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2015/09/13

[Android] Dolby Atmosを試してみる

あなたのスマホにDolby Atmos
Dolbyと言えばサラウンドシステムの代名詞ともなっておりますが、最近ではスマホ/タブレットにも搭載されていたりします。

一昔前はデコード機能を内蔵した専用チップが搭載されたりしていたのですが、最近ではソフトウェア処理によって同等のことができるようになっている様子。

特に製造コストが厳しいスマホ/タブレットにおいてはソフトウェア方式の採用が多くなるようです。

ソフトウェアであるならば移植の可能性も高まる訳で、実際にそれを行ったのがxdaのユーザであるworstenbrood氏。こちらのスレッドにて公開されております。なかなかに興味深いので試してみることに。

インストールに関してハードウェア的な制限はなく、基本的にはAndroid4.3以降で動作するのだとか。ただ、インストールにはCWMやTWRPなどのカスタムリカバリを使用するため、それなりにハードルは高めかもしれません。

とは言え、どんな機種でも正常動作する訳ではなく、Nexus7(2012)では動きませんでした。そんな訳で、CM12.1をインストールしたNexus4を使用しています。

で、導入方法ですが、上記スレッドのDownloadリンクから本体のzipファイル(現バージョンはR6.5)をダウンロードし、カスタムリカバリにてフラッシュするだけ。

もし、動作しないなどの理由で削除したい場合でも、アンインストーラー(現バージョンはR6.5.1 uninstall)が用意されているので安心できます。

動作設定にはドロワー内の"Dolby Atmos"をタップするか、あるいはCM12.1であればクイック設定パネルのAudioFXタイルから開くこともできます。

操作はシンプル
こちらがアプリを開いた際のスクリーンショット。見てのとおり英語な画面となります。

英文を読む訳ではないので、さほど難解ではありませんが、専門的...というかDolbyの俺ルール的な部分もありますので少々解説など。

まずは画面の下半分。インテリジェントイコライザーとして4つのアイコンが並んでおります。左から3つがプリセットで、アイコンで表現される波形そのままの形で音が強調される感じとなっております。

右端はマニュアル設定で、自分の好みに合わせて調整することができます。変更する際には画面中央のグラフィックイコライザー表示をタッチ操作するだけ。低音から高音まで5か所が設定可能で、その間は適当に補完してくれます。

そして、最下段にあるボタンは、左から音場を広げるサラウンドバーチャライザー、人の声を強調するダイアログエンハンサー、出力のレベルを平均化するボリュームレベラーとなっております。

これらの設定はムービー/ミュージック/ゲーム/ボイス/カスタムの各カテゴリごとに記憶され、画面上部にあるカテゴリ名のボタンで切り替えることができます。

で、実際に試してみた感想ですが、音楽を聴く分には良い感じの音に加工してくれます。設定もお手軽なのですぐに好みのサウンドを見つけることができるかと。画面右上のスイッチアイコンで機能のON/OFFができるので、これを使うとその効果のほどがよくわかります。

YouTubeにて"Dolby Atmos"なコンテンツをチェックしてみましたが、こちらは正直微妙な感じ。それっぽくは聞こえますが、5.1.2や5.1.4で組んだリアルな"Dolby Atmos"とは異なるモノと思った方がよろしいかと。

ひとつ残念だったのは、まれに「ジャッ」というデジタル系のノイズが入ること。ハードウェアの問題なのか、まだ開発中のCM12.1との相性なのかは不明ですが、頻度は少なく特定の条件下で発生する訳でもなさそうです。

そんな感じの"Dolby Atmos"でした。システム標準のサウンド機能として動作するためさまざまなアプリで機能し、最初に好みの設定をしておけば後は手を触れる必要もありません。

面倒なことは抜きにして音をちょっと良くしたいと考えるユーザには便利な拡張機能であると思われます。



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