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[Android] 標準機能で通知をコントロールしてみる(Nougat編)

2017年9月4日  2017年9月4日 
便利ではあるのですが...
便利ではあるけれども、時にウザく感じることもあるのがAndroidの通知機能。

通知のON/OFFのみしか設定のないアプリにおいては、ことあるごとに通知音が鳴ることとなり、それが深夜だったりするとかなり迷惑です。

けれども、通知を完全に切ってしまうといちいちアプリを開いて状況を確認しなければならず、それはそれで面倒。

ということで、「通知音やバイブレーションは不要なので、サイレントに通知してね」ってな感じの設定を、Androidの標準機能で実現してみる、というのが今回の企画。一部機種ではAndroid8.x(Oreo)が登場したりしておりますが、いまさらながらにAndroid7.x(Nougat)向けのネタとなります。

具体的な方法としては、通知の表示レベルを細かに設定できる"電源通知管理"を有効にし、ターゲットアプリの通知をコントロールする、というモノ。そのために、まず"システムUI調整ツール"という隠し機能を有効化する必要があります。

その方法は次のとおり。ステータスバーから通知領域を引き下ろすと、画面右上に歯車アイコンが現れます。これを5秒ほどロングプレスしてから指を離すと自動的に設定画面に移行し、「SystemUI調整ツールを設定に追加しました」と表示されます。

で、設定に追加された"SystemUI調整ツール"の項目をタップして開き、"その他"→"電源通知管理"へと進みます。ここで設定できるのは機能のON/OFFのみ。画面右上にあるスイッチをタップして機能ONにします。

これで、アプリごとの通知設定が可能となった訳ですが、その前に本画面で通知の表示レベルを確認しておきます。レベルは0(通知を完全にブロック)から6(通知として許される権限をフルに付与)まであり、自分の用途に応じて指定するレベルを決めておきます。

今回の目的である「音とバイブは不要」な場合、選択すべきはレベル3または2。その違いですが、レベル2はレベル3よりも制限が厳しく、ロック画面に通知が表示されず、通知リストの末尾にソートされるようになります。

それ以下のレベルでも音とバイブはカットされますが、通知の確認自体が難しくなるので、ロック画面で通知を確認したければレベル3を選ぶのがよろしいかと思われます。

アプリごとに指定可能
ということで、次は個別アプリの設定など。Androidの"設定"→"通知"を開くと、インストールされているアプリの一覧が表示されます。

一覧の中から設定を変更したいアプリを選んでタップすると、こちらのスクリーンショットのような画面が開きます。一番上に表示される"重要度"が目的の機能。

丸にAのアイコンをタップするとレベルの変更が可能となります。その隣にあるスライダー的なモノがレベルの設定ツール。左端がレベル0、右端がレベル6となっており、小さな黒丸をタップしてレベルを選択します。

レベル3に設定するなら、右端から4つめに設定すればOK。設定を変えるごとにスライダー下部に短い説明が表示されるのでこちらも参考に。変更内容は即時反映され、保存の操作は必要ありません。

そんな感じで、通知を使用するアプリで気になるモノを片っ端から設定していけば、メールなど重要な通知は可能な限り目立つようにし、プロモーション系のどうでもいい通知はサイレントに通知する、ってな動作も設定できる訳です。

Android7.x(Nougat)を使用しているユーザなら、別途アプリや拡張機能を追加することなく使えるので、通知の動作が気になる方にはぜひお試しあれ。



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