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2014/08/20

[Android] Chrome リモート デスクトップを試してみる

AndroidでWindowsを操作
PCの画面をインターネット経由で共有して、リモート操作も行える"Chrome リモート デスクトップ"。なかなかに面白そうなので試してみることに。

その名の通り、プラットフォームにはChromeウェブブラウザを使用します。また、内部的にGoogleのシステムを使うためGoogleアカウントも必須。

画面を共有する側にはWindows/Mac/Linux搭載機が、リモート側にはWindows/Mac/Linux搭載機およびAndroidデバイスが利用可能となっております。今回はWindows PCとAndroidデバイスを使用するお話。

AndroidアプリはPlayストアにて、Windows PC用のソフトはChromeウェブストアにて無料でダウンロードすることができます。もちろん、利用も無料。また、セットアップの際にはネットワークの専門知識や複雑な操作を必要としないのもポイントです。

で、最初にバックグランド的な話を少々。専門用語がバリバリと登場するので上記文章と矛盾することにもなりますが、「こんな環境で動きました」という説明なのでご容赦を。なお、"Chrome リモート デスクトップ"のセットアップでこれらの用語が登場することはありません。

具体的な環境ですが、母艦にはWindows VistaがインストールされたノートPCを、リモート端末にはNexus7(2012)を使用しました。ノートPCとリモート端末はWi-Fiで家庭内LANにつながっており、ルータからはDHCPによる動的なIPアドレスが割り振られます。

また、ルータのWAN側もプロバイダから配られた動的なIPアドレスを使用。どこにでもある極めて一般的な構成かと思われますが、特に問題もなく"Chrome リモート デスクトップ"が使用可能でした。

PC名をタップするだけで接続します
なお、セットアップが完了したら、次回以降はAndroidアプリからWindows PCを指定するだけで接続が可能。

その際、Chromeウェブブラウザが起動している必要はありません。Windows PCが普通に起動していればリモート端末からの操作だけで接続できます。

そんなこんなでWindows PCに接続してみたのが冒頭の画像。標準ではWindows PC画面の解像度そのままで表示されます。なお、縮小・拡大したい場合にはピンチイン・ピンチアウトで好みのサイズに変更できます。

当方の環境ではWindwos PCが1680×1050ピクセル、リモート端末が1280×800ピクセルとなっており、サイズを調整しなかった場合にPC画面のすべてが収まりません。

この場合、リモート端末に表示されたデスクトップをスクロールさせることで隅々まで見渡せるのですが、その操作感覚がかなりユニーク。

リモート端末に表示された共有画面にはマウスポインタも存在しており、タッチ操作で移動やボタンのクリックが行えます。ところが、デスクトップをスクロールさせるのも同様にタッチ操作。一見矛盾する組み合わせですが、これがうまく共存しております。

デスクトップがスクロール可能である場合、マウスポインタと一緒にデスクトップもスルスルと動きます。デスクトップのいずれかの辺に到達するとそれ以上スクロールはせず、マウスポインタのみを動かすことができるようになるという仕様。

キーボードが出ると画面が狭くなります
慣れるまでは戸惑いますが、なかなかに合理的なインターフェースとなっております。

キーボード入力が必要になった場合には、画面右上のキーボードアイコンをタップすればOK。こちらはGoogle日本語入力を使用した際のスクリーンショットとなっております。

ご覧のようにバーチャルキーボードだけで画面の半分近くが占有されてしまい、少々見づらくなります。この場合にはリモート端末を縦画面に持ち替えて画面を回転させると使いやすくなるかも。

また、こちらのスクリーンショットでは上下のバーが見えておりますが、キーボードアイコンの並びにある4つの矢印が集まったアイコンをタップすることで冒頭のスクリーンショットのような全画面表示も行えます。

当たり前の話ではありますが、マウス操作やキーボード入力はもちろん、リモート端末上で母艦のすべての機能が利用できるため、例えばEXCELやWORDを立ち上げて文書を作成し、それをメールで送ったりクラウドストレージに保管したりすることもできます。

Windows PCとまったく同じ感覚で操作できる...訳ではありませんが、作業手順はいつもの通りに行えます。動作スピードも気になるような遅さは感じません。

ネットワーク環境にもよりますが、少なくともWi-Fi環境においてはストレスなく使用可能でした。問題となるのは、母艦となるWindows PCが起動していないと使えないことぐらいでしょうか。

それさえ、クリアできる、あるいは問題とは考えないのあれば結構お勧めのシステムであります。無料で試せますので、興味のある方はぜひ。特に外出先からのリモートアクセスには軽い感動を覚えます。



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