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2016/10/22

Pokémon GO PlusにAuto/Manual切り替え改造を施してみる

こちらが完成品
自転車で散歩するには良い季節になってきました。ついでにPokémon GOなどプレイすればタマゴの孵化もはかどりそう。特にスマホを見ることなくプレイを続けられるPokémon GO Plusは自転車との相性も良さげです。

そう思う一方で、ボタンを押すだけの操作とはいえ、走行中に注意がそれるのは好ましくないような気がしたり。

このモヤモヤを解決できそうなのが、ポケモンやポケストップに反応して自動でボタンを押す処理を行う自動化改造。幸いにして先達によるハードウェアハックの実績があり、ジャンパー線を1本飛ばすだけで実現できます。

ただ、これをすると常に超反応状態になってしまい、図鑑に未掲載のポケモンが出現(ボタンが黄色で点滅)した場合でも、問答無用でPokémon GO Plusが対処してしまいます。

もちろん、この問題に対する解決策もすでにあり、ジャンパー線にスイッチを入れることで動作の切り替えが可能となります。

ということで、Auto/Manual切り替え機能を備えた自動化改造を実施することに。そのためにはスイッチの設置が必要不可欠となるのですが、ケースの加工は結構面倒です。

また、Pokémon GO Plusの内部には少々の水気やホコリを防ぐOリングなどが採用されており、せっかくなのでこれも活かしたいところ。そうなると、やっぱりスライドスイッチなどを筐体に埋め込む訳には行きません。

筐体にキズを付けることなく設置でき、リモート的な操作が行える仕組み...で、思い付いたのがリードスイッチでした。

超小型なリードスイッチ
こちらの写真がその現物。うまいこと磁石を近づけることで両側に伸びた足が磁化してS極とN極になり、ガラス管の中にある電極同士が磁力で貼り付いて導通する、というシロモノ。

磁石を遠ざければ磁力が弱まり、それまで貼り付いていた電極が離れてオープンな状態に戻ります。

理想に近い感じのスイッチではあるのですが、自身で扱ったことはなく、サイズ的なところが懸念としてありました。調べてみると、eBayにて良さげな品が販売されており、試しに取り寄せてみた次第です。

公称サイズは1.8mm×7mmとなっており、普通に入手できるリードスイッチとしては最小の部類かと。これなら、Pokémon GO Plusの少ない内部スペースにも収められそうな雰囲気です。

ということで早速作業を開始。基本的な配線はいわゆる自動化のそれと同じで、バイブレータのGNDとプッシュスイッチの入力をジャンパー線でつなぐ方式です。異なるのはその間にリードスイッチが入るということだけ。

電線には手元にあった0.26mmのジュンフロン線を使用しました。新たに用意するのであれば、より細いポリウレタン線を選ぶのがよろしいかと。いずれにせよ、基板上のプッシュスイッチ端子へのハンダ付けは少々苦労しますので、フラックスの使用をお勧めします。

リードスイッチの本体(ガラス管の部分)は、比較的スペースに余裕のある筐体と基板のすき間に設置することにします。

下の黒いのは固定用両面テープ
そんなこんなで、配線を完了した段階の写真がこちら。リードスイッチの片足だけが妙に長い理由は以下にて。

リードスイッチを正しく使おうと思った場合、両方の足を均等に磁化する必要があり、磁石も専用設計のカスタム品を使用します。さすがにそこまではできないので、今回はテキトーな市販の磁石を使用することにしました。

このため、使い方も変則的な感じとなります。概要としては、強力なネオジム磁石で片方の足だけ磁化し、そこに生じた磁力でもう一方の足の電極を引き寄せて接触する...といった雰囲気。磁力のない釘が磁石に貼り付くのと同じです。

磁化したい方の足を長くすることで、磁石を近付ける位置にマージンを持たせたかった、というのが片足だけ妙に長い理由でありました。

以降は筐体に組み込み、振動対策としてグルーガンでリードスイッチおよび周辺配線を固定。あとは電池を入れて裏ブタを装着すれば作業完了です。外観はまんまノーマルなので、スイッチ付きであることはわかりません。

リードスイッチを操作するための磁石ですが、ダイソーにて8個1パックで売っていた直径6mm×高さ3mmの円筒形ネオジム磁石を使用しました。

これでAuto動作
また、磁石の貼り付け用に粘着タックを準備してみました。ペタペタする粘土のような雰囲気で、少量を丸めて貼り付けるだけで結構な保持力を発揮します。こちらもダイソーで購入したモノ。

本来の用途は、ポスターやメモを一時的に貼り付けるのに使用するのだとか。はがすのも簡単かつ再利用でき、今回の用途ではなかなかに便利です。

で、Pokémon GO Plusに磁石を貼り付けると、無事に自動で動作しました。リードスイッチがうまく機能している様子。磁石を外せばノーマルな状態となり、こちらも問題なく動作しました。

当初、磁石は本体の真横に付けていたのですが、正面の端なら大丈夫であることがわかったので、収まりが良いこちらに落ち着きました。粘着タックの様子ですが、結構がんばっておりバイブレータの振動ぐらいではびくともしません。これはこのまま本採用になりそうな雰囲気。

今のところ磁石の大きさが目立つ感じですが、もっと磁力が弱くても大丈夫そうなので、思い切って直径3mm×厚さ1mmのコイン型ネオジム磁石をオーダーしてみました。これで問題なく動けば、見た目もかなりスッキリするハズ。

そんなこんなで、割りと良好な感じで仕上がったPokémon GO Plu改造の顛末でした。

なお、改造のキモであるリードスイッチですが、楽天市場Amazon.co.jpでも同様な品の入手は可能な様子。納期にこだわらないなら激安価格なeBayAliExpressなどの海外通販を推したいところではあります。

***Edit***
改造ネタの第二弾を投稿しました。興味のある方はこちらからどうぞ。



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2 件のコメント:

Hiro Fuji さんのコメント...

とても魅力的な内容で興味を持ちました。お使いになられたリードスイッチの規格等教えていただけますか。

WHMaster さんのコメント...

仕様ということでよろしいでしょうか?
ズバリそのものではありませんが、以下のページの品が似たような仕様であると思われます。
https://www.aliexpress.com/item/dry-reed-pipe-gold-plated-magnetic-control-switch-1-8-7MM/1094648454.html
大電流が流れる訳でもないので、その辺はテキトーにやっております。

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