Nexus5を買ってみた
曰く「現APNが廃止となるので2016年11月15日までに新APNに移行してくれ。なお、これに伴い3G専用端末は使用できなくなる」とのこと。
当然のことながら、これまで何の問題なく使えていたNexus4は使用不可となります。あまりに突然な話で驚くとともに軽い憤りを覚えましたが、何やら救済案があるらしく、もう少し冷静に読み進めます。
曰く「3G端末のユーザには"ZTE BLADE E01"を特別価格9,800円で販売する」とのこと。調べてみると、これが何とも微妙な端末であり、Nexus4ユーザとしてはまったく嬉しくありません。
直情的に「こんなキャリアやめてやる!」と思っても仕方のないこと。が、音声通話の関係でMNPが必要となり、転出・新規加入で6,000円以上も無駄な出費が発生することになります。これはこれでちょっと悔しい感じ。
ということで、前から目を付けていたRefurbish(リファービッシュ)な"Nexus5"を購入することに。例えばAliExpressの場合、北米版D820でストレージ16GBのモデルであれば、かなりお値打ちな感じで購入できます。
"Nexus5"は2013年末に発売された製品であり、純正Android7.0(Nougat)のリリースもないことが表明されております。これだけ見ると賞味期限切れのように感じてしまいますが、その辺は腐ってもNexusブランド。
欠点を補って余りある豊かな経験と知識を蓄えたコミュニティがあり、しばらくは第一線で活躍してくれるハズです。で、注文していたモノが届きましたので、Refurbish品としてどんな感じなのかを簡単にご報告しようかと。
まずはパッケージの状況ですが、箱に僅かな疲れは見えるものの、さほど気になるモノでもありません。製品にはUSB-ACアダプタ、USBケーブル、イヤホンが同梱されておりますが、いずれも新品の状態でした。
そして本体。SIMの押しピン挿入口に使用感が見られたりしますが、全体的に大きなキズはなく、コンディションは良好な部類かと。ボリュームスイッチやUSBポートなどの保護シールも貼ったままでした。
運搬時に画面を保護する透明シートには気泡が見受けられ、貼り直し感がありますが、画面自体に問題はありません。ちょっと気になったのは、上記写真で本体の一番手前側に貼り付けてある銀色のシール。
シールにはLGロゴと謎の文字列が入っており、おそらくRefurbishの検印的なモノと思われます。が、はがすと銀色のドット模様が残るセキュリティシールが使われておりました。なぜ、この場所に?
そんな感じで、外装的に大きな問題はありませんでした。続いてソフトウェア方面のチェックなど。まずはブートローダを起動して中身をチェックしてみます。
ブートローダが"HHZ20h"で、ベースバンドが"M8974A-2.0.50.29"。Webにてチェックしてみると、どうやら最新版である様子。ということは中身はMarshmallow?
それはさておき、LOCK STATEが最初から"unlocked"となっておりました。そんなこともあるのかなぁ? と思いつつ、システムを起動。
ブートアニメーションからMarshmallowであることが確認できました。そのまま見ていると初期設定ではなく、ロック画面に。もちろん、ロックを解除するとホーム画面が表示されます。おいおい。
さすがにアカウント情報は入っていないようですが、気持ちが悪いので即座にブートローダを起動し、"fastboot oem lock"→"fastboot oem unlock"して中身を初期化、そのままTWRPとCM13をインストールしてしまいました。
バッテリがすっからかんであったことを除けば、動作的にも問題はなさそう。Nexus4からSIMカードを移植してLTEのつかみも確認できました。ハード的なトラブルがあると面倒な海外通販ですが、今回は何ごともなく完了したようです。
楽天モバイルのお陰で予定外の端末変更となりましたが、結果的により快適な環境へと移行することができました。因果はともかく「終わりよければ全てよし」といった感じ。
ということで、今後は"Nexus5"が主力機となります。当ブログでの露出も多くなると思われますが、ひとつよろしくお願いしたく。
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