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2015/03/18

[Ray] AOSP版LegacyXperiaを試してみる

導入直後のホーム画面
LegacyXperiaとしては公式なCM12版(LX12)も公開されましたが、同じタイミングで"LegacyXperiaAOSP Lollipop"も公開されました。いずれも2011年モデルのXperia(mogami)シリーズに、Android5.0.2を入れてしまうという豪快なカスタムROM。

とりあえず様子を見たかったので手持ちのXperia RayにAOSP版をインストールしてみました。

LX12も同様ですが、導入の際にはパーティションレイアウトの変更が必須となります。このため、以前の環境で保存したNandroid Backupが利用できません

背水の陣...は言い過ぎですが、それなりにはご注意を。また、アルファ版という極めて開発初期段階のバージョンであるため、今の時点で評価はできません。なので、ここでは導入の概要と簡単な感想程度の記述にとどめておきます。

インストール前の環境としてはICS 4.1.B.0.587のtftがフラッシュされた状態であるか、LX11がインストールされた状態であることが推奨されております。

また、microSDカードも必須となりますが、ただ用意すれば良い訳ではなく、2GB以上の第2パーティションをext4で作成しておく必要があります。パーティションの切り方に関しては、Link2SDやMounts2SDに関して記述されたサイト/ブログをご参照くだされ。

ということで、まずは素材集めから。こちらのサイトで端末に対応したROM本体、Gapps、そして"System-Formating-Tool_signed.zip"をダウンロードしておきます。

miniGappsだとこんな感じ
GappsはHDPI/MDPIと2種類用意されておりますが、Xperia RayならHDPIの方でよろしいかと。また、それぞれに通常版とmini版がありますので、お好みの方をお選びくだされ。

どちらを選んでもPlayストアやGoogle Play開発者サービスなど重要なアプリは含まれておりますのでご安心を。ちなみにこちらのスクリーンショットはmini版を使用した場合の初期ドロワー画面となっております。

そんなこんなで、必要な素材が集まったらインストール作業を開始します。

まずはROM本体を開いて"boot.img"を取り出し、PCの適当な場所に保存。ROM本体は端末の外部SDカードにコピーしておきます。そして、端末をfastbootモードで起動して、コマンドプロンプトから"fastboot flash boot boot.img"などしてkernelを書き込みます。

上記作業で問題がなければ端末をリカバリモードで起動。最初に"System-Formating-Tool_signed.zip"を使ってパーティションレイアウトを変更します。通常のインストールと同様にフラッシュすればOK。その後/dataと/cacheをフォーマットします。

あとはROM本体とGappsをフラッシュして再起動するだけ。初回の起動には結構な時間がかかりますのでご注意を。また、端末はすっかり初期化されてしまっているので、最初はGoogleアカウントの登録といった作業をすることになります。

シンプルな設定画面
で、AOSP版を触ってみての感想ですが、マテリアルデザイン化された登録画面を見た時点で、すぐにLollipopであることがわかります。壁紙やアイコン類、各種動作のアニメーションもLollipopならではの洗練されたモノ。

また、LX12のそれよりもシンプルな"設定"を見れば、これがAOSP版であることがよくわかります。けれども、それだけ。

進捗状況も同時期のLX12と似たような段階にあり、AOSP版に特筆すべき点はありません。もしかすると見落としている可能性もありますが...。

例えば、AOSP版でしか動作しないアプリがあって、これならばきちんと動作する、といった明確な理由があれば納得できるのですが、そこまで検証することはできませんでした。

もちろん、カスタムROMのバリエーションという位置付けにおいては、AOSP版も完全にアリだとは思います。

決して悪くはないのだけれど、積極的に選ぶ理由が見つからない。そんな、釈然としない雰囲気のカスタムROMでありました。


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