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[Mi A1] Magiskでシステムをカスタマイズしてみる

2018年2月28日  2018年2月28日 
Magiskでカスタマイズ
これまでに何回か当ブログに登場しているroot管理アプリの"Magisk"。これまではGoogleのSafetyNetをパスするための機能のみにフォーカスしてきましたが、今回そっち系の話はナシです。

ここで取り上げるのは、root管理と同じくらい重要な機能であるシステム拡張機能に関して。"Magisk"では、専用に設計されたモジュールを使ってシステムの動作を変更したり、新たな機能を追加したりすることができます。

最近手に入れたXiaomiのAndroidスマホ"Mi A1"においては、root権限を取得するための方法として"Magisk"の導入が定番となっており、専用モジュールを使ったシステムのカスタマイズもポピュラーな感じです。

そんな訳で、当方が"Mi A1"をいじくる際に使用したモジュールのいくつかをダイジェスト版でご紹介してみようかと。

まずは、他機種から乗り換えた場合に高い確率でモヤモヤすることになる、ナビゲーションボタンの配置を変更するモジュールから。

■モジュール名
Invert Xiaomi A1 Nav buttons layout
■入手先
Magiskのダウンロードメニューから

"Mi A1"では物理的なナビゲーションボタンが採用されておりますが、その配置は右側が"戻る"で左側が"履歴"となっております。この拡張機能を適用するとその並びが逆になり、一般的なAndroidデバイスと同等になります。

もちろん、ハードウェアとして実装された各ボタンのアイコン形状が変わることはありませんが、見ながら操作するモノでもないので、その辺は妥協することにします。

続いては、指紋認証をちょっと便利にするモジュール。

■モジュール名
A1 Oreo 8.0 Extra Mods
■入手先
XDAのスレッドから

この拡張機能を適用すると、スリープからの復帰時、および再起動時のPIN/パターン入力をパスし、指紋認証のみでホーム画面(または開いていたアプリの画面)に行くことができます。

また、ステータスバーのWi-Fi/アンテナピクトに付属する上下三角のトラフィックインジケータを消し去る機能も搭載。トラフィックインジケータが表示されるたびにその隣のアイコンが数ドットずれてウザいと感じる方には必携の機能です。

さらに、画面のダブルタップでスリープに移行する機能もありますが、実際の利用には他アプリが必須。この機能を使いたい場合、上記スレッドにアップロードされているアプリをインストールします。

最後はAndroid Oreoから導入されたaptX/aptX HDを有効化するモジュール。

aptXが使用可能に
■モジュール名
aptX & aptX-HD Oreo Enabler
■入手先
XDAのスレッドから

Android Oreoでは、エンコーダがオープンソースとなったaptX/aptX HDが取り込まれております。が、これを採用するか否かはメーカーに任されており、"Mi A1"では不採用が選択された様子。

素の状態でも開発者オプションからaptXを選ぶことはできますが、実際に接続するとSBCになってしまいます。

が、本モジュールを適用すれば不足しているライブラリが追加され、aptX/aptX HDが使用可能になります。上記スクリーンショットは実際にaptXレシーバと接続した状態のモノ。現在使用中のコーデックとしてaptXが表示されております。

手元にaptX HD対応のレシーバがなく、こちらの検証はできませんが、aptXに関しては問題なく接続できました。手持ちのレシーバがaptXに対応しているなら試す価値はアリです。


いずれのモジュールも"Magisk"からインストールでき、機能停止や削除も簡単に行えます。それでいて"かゆいところに手が届く"的なスグレモノなので、興味のある方には一度お試しいただきたく。


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