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電球チックなLEDライトを試してみる

2017年9月19日  2017年9月22日 
お手軽なUSB電源仕様
暗所での作業などに便利そうな雰囲気だったので買ってみました。USB電源で点灯する電球型のLEDライト。

モノはJTT(日本トラストテクノロジー)の"denki_U"で、型番は"USBDENUDL"。

見てのとおり、カタチもサイズも白熱電球に近い感じに仕上げられております。

ありがちな製品ではありますが、特徴的なのはタッチセンサー方式のスイッチで無段階の調光が行える点。そして、これまでの電球型LEDライトよりも光の広がる範囲が広くなっている点です。

上記写真で手前に見えているのがセンサースイッチ。軽くタッチすればON/OFFでき、触り続けると最大照度→最小照度→最大照度→最小照度...のサイクルを繰り返します。

好みの明るさになった時点で指を離せば設定は完了。この設定は電源に接続している限り保持されます。

すなわち、調光後にタッチ操作で消灯しても、次回の点灯時には設定した照度で光ります。なお、電源との接続を完全に断つと調光状態もリセットされます。

この動作から察するに、消灯状態でも電力を消費しているような雰囲気。そんな訳でサクッとチェックしてみました。

最大照度:0.52A(2.67W)
最小照度:18.51mA(0.095W)
消灯時:0.085mA(0.004W)

ごくわずかですが、消灯時でも電力を消費することが判明。とは言え、コレを常時給電状態で使用するとは考えにくく、気にする必要はなさそう。

そも、USB-ACアダプタで使うならそれ自体の待機電力があるし、モバイルバッテリなら微電流すぎて自動カットオフ機能が働くハズです。

で、肝心の明るさ。ランタン的に使用した場合ですが、10Wぐらいの白熱電球に近い明るさがある感じ。完全に暗闇となる脱衣所の天井付近に吊るし点灯したところ、薄暗くはあるものの、とりあえず普通に活動できます。

また、夜間にベランダ付近で作業をするための作業灯としても使ってみました。この場合には、目的の場所に近い場所で点灯させることとなり、必要にして十分な明るさが得られました。

いずれのシーンでも、なかなかによろしいと感じたのが光の広がり方。いわゆるLEDライトのように指向性がある光ではなく、下、横、そして上方向まで、それこそ電球的に光が広がってくれます。

狭い空間では天井まで光が回るため、視界の中で極端な明暗差が発生せず、体感的に明るく感じます。また、作業灯として使う場合も、必要な場所に影が落ちないように気をつけるだけで良く、テキトーに吊るすだけで手元から目的の場所まで照らしてくれます。

光がまんべんなく広がります
こちらは、壁際に吊るした状態の配光を撮影したモノ。明るい部分で露出を決定しているため、暗く感じる点にはご注意くだされ。

真上以外のほとんどの方向に光が広がっているのがわかるかと。特に横方向が強く、内部では面実装のLEDが横向きに配置されているのかもしれません。

本体は乳白色の樹脂製なので、LED特有の刺さるような眩しさはなく、良い感じで拡散された光となります。もちろん、点灯状態を直視すればそれなりには眩しく感じます。

装備的なところとして、後端部にはDリング的なパーツが装備されており、ヒモやS字フックで吊るすことができます。何ならUSBケーブルを使って吊るすのでもOK。これなら適当な場所に引っ掛けるだけで良く、何の準備もいりません。まぁ、電源ケーブルなので吊るし用に使うのは非推奨な訳ですが。

LEDの色温度は6000Kということで、いわゆるクールホワイトな感じ。後日電球色が登場するようですが、いま(2017/09/19現在)のところ販売されているのは6000Kモデルのみとなっております。

長時間点灯すると、LEDや基板が入っている根本の辺りで発熱がありますが、ヤバそうな雰囲気ではありません。特別な放熱の仕組みがある訳ではなさそうですが、パワーを控えめにして発熱を抑制しているのかも。

そんな感じで、暗所での作業用としてはもちろん、非常時の照明としても活躍してくれそうなアイテムでありました。個人的には満足度高め。

購入に関してですが、冒頭のリンク先が直販ショップとなっており、そちらで買えますが、楽天市場およびAmazon.co.jpにも直販ショップがありますので、こちらを利用するのもよろしいかと。



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