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臭わないポリ袋を試してみる

2016年2月3日  2016年2月3日 
そのものズバリな名前です
猫のトイレに必須となる猫砂ですが、以前はベントナイト系のモノを使っておりました。その時には排泄物をゴミとして処理していたのですが、その後おから系の猫砂へと変更したのを機に大きい方はトイレに流す方式に。

時は流れて先日のこと、"猫のうんちをトイレに流すと詰まる"という話を聞きました。これは聞き捨てなりません。

どうやら猫のそれは水に溶けにくく、排水管に詰まりやすいのだとか。ネット上ではユーザによる事例の報告もあり、その解決のために結構な額の工事費用が必要となることも記載されております。

逆に「長年その方法だが問題はない」という意見もあります。配管の具合や使用している設備が影響するのだと思われますが、まさに"運"が良ければトイレに流しても問題ない、という訳ですな。

とは言え、問題が発生する可能性がある以上、トイレでの処理を続ける訳にはいきません。ということで、再びゴミとして処理する方向で考えることに。その時に問題となるのが臭いです。

ゴミを収集するタイミングの関係で、長ければ数日室内でそれを保管することとなり、ゴミ用として販売されているポリエチレン製の袋(いわゆるポリ袋)を使用してもいつの間にか臭ってきます。

それを嫌ってトイレに流せそうなおから系の猫砂に変えた訳で、これが結構快適だったりするから困りもの。どうにかして臭いの問題を解決しなければなりません。ということで探してきたのが"BOS"で作られたポリ袋。

ポイントは"消臭"ではなく"防臭"であること。つまり、臭いを消すのではなく袋から漏れないようにする訳です。一般的なポリ袋は気密性が高そうな雰囲気ですが分子レベルでは隙間があり、そこを通って臭いの成分が外に漏れます。

消臭袋の場合、消臭成分によって臭いを消す努力をするのですが、その量が少な過ぎるためすぐに飽和してしまい、臭いが漏れ出してきます。

一方、"BOS"の場合には、臭いの漏れるスピードが遅くなるよう設計されており、一定時間は人間の知覚できる臭いの濃度に達しません。このため、無臭に感じる...という仕組み。

製品バリエーションは結構豊富で、ペット用はもちろん、おむつ用や尿とりパッド用、防災備蓄用などさまざまな用途に向けた複数のサイズがラインアップされております。当方で購入したのは小型犬用のSSサイズ。1枚の大きさは17cm×27cmで、1箱200枚入りとなっております。

見た目は普通のポリ袋
モノの雰囲気ですが、見た感じは普通のポリ袋。手触りは若干サラサラとしており、使用時や移動時のガサガサ音も少なくなっております。

袋の色は水色で内容物が薄っすらと透けます。こちらの写真は、サンプルとして電池を入れてみた様子。見てのとおり、ブランド名が確認できるレベルの透過度となっております。

で、実際にモノを入れてみての感想ですが、うたい文句どおりでした。出来立てのぬくもりを感じるほど鼻を近づけても臭いを検知できず。袋に入れた直後はもちろん、翌日確かめてみるもまったく同じ結果でした。

サイズ的にも猫のそれなら全然問題ナシ。モノを入れたら袋の口を数回ねじってから結んで密閉するのですが、長手方向に余裕があるので作業も簡単です。

仕様や性能は文句ナシなのですが、少々気になるのはランニングコスト。正直、もう少し安価だと嬉しかったりします。市場価格のサンプルですが、楽天市場ならこんな感じ、Amazon.co.jpならこんな感じとなっております。

パッケージデザインから専用品のように感じますが、実際には臭いの強い食品を一時保管する場合などにも使用可能。その意味においては汎用性が高く、コストパフォーマンスに優れた製品であると言えます。

似たような境遇で悩まされている愛猫家には、ぜひ一度お試しいただきたい逸品でありました。



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