さまざまな物や事に関する、役に立ったり立たなかったりするテキストが綴られるブログ。

2014/08/28

[Android] KitKatでタブレット(風味の)UIを

見た目はタブレットUIそのもの
KitKat(Android4.4)から非搭載となったタブレットUI。それ以前のバージョンでは残されていた内部コードもバッサリと削除され、あっけなく終了してしまいました。

こればっかりは仕方ないと諦めていた訳ですが、KitKatでタブレット風味のUIを実現するという衝撃的アプリ"TabletKat"が公開されたので、ウチのNexus7(2012)で試してみることに。

この"TabletKat"、単体で機能するモノではなく、独自の拡張を実現するフレームワークである"Xposed"のモジュールとなっております。なので、前提として"Xposed"がインストールされており、実際に機能する状態になっていなければなりません。

なお、"Xposed"の利用にはroot権限が必須であり、"Xposed"も"TabletKat"もいわゆる野良アプリとなっておりますので、お試しの場合にはご注意くだされ。

"Xposed"の準備ができている状態ならば"TabletKat"の使用方法はとても簡単です。"TabletKat"をインストールしたら"Xposed"のモジュールメニューで有効化して再起動。さらに、"TabletKat"を開いてEnable tablet UIのスイッチをONにして再起動すれば即機能します。

冒頭の画像がタブレットUIを有効にした状態のモノとなっております。システムバーの左側に寄った各種ボタンや右側の時計やアイコン類など、見た感じはまさに懐かしのタブレットUI。

通知は右下で
もちろん、戻る/ホーム/履歴の各ボタンはちゃんと機能します。

また、システムからの通知は画面右下に表示され、時計部分をタップすればウィンドウがせり上がってきて通知を確認することができます。

不要な通知は横にスワイプすれば消し去ることができ、ウィンドウ右上にある線が3つ並んだ消去ボタンを押せば一発ですべての通知を消すこともできます。

さらに、ウィンドウをタップすると機内モードや通知のON/OFFといった機能に直接アクセスできるメニューが追加されます。ファブレットUIで言うところのクイック設定パネルとは違いますが、それなりに便利な機能。

もちろん個別にスワイプ消去可能
ちなみにアプリの履歴表示は、サムネイルが縦に並ぶタイプとなっております。これまた懐かしのHoneycomb風味。

使いやすいかどうかは微妙な線ですが、横画面で使用する際に左手の親指だけで操作できるのは便利なところであります。

システムバーを中心としたこの辺の使い勝手は、まさにタブレットUIそのもの。正直ここまでの完成度とは思いませんでした。ロック画面が表示された際に、システムバー部分で一瞬だけ描画が乱れますが、それ以外では特に不都合もなく動いている様子。

ただ、残念な点が2つほどありました。そのひとつがシステムの設定画面。タブレットUIでは2ペインの表示が採用されることが多いのですが、ここには変化がなく1ペインのままでした。(追記を参照のこと)

そして、もうひとつがCM11(CyanogenMod 11)で動かないこと。当初"Xposed"がインストール済みだったテスト用のCM11(Snapshot M9)で試してみたのですが、ボタンが表示されず操作不可能な状態に。どうやら下部のバーをカスタマイズする機能と相性が悪いようです。

このため、ストック状態のAOSP版KitKatをインストールしてテストした訳ですが、素の状態のCM11で動かないのであれば、おそらくCM11をベースとしたカスタムROMはほぼ全滅ということになります。

技術的に可能かどうかは不明なのですが、CM系のカスタムROMを愛用している身としては、ぜひとも対応していただきたいところであります。

ただ、数ある"Xposed"のモジュールを活用すれば、それなりに使いやすいシステムにすることは可能。なので、これを機会にAOSP環境に移行しちゃっても良いかなぁ...と思えてしまうほど、個人的エポックメイキングな出来事でありました。

***Edit***
バージョン1.1にて設定画面の2ペイン表示に対応。また少し魅力的になりました。



Related Posts with Thumbnails

0 件のコメント:

新しい投稿へ 以前の投稿へ ホームへ