さまざまな物や事に関する、役に立ったり立たなかったりするテキストが綴られるブログ。

モバイル向きのUSB Type-Cケーブルを試してみる

2018年2月20日  2018年2月20日 
いろいろと特徴的なケーブル
USB Type-C搭載スマホに変えた関係で、いろいろと買い換えなければならない昨今。出費は痛いものの、モノ選びはそれなりに楽しかったりする毎日です。

とりあえず必要だったのは、持ち歩きながら充電(いわゆる重ね持ち)するためのショートケーブル。今回はMYLBなる謎ブランドの製品を選んでみました。

その特徴は、見てのとおりのコネクタ形状。USB AもUSB Type-Cもケーブルに対して直角にコネクタが出るL型レイアウトとなっております。そして、もうひとつの特徴が、USB Aコネクタもリバーシブルになっている点。

写真の左側に写っているのがUSB Aコネクタなのですが、一般的なコネクタに見られる金属製のハウジングは存在せず、端子部分のみを露出させた構造となっております。

写真では確認できませんが、裏側もまったく同じ構造となっており、裏と表のどちらでUSB Aポートに挿入しても正しく接触するという仕掛け。シンプルに問題を解決するナイスなアイデアです。

ただ、金属ハウジングがない関係上、端子だけでUSBポート(メス側)をホールドしなければならず、必要なテンションをかけるために端子が肉厚になっております。

そのせいで、USBポート(メス側)の端子にかかるストレスも一般的なコネクタより大きくなります。すぐに不都合が生じる訳ではありませんが、長期的には何かあるかも。

いきなりネガティブな話となりましたが、実際に使ってみるとその辺には目をつぶってしまうほど快適です。L型レイアウトでケーブルがジャマになりにくく、取り回しも良好。特にモバイル環境での充電には効果的です。

スマホとモバイルバッテリを接続してカバンなりコートのポケットなりに放り込む、あるいは重ね持ちして移動するなどの場合、一般的なコネクタでは飛び出し量が大きいため、ケーブルがちょっと何かに当たるだけでもUSBポート付近に大きなストレスがかかります。

スッキリと収まります
けれども、L型レイアウトなら飛び出し量が少なくなるため、相対的にUSBポートへのダメージを減らすことができる訳です。

コネクタの厚みは一般的なモノよりも少々大きくなりますが(実測で7.02mm)、それなりにスリムなモバイルバッテリと端末を重ねてもコネクタ同士が干渉することはありません(左記写真)。

また、本ケーブルではUSB Aコネクタもリバーシブルのため、ケーブルを逃がす方向も選択可能。写真ではデバイスの右側にケーブルを出しておりますが、それぞれのコネクタを裏返せばケーブルも逆向きとなります。

で、ケーブル自体の素性ですが、柔らかくはあるものの、短いためかコシは強め。ナイロン(と思われる)スリーブは高級感があってよろしい感じです。

USB A to USB Type-Cケーブルに必須のプルアップ抵抗もきちんと56kΩとなっており安心して使用できます。データ転送に関してはUSB2.0なので、まぁそれなり。

そんな感じで個人的には満足度の高い製品でした。USB規格的にはアウトな雰囲気のリバーシブルなUSB Aコネクタに抵抗がないのならお勧めの一品。特に重ね持ちをメインに考えるのであれば、チェックすべきアイテムであると思われます。



ー記事をシェアするー
B!
タグ

コメント

ブログ検索
人気の投稿
お知らせ

当ブログのページには、アフィリエイトプログラムのリンクが含まれる場合があります。

管理人への連絡は...
・上部メニューバーの"Renraku"(PC版)
・ハンバーガーメニュー内の"Renraku"(スマホ版)
...のいずれかをご利用ください。

ラベル
新着投稿