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少々長めなUSB PD対応ケーブルを試してみる

2017年6月23日  2017年6月23日 
目立つUSB-IF認証アイコン
USB PDなACアダプタとデバイスを接続するための電源ケーブルとして、少々長めなヤツが欲しくなってきました。

両端がUSB Type-Cのケーブルで、一番長い手持ちの品は、XiaomiのACアダプタに付属してきたモノ。長いといっても1.5mほどしかなく、電源用として設置するには少々の不安があります。

いつものポジションで使うなら、3mぐらいあると余裕な感じ。長さ以外の条件としては、USB PD的に5Aも流すことはなさそうなので、E-Markerは非搭載でもOK。また、電源用なので高速通信も必須要件ではありません。

ということで、USB2.0仕様のケーブルから探してみることに。USB3.0/3.1よりも、物理的にワイヤー数が少なく済むため、細くてしなやかなケーブルになるかも...ってな期待もあったりします。

それらの条件に適合したのが、Amazonベーシックのこちらの品。ほぼ決まりかけたのですが、何となくUSB PD対応(しかも5A)が明記されており、USB-IF認証品であるエレコムの"U2C-CC5P30NBK"が心に響きました。ので、あっさりと予定を変更してこちらを購入してみた次第です。

で、上記写真が到着した品。USB-IF認証ロゴとPower Delivery対応の文字がきらめいております。パッケージなどに明記はありませんが、その仕様からE-Markerが搭載されていると思われます。実際コネクタも長めですし。

そして、開封して驚いたのがケーブルの太さ。実測で5mmほどもあります。しかもゴワゴワで取り回しもよろしくありません。USB2.0ということで細くてしなやかなケーブルを期待していた訳ですが、見事に裏切られました。

同じCtoCケーブルでもずいぶん異なります
こちらは、同じエレコムの"MPA-CC01NBK"と比較した写真。言うまでもなく、左側が今回の"U2C-CC5P30NBK"となっております。

コネクタやケーブルの違いがよくわかるかと。ただ、"MPA-CC01NBK"はUSB PD非対応が明記されており、直接の比較はフェアでないかも。まぁ、期待値と現実の比較、と思っていただけますれば。

...などとネガティブな感想ばかり述べておりますが、これはあくまで個人的な感想。切り口を変えればまったく異なる感想になります。

太いケーブルは被覆が厚いというよりは中身がパンパンに詰まった雰囲気であり、100Wの機器を使用する場合でも安心のたくましさがあります。

金メッキ端子や2重シールドなどの装備もメーカー品ならでは。加えて、5Aの電流に対応することも保証されている訳ですし。

ただ、当方のライトなニーズからすると過剰なスペックの製品であった、というお話でありました。

そんな"U2C-CC5P30NBK"ですが、市場価格としては結構お手頃になっており、例えば楽天市場ではこんな感じ、Amazon.co.jpならこんな感じとなっております。

信頼性や耐久性を重視するならお勧めの一品。取り回しの良さを重視するなら別の製品を選ぶのがよろしいかもしれません。



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