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Snapdropを試してみる

2017年4月11日  2022年2月13日 
ファイル送信をお手軽に

同一LAN内のデバイス同士でファイルやメッセージのやり取りが手軽に行える(らしい)Webサービス"Snapdrop"を試してみました。ので、簡単にご報告など。

動作に必要となるのはWebブラウザのみ。専用アプリを必要としないのはもちろん、ユーザ登録的な作業も不要です。

準備として必要になるのはファイルを送りたい/受け取りたいデバイスでそれぞれSnapdrop.netにアクセスするだけ。

今回はPC(Windows 10)とスマホ(Android7.1)でテストしてみました。

上記スクリーンショットは、サイトにアクセスした際の初期画面。受信側となるデバイスがまだ"Snapdrop"にアクセスしていないので、画面には相手が表示されません。

受信側のデバイスが"Snapdrop"を開くと、送信側デバイスの画面上にアイコンが現れます。例えばこんな感じ。逆に相手方には自分のデバイスのアイコンが表示されます。

便宜上、送信側/受信側な雰囲気で書いておりますが、デバイス上の"Snapdrop"はどちらの機能も備えており、明確な区別はありません。双方向でファイル/メッセージをやり取りすることができます。

実際にファイルを送る方法ですが、送信側デバイスの"Snapdrop"で相手のアイコンをタップ(左クリック)するとファイルの選択画面となり、指定したファイルを送ることができます。

一方、受信側ではダイアログが表示され、ダウンロードの許可/拒否が選択できます。

また、メッセージを送る場合には、これまた相手のアイコンをロングプレス(右クリック)すればOK。文字入力画面が表示され、SENDをタップ(クリック)すれば、相手先に送られます。

受信側では、以下のスクリーンショットのように、ダイアログにてメッセージが表示されます。COPYボタンをタップ(クリック)すれば、メッセージがクリップボードにコピーされるので、他のアプリにて利用することができます。

日本語もOK

なお、URLを送るとダイアログ上の文字列がそのリンクとなり、タップ(クリック)するだけでそのURLを開くことができます。もちろんコピーも可能。

インターフェースは英語版のみで少々とっつきづらい感じはありますが、少なくともメッセージにおいては日本語が使用可能。

機能的にはこんな感じ。どこかにファイルを保存したりする必要がなく、送る側も受け取る側も面倒がなく、機能もシンプルなので使い方も簡単になっております。

しかも、アプリをインストールするなど事前の準備すら不要。と、コンセプト的にはいいことずくめなのですが、実際には少々使いづらかったり、不安定な感じもあったりします。

ファイルの送信時には画面上部にプログレスバー的なグラフィックが表示されるのですが、単に現在ファイルの転送中であることが示されるだけ。ファイル転送の進捗状況は一切不明です。

また、使い込んでいるとたまに"Snapdrop"が無反応になったり、相手先のデバイスを見失ったりもします。多くの場合、Webブラウザを再起動するなどすれば動作するようにはなります。

ウチの環境だけかもしれませんが、PCからスマホ(いずれもWebブラウザはChrome)にファイルを送ると、スマホ側で「不明なエラーが発生したため、○○○(ファイル名)をダウンロードできませんでした。」と表示されてしまいます。

が、実際にはダウンロードされており、ハッシュ値(MD5)にも異常は見られません。なので、ファイル転送は成功しているけれども、メッセージが少々気持ち悪いだけな感じとなっております。

と、そんな感じのWebサービスでありました。一般論として、この手のWebサービスを使用する場合、セキュリティ的な観点から重要なファイル/メッセージは送らない方がよろしいかと思われます。

逆にそれさえ気を付けておけば、手軽かつ便利に使えるツールであることは間違いありません。興味のある方は一度お試しあれ。

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