ボリューム付きオーディオ延長ケーブルを試してみる
100円ショップとしてはデジタル系小物の品揃えが良い感じなmeets.にて、ボリューム調整機能付きのオーディオ延長ケーブルを買ってみました。
主にデジタルオーディオプレーヤーで使用するアイテムであり、イヤホンジャックとヘッドホンの間に挟み込む形で設置して手元での音量調整を実現します。
少し脱線しますが、これを使うに至ったバックグランド的な話を少々。ウチでは深夜のテレビ/ビデオ視聴やゲームの際に、SONYの"DP-IF5000"というサラウンドプロセッサを使用しております。
"DP-IF5000"には、6.3mmの標準ヘッドホン端子に加えて専用のボリュームも搭載されており、バーチャルサラウンドを含めたすべての機能が使えるようになっております。この機能があるおかげで、専用のワイヤレスヘッドホンが使用不可になってからも有意義に活用できました。
けれども、2系統ある入力に接続したそれぞれの機器で少々音量が異なり、ソースを切り替えるたびに手を伸ばして音量を再調整しなければなりません。これが地味に面倒。そこでボリューム付きオーディオ延長ケーブルの出番となった訳であります。
Amazon.co.jpをチェックしてみると、例えばオーディオテクニカのCN-M30V-BやJVCのAT3A50STなどが見つかりますが、それなりのお値段であるため購買意欲がいまひとつ盛り上がりません。
けれども100円(税込み108円ですが)なら気軽に購入できますし、ハズレでも笑って許せます。そんなお気楽な感じでゲットした本アイテム。さっそくチェックしてみます。まずは外観から。
ケーブル長は約50cmで、途中には取り外し可能なクリップが装備されております。本体は思いっきりプラスチッキーな質感。仕上げもそれなりです。
ステレオミニジャックはボリュームユニットに内蔵されておりますが、プラグの挿入口が単なる穴にしか見えません。もう少しデザイン処理が欲しかったところ。
ボリュームはスライド式となっておりますが、どちらに動かすと音が大きく(小さく)なるのかを示すアイコンなどはありません。すぐに慣れて手探りで調整できるようになりますが、最初は少々戸惑います。
続いて使い勝手など。肝心の音量調整ですが、ボリュームの可動領域が実測で5mmほどしかありません。このため、微妙な調整が難しくなっております。
また、もっとも音量を下げた状態でも消音にはならず、かすかに音が聞こえます。なお、ボリューム調整に起因するノイズはなく快適に音量調整が行えます。
見た目は値段なりの安っぽさですが、とりあえず機能に問題はなさそう。
手元での音量調整を必要とするユーザにはお勧めできる製品かと思われます。この値段なので、とりあえず使い勝手を試してみたいという用途にも最適。
ただ、各パーツの耐久性は未知数であり、気を付けたい部分でもあります。いくら安いとはいえ、頻繁に買い換えるのは無駄というモノ。その辺に関して何かありましたらば、この場にてご報告したいと思っております。
コメント
KANA-RSのような低音スカスカの抵抗器として使える程度だった。