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2015/06/22

[Android] Portalを試してみる

ここがまさにファイル転送のportalです
他の端末やPCと通知をやり取りしたりクリップボードを共有したりできる便利ツール"Pushbullet"。以前、当ブログでも取り上げあげましたが、今回は同開発チームによる新作"Portal"を試してみることに。

これがナニモノかというと、Wi-Fiを使用したファイル転送システム。送信側デバイスはWindows/Mac搭載機で、受信側デバイスはAndroid端末という一方通行のファイル転送が簡単に行えます。

Android側には専用アプリを必要としますが、Windows/Mac側はWebブラウザだけで良いのもお手軽なところ。もちろんワイヤレスなので、USBケーブルを接続する手間もありません。そんな"Portal"の使い方を簡単にご紹介します。

まずは準備編から。何はともあれ送信側デバイスにてWebブラウザを起動し、以下のURLにアクセスします。

http://portal.pushbullet.com/

Webブラウザには上記スクリーンショットのようなページが表示されます。大きく目立つQRコードが気になるところではありますが、インストールには使用しないため、ここはひとまずスルーの方向で。

その並びにある"GET IT FOR ANDROID"をクリックするとGoogle Playの"Portal"ページが開くので、アプリを対象となるAndroid端末にインストールします。もちろん、Google Playアプリを使って直接インストールする方法でも問題ナシ。アプリがインストールできたら準備は完了です。

言うまでもありませんが、アプリのインストールは最初の1回のみ。通常のオペレーションは以下のような雰囲気となります。

インストールの流れでQRコードが表示された"portal"のWebページが開いているならそのまま、同ページが閉じている場合にはWebブラウザで開きます。続いてAndroid端末の"Portal"アプリを起動して画面中央のSCANボタンをタップ。

すると、内蔵のQRコードリーダーが起動し、画面もアウトカメラの映像に切り替わるので、先のWebページにあるQRコードを読み込みます。これだけで送信側デバイスとの接続はOK。

ここにファイルをドラッグ&ドロップ
双方のデバイスが接続されると、アプリの画面にはConnectedと表示され、送信側デバイスのWebブラウザでは、こちらのページが自動的に表示されます。

あとは転送したいファイルのアイコンを左記ページにドラッグ&ドロップすれば即座に転送がスタート。なお、複数ファイルを選択してドロップしたり、フォルダをドロップしたりすることで大量のファイルを一度に転送することもできます。

Webブラウザに表示されるファイル名のバックグラウンドはプログレスバーの役割を持っており、グレー部分の減り具合によって転送状況を知ることができます。バックグラウンドが真っ白になって、転送中止用の×ボタンが消えればファイル転送は完了。

ちなみに転送速度ですが、似たような機能をもつ別アプリと比較してみたところ、いずれも同じような時間で終了しました。具体的には253MBの単一ファイルで約1分35秒程度といった感じ。"portal"が特別速いということはなさそうです。

転送されたファイルの保管場所ですが、デフォルト状態では/sdcard/portalとなっております。他の場所に変更することもできますが、指定ディレクトリ内の/portalに保存する仕様となっているため、現時点ではディレクトリ名を指定してダイレクトに保存することはできません。

画層ならサムネイルで表示されます
転送されたファイルは、アプリの画面にリストとして表示されます。こちらは画像ファイルを転送した場合のサンプル。転送したファイルを開くことができるアプリがインストールされた状態であれば、リスト内のファイル名をタップするだけで開くことができます。

また、ファイル名の右に表示される共有アイコンを使って他アプリへの送信も可能...なハズなのですが、ウチの環境では動作せず。送信先として指定したアプリは起動するのですが、情報のやり取りが上手く行かないらしく、ファイルが未選択の状態となります。

ここまで長々と書いておりますが、ファイルを転送するための基本的な手順は、Webブラウザで"portal"ページを開き、アプリでQRコードを読み込んで、Webブラウザにドラッグ&ドロップする、の3ステップ。直感的かつ手軽にファイルを転送することができます。

シンプルなインターフェースゆえ、使い方に迷うこともなさそう。転送先ディレクトリも決め打ちなので、いちいち指定する必要がありません。ただ、自由に指定できる余地があったりするとうれしいかも。

これがファイルピッカー
また、Androidとの親和性も高く、例えばAndroid5.xを搭載したデバイスであれば、画面左からペロッと引き出すファイルピッカー(システム内蔵のファイルブラウザ)に対応しております。

他のアプリから"portal"で転送したファイルを使用する場合、いちいちディレクトリを昇ったり降りたりすることなく、ファイルピッカーからダイレクトに指定できる...ハズなのですが、ウチの環境ではこちらも動作せず。

"portal"で転送したファイルがグレーアウトしてしまっており、タップには反応しません。

まだまだ開発初期段階ということで、いろいろと動作しない機能があったりしますが、フィーリングは良さ気な感じ。今後の改善に期待したいところです。

アプリ自体は無料なうえ、モバイルデータ通信を使用しないため、大量のファイルを転送しても余計なコストが発生しないのもポイント。唯一のネックと言えば、LAN環境が必須であることぐらいでしょうか?

Windows/Mac環境からAndroid端末へ一方通行的なファイル転送する機会が多いなら、なかなかに快適な環境が手軽に構築できますので、一度試してみることをお勧めします。



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