2017/03/09

Type-CなUSB電圧・電流チェッカーを試してみる

単3電池はサイズ比較用
USBケーブルに割り込ませる形で接続すれば、充電状態を手軽に確認できるUSB電圧・電流チェッカー。今では珍しくもない存在となりました。

すでにいくつかのアイテムを所持しているのですが、新たにPlugable社製の"USBC-VAMETER"を購入してみました。入出力の両端子がUSB Type-Cな専用タイプとなっております。

良くあるUSB A端子を備えた電圧・電流チェッカーとType-C変換アダプタとを組み合わせる方法もありますが、あまりスマートとは言えません。さらに、接触抵抗も増えることとなり、それは避けたいところ。そんな訳で専用タイプを購入してみた次第でありました。

サイズ的にはとても小さく、雰囲気としてはちょっと厚みのあるUSBメモリといった感じ。アルミ製のボディはそれなりに高級感があります。ディスプレイには自らが発光するOLEDが採用されており、暗い場所でも見やすくなっております。

表示内容は、電圧値、電流値、そして充電方向を示す矢印の3種類。直接的にはワット数も充電量もわかりません。個人的にはシンプルで好きですが、用途によっては不便に感じるかも。

充電方向を示すのはUSB Type-Cだからこその機能。従来のUSB充電では、基本的に給電側がA端子、充電される側がB端子となっておりますが、USB Type-Cでは統一端子となったため、つないだだけでは充電方向がわからない可能性があります。で、それを視覚化する機能が付いていると。

それぞれの表示には時間による切り替え方式が採用されており、メインの電圧・電流表示が約3秒、矢印表示が約0.5秒のセットを繰り返します。

USB Type-Cなので、コネクタの向きを気にせず接続できるのは良いのですが、表示の上下反転機能がないため場合によっては文字が逆さまになってしまいます。それで使い勝手が著しく悪化することもありませんが、できれば正しい向きで見たいところ。

こんな感じで使います
で、実際の利用シーンはこんな感じ。ここで使用しているのは、Nintendo Switchと純正のUSB-ACアダプタ。

スタイリッシュとは言い難い...というか正直ダサいUIデザインではありますが、見やすさに関してはさすがOLED。ディスプレイは結構小さめですが、はっきりと数字を読み取れます。

また、"USBC-VAMETER"はUSB PD(Power Delivery)に対応しており、同規格を採用しているらしいNintendo Switchでも問題なく使用可能。ディスプレイには14.7Vが表示されており、まさにUSB PDで充電されているのが見て取れます。

蛇足ではありますが、USB Type-Cにおいては、給電側と充電される側の両方が接続されないと電気が流れない仕様になっているようです。このため、"USBC-VAMETER"を給電可能な機器に接続しただけでは何も表示されません。

モノは試しとNintendo Switchの純正USB-ACアダプタだけを接続してみたところ、確かに電気が流れてきません。さすが任天堂。まったくもって正しい仕様のUSB-ACアダプタを作ってくれました。

で、一般的なモバイルバッテリ+変換アダプタを接続してみると、こちらは電気が流れて"USBC-VAMETER"も動きました。USB Type-Cに対応したモバイルバッテリではないので当たり前の結果ではあります。

これを持って「USB Type-Cなデバイスの充電に一般的なモバイルバッテリは使用不可」という結論に至るわけではないのでお間違いなきよう。"USBC-VAMETER"を使うとそんなこともわかるのだ、という程度のお話と思っていただけますれば。

USB Type-Cに特化した電圧・電流チェッカーは、数えるほどしかリリースされておりません。その中でも、OLEDで見やすく、USB PDでも安心して使用でき、さらに入手性もそれなりに良い"USBC-VAMETER"は(今のところ)お勧めの製品と言えそうです。



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