2018/03/06

micro B to Type-Cなアダプタを試してみる

人によっては必須のアイテム
スマホを新調するといろいろと快適になりますが、時には困ることも。その典型的な事例がUSBポートの変更です。

少し前まではUSB micro Bが主流でしたが、今ではUSB Type-Cの採用も多くなっております。このため、機種変更によって今まで使用していた周辺機器やアクセサリが使えなくなって愕然とすることがあったりなかったり。

当方もそのパターンに該当してしまい、いろいろと策を講じる必要が生じました。ということで、買ってみたのがUSB micro BをUSB Type-Cに変換するアダプタ。とりあえず2種類用意してみました。

ひとつはAmazon.co.jpで購入したAukeyの製品。もうひとつはAliexpressで購入した謎ブランドの製品です。用途としてはまったく一緒ですが、少々異なるのはその見た目。

上記写真のとおり、Aukeyのアダプタの方が若干長くなっております。とは言え、ムダに長い訳ではなく、それなりの理由があります。Aukeyのアダプタには、充電にも安心して使用できるよう、56kΩのプルアップ抵抗が入っております。実際にテスターを当ててみましたが、確かに入っておりました。

で、プルアップ抵抗が入っていると、充電時にスマホの給電要求がUSBの標準出力に限定されることとなり、USB-ACアダプタなど出力側の給電能力を超えてしまうことがありません。したがって、変換アダプタを経由した場合でも安全に充電できる訳です。

小さなチップ抵抗が入るだけの話ですが、これに伴い基板には追加パターンが必要となり、基板の面積もそれなりに大きくなると。それで、Aukeyのアダプタは少々長めになっている次第です。あくまで想像ではありますが。

では、もう一方の謎ブランド製品ですが、こちらはその辺の説明がまったくありませんでした。手元に届いてから確認するとプルアップ抵抗が入っていない状態。その分、コンパクトサイズにできたのかな? などと思ってみたり。

実はそんなにコンパクトじゃない?
で、実際に使ってみると面白いことがわかりました。見てのとおり、謎ブランドのアダプタでは差し込んだUSB micro Bオスコネクタの金属部分が多く見えております。

ポートやコネクタの形状はUSB規格で定められており、差し込み量はまったく同じ。違っていたのは、コネクタを覆うカバーの構造にありました。

Aukeyの方は樹脂製カバーがオス側コネクタも覆う構造になっているのに対し、謎ブランドの方はコネクタとカバーがほぼツライチになっております。なので、USB micro Bのオス側コネクタを差し込んだ際に、金属部分が隠れることなく露出すると。

ちょっと数字で見てみることにします。コネクタ単体の全長は、Aukeyが22.1mmで、謎ブランドが17.6mmでした。その差は4.5mm。けれども、実際に装着した際の飛び出し量を測り、その差を算出してみると2.9mmしかありません。

つまり、実際の使用時には、変換コネクタだけを見て想像するイメージほどに差が生じる訳ではありません。もちろん、「約3mmだけでも短い方が良い」と考えるのであればこちらを選択する意味もあるかとは思われます。

なお、どちらの製品も、USB micro Bコネクタを備えたスマホ用デバイスをOTG接続する場合に関しては、まったく問題なく動作することを確認しております。

ということで、充電を考慮しないのであればプルアップ抵抗を意識する必要もありませんが、うっかり充電に使ってしまうことがあるかもしれません。なので、特別な理由がないのであれば56kΩのプルアップ抵抗の搭載が明記された製品を推奨します。

別にAukey推しという訳ではないので、他のメーカーでもOK。さほど高価なモノでもなし、アフターフォローのしっかりした製品なりメーカーなりを選ぶのが正解なのだと思う今日このごろでした。


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