NiLS Notifications Lock Screen(無料)

ロックのままで通知を確認
ロック画面に通知を表示することができるウィジェット。デフォルトのロック画面の場合、通知の有無はステータスバーのアイコンでわかりますが、内容を確認するためには一度ロックを解除する必要があります。

本アプリを使用すれば、ロック状態のままで通知内容の確認が可能に。もちろん、通知をタップすればロックの解除後に対象となるアプリを開くことができます。

通知の表示方法(Compact/Nomal/large)やアプリ別に通知を許可/禁止する機能も用意されており、好みのセッティングに仕上げることができます。

使用の際には標準の時計ウィジェットと置き換えるだけでOK。見た目が近いので置き換えても、イメージが大きく変わってしまうこともありません。さらに、ロック解除もスライド、パターン、フェイスアンロックなど、システムで用意された方法をそのまま使うことができます。

ただ、ロック状態のまま通知を確認できるということは、第三者にそれを見られてしまうことを意味しています。内容によってはセキュリティ上の問題となるかもしれません。その辺を考慮しつつ、ご利用は計画的に。

WakeUp(無料/有料版あり)

アプリのメイン画面
端末を持ち上げるだけで 画面をONにすることができるアプリ。端末に内蔵されたセンサーによって傾きの状態をモニタリングし、水平状態から40度ほど起こされると動作する仕組みとなっております。

なお、アプリによって画面が自動でONになった場合、(ロック画面の状態なら)そのまま水平に戻すだけで画面をOFFにすることができます。

デフォルトでは画面OFFと同時にモニタリングがスタートし、30分後(有料版なら変更可能)にいったん終了となります。もちろん、その間は何度でも機能します。

ただ、本アプリでは傾きしか見ていないようで、手に持った状態で端末を振り回すと点灯/消灯が繰り返されてしまいます。このため、端末を持ち歩く場合にはモニタリングを明示的にOFFにした方がよろしいかと。

こうした特性なので、デスクワーク主体の場合にはかなり便利ですが、持ち歩くシチュエーションが多い場合には威力を発揮できないアプリであるといえます。

「近接センサーや加速度センサーで移動を検知したらモニタリングをOFFにする機能を付けて」と要望を送ってみましたがどうなることやら。近接センサーに関しては採用されました。なお、モニタリング中はかなり電池を消耗するのでご注意くだされ。

WavPlayer(有料)

右側は再生時の画面状態
さまざまな形式のサウンドファイルを再生できるアプリ。ファイル操作関連のインターフェースは持っておらず、インテントによって機能するようになっております。

こちらのスクリーンショットが動作のイメージ。左側画面が他アプリ内でサウンドファイルをタップした状態で、それを開くアプリとして"WavPlayer"を指定すれば、右側画面のように音声が再生されます。

本アプリの大きな特徴は、受話器のスピーカーから出力することができる点。本体のスピーカーでは音声ダダ漏れで困るけど、そのためだけにヘッドホンを用意するのは面倒。といった微妙なシチュエーションでこの機能が活きてきます。

受話器のスピーカーがそのまま使用できるので特別な準備は必要なく、直接耳に当てるのでそれなりの秘匿性も確保できます。まるで電話をかけるようなスタイルで使えるのも不自然さがなくよろしい感じです。

それぞれ単品でも、なかなかに便利なのですが、これらを組み合わせることでさらに使いやすい環境となります。例えばこんなストーリー。

ウチの場合、IP電話に留守電が入ると、そのメッセージがwavファイルとしてメールで送信されるようになっております。

端末でメールを受信すると着信音が鳴るので、ヒョイと持ち上げれば画面がONに(WakeUP)。その瞬間、通知によって留守電が入ったことがわかるので、これをタップしてメーラーを起動(NiLS)。

そのままメールに添付されたファイルをタップすればメッセージが再生される(WavPlayer)といった具合。これら一連の操作を流れるようなスムーズさで行える訳です。

インテントという機能を見てもわかるように、さまざまに連携できるのがAndroidの醍醐味です。直接的な連携にならない場合もありますが、ユーティリティ系のアプリを組み合わせて使うのも、それっぽくてよろしいのではないかと思う次第でありました。



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