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2015/10/31

[Nexus4] TaUrUs Kernelを試してみる

画像はxdaのスレッドより拝借
普段使いの電話であるため冒険はできないウチの"Nexus4"。けれども、使いやすさを求めるとカスタム化に行き着いてしまうのが難点です。

このところ、ずっとCM12.1を素の状態で使っていたのですが、開発の方もだいぶ落ち着いてきた感があり、久しぶりにカスタム化に着手してみようという気になりました。

そんなこんなでxdaを探してみると、"TaUrUs"なるカーネルを発見。なかなかに良さ気な雰囲気なのでこれを試してみることに。

この"TaUrUs"、LollipopとMarshmallowの2バージョンが用意されており、今後の展開にも期待できそうです。また、それぞれにAOSP版とCM版が用意されており、さまざまな環境に対応できるのもポイント。なお、ここではCM12.1の入った端末にCM版のLollipop用カーネルを導入しております。

インストールに関しては一般的なカスタムカーネルと同様、ダウンロードしてきた本体のzipファイルを端末のストレージに保存してカスタムリカバリにてフラッシュするという方式。

以下はオプション的な扱いなのですが、本カーネルでは設定ツールとして、Google Playでダウンロード可能な"Synapse"(無料)が推奨されております。その必須関連ファイルである"UKM Synapse Special Editon Mako"も掲載されておりますのでこちらもダウンロードしておきます。

インストール方法はカーネルと同じく、カスタムリカバリにてフラッシュすればOK。もちろん、アプリの方は"TaUrUs"の導入後にGoogle Playから別途ダウンロード/インストールする必要があります。

他のカーネル設定ツールでも、クロック周波数やガバナーなど一般的なパラメータはいじることができるのですが、その設定ツールが知らない機能は無視されてしまいます。

そんな状況なので、ここは素直にインストールしておくのがよろしいかと。なお、以下に登場するスクリーンショットはすべて"Synapse"の画面となっております。

めずらしいガバナーもあります
で、その"TaUrUs"ですが、xdaの該当スレッドに掲載されたFeaturesの項目を見てもわかる通り、これでもかと言わんばかりの多機能ぶりとなっております。

例えばCPUガバナーでは、performance、ondemand、conservative、interactiveといった一般的なモノはもちろん、pegasusqやhellsactive、lionheartなどめずらしいガバナーもサポート。

ガバナーの種類が多いから高性能ということはないのですが、いろいろといじって遊びたい向きにはうれしい仕様となっております。

実際の使用感ですが、まったくもって快適そのもの。機能てんこ盛りの割には不安定な感じがなく、普通に使えます。また、クロック周波数の最高値こそノーマル(1.5GHz)のままですが、最低値が192MHzと低くバッテリにもやさしい感じ。

ウチの環境では、CM12.1のブートアニメーションがチカチカする(ことがある)という不都合が発生しておりますが、動作には問題ナシ。再起動した場合、ちょっと目にうるさいだけです。

導入しただけでもそれなりに快適になりますが、入れたらぜひ設定したいのがDT2W(Double Tap 2 Wake)。その名のとおり、端末の画面をトントンと2回タップすることでスリープを解除できる機能です。タップする場所は、上半分/センター/下半分/全体の指定が可能。

こちらで有効にしないと使えません
比較的有名なMODであり、"TaUrUs"に固有の機能ではありませんが、これがあるとないとでは使い勝手に雲泥の差が出ます。

例えば、スリープ状態の端末で時間や通知を確認しようとした場合、両手で端末を保持するか、または手首を変な角度に曲げつつ片手で電源ボタンにアクセスする必要があります。

けれどもDT2Wなら画面をタップするだけでOK。机に置いたりスタンドに立てかけたりなどの状態に関係なく、簡単にスリープを解除することができます。

さらに、CM12.1ではステータスバーのダブルタップでスリープに入る機能があるため、これを併用すれば通常オペレーションにおいて電源ボタンに触る機会はほとんどなくなります。物理的にヘタるスイッチ接点の保護にも効果的。

ただ、DT2Wの使用によってほんの僅か電力消費が増えるのに加え、移動中など不用意にスリープが解除されてしまう可能性もあります。これに対応するのがDT2W PowerKey Resumeという機能。

この機能が有効になっている場合に電源ボタンを使ってスリープさせると、一時的にDT2Wがオフとなります。就寝時など、長時間DT2Wを使う必要がない場合に一時停止させることで電力消費を抑えることができ、移動時の不用意なスリープ解除も回避できるという次第。

電源ボタンを押したり着信があったりなどでスリープから復帰した場合、DT2Wは再び有効となり、以降はダブルタップでのスリープ解除が可能となります。

このDT2Wを使うためだけにカスタムカーネルを導入しても良いのでは? と思えるほど便利な機能。一度使うと手放せなくなります。

他のカスタムROMやカスタムカーネルにも搭載されている機能であり、特に"TaUrUs"にこだわる必要はない訳ですが、機能はもちろん安定性も優れており、Nexus4のカスタム化を楽しむユーザには一度お試しいただきたいカーネルでありました。



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