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[WinPad] ディスクドライブ系USBデバイスを試してみる

2014年9月25日  2014年9月25日 
今回試したデバイス
"Voyo WinPad A1 Mini"はWindowsマシンなので、それ用の周辺機器は問題なく動くハズ。原則的にはその通りなのですが、何事も実際にやってみないことにはわかりません。

ということで、今回は使用する機会も多そうなディスクドライブ系のUSBデバイスを試してみることに。

適当に部屋をあさって集めてきたのがDVDドライブ、HDD(ハードディスクドライブ)、おまけとしてFDD(フロッピーディスクドライブ)の3種類。なお、DVDドライブとFDDは純粋なUSBデバイスなのですが、HDD(2.5インチ)は単なるベアドライブなのでSATA-USB変換ケーブルを接続しております。

"WinPad A1 Mini"はOTG接続によってUSBデバイスに電力を供給することができます。けれども、モーターを動かすためには比較的大きな電力を必要とするため、USBポートからの貧弱な給電ではモーターが回転(スピンアップ)しないこともあったり。これをチェックしたいというのが主な目的であります。

ちなみに、他のノートPCにて計測した各デバイスの消費電流は以下のような感じとなっております。

  HDD DVDドライブ FDD
スピンアップ時 1.14A 0.89A 0.44A
動作時 0.35A 0.49A(0.22A) 0.22A(0.02A)
※カッコ内はディスク停止時の値

ということで、まずは動作が厳しそうなHDDから。スピンアップ時に最大で1.14Aも使用するデバイスではありますが、とりあえず"WinPad A1 Mini"でも使用できました。もちろん読み書きも問題ナシ。

ただ、USB電圧/電流チェッカーを間に挟み込んだ場合、HDDがスピンアップしなかったり、逆に計測器が正しく動作しなかったりする事態が発生しました。電力的にはギリギリの状態である様子。

このため、OTGによるダイレクト接続では使用できないHDDが存在する可能性もあります。その場合にはセルフパワーのUSBハブを介して接続すれば使用可能になるかと思われます。

続いて、パッケージソフトのインストールで必要となりそうなDVDドライブ。こちらも問題なく使用可能でした。しかも、適当なソフトウェアを使えば市販のDVDビデオを再生することができます。

DVDコンテンツも楽しめます
例えばこちらはフリーのメディアプレーヤーである"PotPalyer"の使用シーン。

パフォーマンス的には問題ないのですが、画面点きっぱなしのドライブ回りっぱなしでそれなりに電力を消費するらしく、2時間少々の視聴で100%→27%と激しくバッテリ残量が減りました。

そして最後はFDD。これを活用しているユーザは少ないと思いますが、手元にあったので一応試してみました。もちろん、マウント/読み書きともに問題ナシ。接続するとPCの伝統に沿ってドライブレターにはA:が割り当てられました。

そんなこんなで、消費電流が多めのデバイスではOTGによる電力供給に一抹の不安も残りますが、つなぐだけでさまざまなUSBデバイスが使用可能となるのはWindows環境の大きなメリットであることを再認識しました。

専用のドライバを必要とするUSBデバイスの場合にはWindowsのバージョン互換により問題が起こるかもしれませんが、標準ドライバで動作するモノならば何の気兼ねもなく使用することができます。

その手のデバイスは結構手元に転がっておりますので、機会がありましたらばご紹介などしてみたいと思います。

以下は完全に蛇足ですが、現在でもUSB FDDが市場に存在するのか気になったのでさらっと調べてみました。驚くべきことに、中古はもちろん新品も普通に売っております。例えばAmazon.co.jpならこんな感じ、楽天市場ならこんな感じ。今でもそれなりのニーズがあるのですね。



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