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2017/01/21

[Android] JJYEmulatorを試してみる

アプリで電波時計を補正
ずいぶん前に購入した電波式の目覚まし時計。以前は枕元に置いたままでも機能していたのですが、最近ではほとんど電波を受信できません。

他の電波時計は正常に受信できているので、環境的な問題ではなさそう。いろいろとヘタって来たのかも。

ただ、目覚まし機能や液晶ディスプレイなどに問題はなく、「もう寿命」とあきらめるのもシャクな感じです。

ということで、時刻合わせの部分だけなんとかしてみることに。基本的には電波を受信しやすくしてあげれば大丈夫そうなので、窓辺に放置するのもひとつの方法です。

ところが、なかなか電波を受信してくれなかったりして、確実性がいまひとつ。電波に対する感度を上げるのが難しいのなら、逆に電波そのものを強化してしまう、という方法もあります。

例えば、NTPで時刻を合わせて標準電波を発信するデバイスも存在しますが、弱った目覚まし時計用としては費用対効果的にどうかと。具体的な製品としてはこんなのこんなのがAmazon.co.jp辺りで売られていたりします。

もう少しお手軽かつ安価な方法はないものかと探してきたのが、"JJYEmulator"というAndroidアプリ。ちなみに、JJYというのは日本の標準電波を発信する無線局のコールサインとなっております。

もちろん、スマートフォンに標準電波を発信する機能は搭載されておりません。このため、本アプリではユニークな手法が採用されております。それは、13.333kHzの音を大音量で出力することによりアンプを飽和させ、3次高調波となる(ほぼ)40kHzの電磁波を生成するというモノ。

元の音に時刻補正用のコードを乗せておくことで、標準電波と同じ働きをする訳です。このため、福島局(40kHz)に対応した電波時計はOKですが、九州局(60kHz)のみに対応した機種では動作しないと思われます。

最大の特徴はその手軽さ。用意するのはスマホとイヤホンだけです。使い方も簡単で、スマホに接続したイヤホンのケーブルを対象に巻きつけて電波時計の機能である強制受信モードをONに。そして、アプリを起動して待つだけです。

うまく行けば、数分で時刻合わせが完了。ダメな場合には、イヤホンケーブルの巻きつけ方を変えるなどしてみて、それでもダメならイヤホンを外して端末のスピーカーを対象に近づけるという方法も試してみましょう。

セットアップの一例
当方では、こんな感じにセットアップしてみました。イヤホンは直径10cm程度にまとめてループアンテナ風に。それを、目覚まし時計にかぶせただけです。

アプリを起動してボリュームを最大化すると、クリック音のようなサウンドが流れます。いわゆるモスキート音と同様、年齢や耳の状態によって聞こえ方や内容が異なる場合がありますのでご注意を。

聞こえなくても、ボリューム最大でサウンドが流れることに変わりはないので、高級なイヤホンは使わない方がよろしいかと。100円ショップで買えるような安物で充分です。

アプリの起動後にボケーと眺めていたのですが、約4分ほどで時刻合わせが完了しました。原理的には何となく理解できるものの、実際に時刻が合うと軽い感動すら覚えます。しかも、かなりテキトーにセットアップしたのでなおさら。

時刻合わせ不要でいつでも正確、という電波時計のアドバンテージはなくなりますが、思い立った時にでも補正すれば精度的には必要十分。しかも、買い替えや機器を追加するためのコストが発生することもありません。

「電波を受信できないせいで電波時計が塩漬けになっている」そんなシチュエーションには打ってつけのアプリ。心当たりのある方には、ぜひ一度お試しあれ。



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