[Nexus4] Android 8.0 Oreoを試してみる
思い立った時に充電するだけのメンテナンスモードに入り、生かさず殺さずな感じに運用されてきたウチのNexus4。この期に及んで再び日の目を見ることとなった次第でありました。
モノはxdaの"Unlegacy Android Project"スレッドにて配布されております。ダウンロードリンクはこちら。xdaにて公開されていることからもわかるように、ユーザ主体で作成されたカスタムROMとなっております。
しかも、実験的意味合いが強く、今後どうなるかは不明。もちろん、無保証です。間違っても常用など考えてはいけません。今の段階では「Nexus4にOreoが入るのを確かめてニヤニヤする」ための素材と思うのが正解です。
そう言い切れるのは、非常に不安定であるため。ことあるごとにアプリが落ちます。頻度は高くありませんが、システムを巻き込んで落ちてしまい、強制リスタートになることもあったり。
とは言え、モバイル通信やWi-Fi、カメラ、センサーなど多くの機能が(不安定気味ながらも)動作するため、ひと通りOreoを体感することができます。もちろん、日本語も大丈夫。
インストールにはちょっとしたコツが必要になりますので、ここではその辺に関してご紹介しようかと。作業自体は、一般的なカスタムROMのそれと同様。当方ではカスタムリカバリとして、以前から使っているTWRPをそのまま使用しました。
ROM自体は上記ダウンロードリンクの新しい日付の方を落としてくればOKなのですが、問題はGapps。同スレッド内でもいくつか紹介されておりますが、モノによっては上手くインストールできません。
インストール後に処理がリカバリに戻ってこず、しばらくして突然リスタートとなるパターンがあります。それでも、システム自体は正常にインストールされているため、一応起動シーケンスは完了するのですが、最初のセットアップウィザードが停止するため設定を進めることができません。で、そこで詰みと。
とりあえずインストールが成功し、セットアップウィザードの停止もなかったのは、"Slim_gapps_revisited_8.0_micro_05092017_test.zip"というファイル名のGapps。これも先のスレッドで紹介されていたモノで、こちらからダウンロードできます。
それでも、不安定なことには変わらず、"Google Play開発者サービス"が落ちまくって、設定の途中でフリーズしてしまうこともしばしば。電源スイッチによる強制リスタートを根気強く繰り返し、やっと設定が完了するような状態です。
そんな感じですので、実用性は皆無。なのですが、夢はあります。特にNexus4好きにとってはたまらないモノが。できれば、安定動作するまで育てて欲しいROMです。
端末のバックアップが完璧ならば、元の状態に戻すのも容易。なので、興味のあるユーザには(おヒマな時に)試してみるのもよろしいかと思われます。
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