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Pokémon GO Plusで遊んでみる

2016年9月20日  2016年10月10日 
付属のベルトを装着
位置情報系スマホゲームであるポケモンGoをサポートするウェアラブルデバイス"Pokémon GO Plus"。運良く購入できたのでちょっと試してみることに。

Bluetoothによりスマホと接続することで、ポケストップのアイテムを入手したりポケモンの発見および捕獲を試みたりすることができる便利アイテムです。

さらに、歩いた距離も計測されるため、タマゴを孵化させたりお供ポケモンのアメがもらえたりといった機能にも対応。ただし、ペアリングしたスマホにてポケモンGoを実行していることが大前提となります。

が、起動さえしていれば良く、バックグラウンドで動いていたり、端末がスリープしたりしていても"Pokémon GO Plus"は問題なく使用可能。

そんな雰囲気のデバイスですが、本体にはマルチカラーLED内蔵のボタンが1個あるだけで、電源スイッチすら存在しないという究極なまでにシンプルなインターフェースが採用されております。

背面にはストラップホール付きのクリップカバーが装備されておりますが、パッケージに同梱されたベルト付きカバーと交換することで、腕時計的な装着にも対応。上記の写真がベルトを装着した状態となっております。

内部にはバイブレーターを備えており、振動と発光のパターンで状況をフィードバックするという仕組み。結構いろいろなパターンがあるので、以下に基本的なモノをまとめてみました。

アイコンで光り方まで表現しようとしたのですが、さすがにファビコンサイズでは厳しかった模様。ただ、アイコンが付いた5項目は"Pokémon GO Plus"でゲームを楽しむために不可欠であるため、目立つようにアイコンはそのままにしておきます。

ポケモン発見(振動+緑点滅)
未知のポケモン発見(振動+黄色点滅)
ポケストップのアイテム入手/ポケモン捕獲成功(振動+レインボー)
捕獲時にポケモンが逃走した(振動+赤点滅)
ポケストップ発見(振動+青点滅)

上記の基本操作に加え、状況を補足的に説明するフィードバックも用意されております。

■ポケストップからのアイテム入手時
赤点灯→ポケストップから離れてしまった
白点灯→バッグの空き容量不足でアイテムがゲットできない

■ポケモン捕獲時
単振動×3+赤点灯→モンスターボールがないので投げられない
長振動×1+赤点灯→ポケモンボックス満員または距離が離れすぎ

■接続確認用ボタン操作
軽く振動する→接続中
青点滅のみ→接続切れ

ポケモンを発見した状態でボタンを押すと、ノーマルなポケモンボールを投げ、その結果がフィードバックされます。また、ポケストップ発見時にはボタンを押すことでアイテムを入手でき、ポケモン捕獲成功時と同じフィードバックが得られます。基本的な操作はこれだけ。

能書きはこの辺にして早速フィールドに...と思ったのですが、付属のベルトが好みに合わず、これはちょっとナシな感じです。クリップを使うのもひとつの方法ですが、せっかくのウェアラブルデバイスなのだから腕に装着してみたいところ。そこで、手元にあったパラコードで簡易的なベルトを作ってみました。

パラコードでベルトを製作
8の字編みのベルトはクリップカバーで"Pokémon GO Plus"と結合しています。クリップ部分では編むのを止め、ヒモ状態のパラコードを通し、反対側から再び編み始める形で作業しました。

止め具には50円玉を使用。腕に巻き付けてパラコードのループを50円玉にくぐらせれば簡単には外れない、ってな感じになっております。

装着イメージはこちら。作ってはみたものの「やっぱりこれはナシかなぁ?」という気がしないでもありません。本体のデザインがあんな感じなので、ベルトを変える程度ではどうにもならない模様。

それでも、せっかく作ったのだから使わなければ心が痛みます。ということで、"Pokémon GO Plus"を装着してフィールドに出てみました。

事前の準備として、バックグラウンドで休止させられることがないよう、Androidの"設定"→"電池"にてポケモンGoの"電池の最適化"(Dozeモード)をOFFにしておきます。不要かもしれませんが、一応念のため。

あとは外に出てポケモンGoを起動したら、スマホはスリープさせてポケットに収納。「トラブル時の対処以外は操作しない」と心に決めて近所を一周してみました。で、戦績は以下のとおり。

ポケモン発見数:14
ポケモン捕獲数:5
ポケモン逃走数:9

サンプル数が少ないのでアレですが、ちょっと逃げられすぎのような気が。中には図鑑未掲載のポケモンも1匹混ざっておりました。

逃げられまくり
"Pokémon GO Plus"で黄色のインジケータを確認した時点でスマホに持ち替えるべきだったのですが、最初にスマホは操作しないと決めてしまったもので...。変な意地を張らなければ良かった。

ポケモンの希少レベルに応じて、あらかじめ設定しておいたポケモンボール(とズリのみ)を自動で適用する。というような機能が欲しいところです。

現状で可能な対策としては、インジケータが緑なら可能な限り、黄色なら是が非でもスマホを操作する。といったマイルールを実践するしかなさそうです。

高い逃走率はさておき、サポートデバイスとしての出来は良さげな感じ。スマホはスリープ放置でOKなので、端末のみでポケモンGoをプレイする場合に比べて発熱もバッテリ消費も激減しました。ちょっとしたお出かけならモバイルバッテリは必要なさそう。

さらに、雨の中で傘をさしながらのプレイも非常に快適で、軽い感動すら覚えます。スマホをいじりにくい状況が多く、それでチャンスを逃していたポケモントレーナーさんにもお勧め。

本体のデザインさえ我慢できれば、ウェアラブルなデバイスとして常用したい感じです。「そう思うなら(似たような機能を提供するアプリが登場予定の)Apple WatchなりAndroid Wareなりを使いなされ」ということなのかもしれませんが。

必須ではないけれども、あると遊びの幅が広がる"Pokémon GO Plus"。個人的には満足できる製品でした。現状では品薄な感じですが、モノが潤沢に出回るようになったら検討してみるのもよろしいかと。

販路もちょっと特殊なので、通販のご利用ならポケモンセンターオンラインまたはAmazon.co.jp辺りをチェックしてみましょう。

***Edit***
ダイノックフィルムで本体をカーボン仕様にしてみました。興味のある方はこちらから。



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