さまざまな物や事に関する、役に立ったり立たなかったりするテキストが綴られるブログ。

ML2032用の充電器を試してみる

2018年6月30日  2018年6月30日 
サイズは極めてコンパクト
ML2032というのは、コイン形のリチウム一次電池であるCR2032と互換性のある二次電池。サイズはもちろん電圧も同等なうえ、充電することで再利用が可能となっております。

以前も紹介しておりますが、eBayにて"BB-M2032CG"なる充電器を見つけたので、これを試してみることに。

価格的にも日本円で約500円とリーズナブルになっており、USB電源で動作するため使い勝手も良さげな感じです。で、オーダーしていたモノが届きましたので、早速チェックしてみました。

上記写真で本体の大きな面積を占める金属部分が電池ホルダー。使用時にはML2032をここに挿し込みます。その反対側には電源用のUSB micro Bコネクタが設置されております。

電源にはUSB-ACアダプタやPCのUSBポートなどが利用可能。効率的ではありませんが、モバイルバッテリを電源として使ったりもできます。

また、表面実装のLEDが2個装備されており、ひとつは電源用の、もうひとつは充電用のインジケータとなっております。裏側には特に何もなく、すべて表面実装のため、パーツの足が出ていたりすることもありません。

ただ、裏面にハンダボールが付いていたり、除去されるはずの銅箔が残っていたりと製造が雑すぎ。動作がまともであるならその辺は問題視しませんが、神経質な方には気になるかもしれません。

で、肝心の動作に関して。使い方としては、ML2032を挿し込んで電源を接続すれば充電が開始されます。とっても簡単。

充電中の様子
スタート直後は2つのLEDインジケータがいずれも点灯します。色は電源用が緑で、充電用が赤。どちらも高輝度タイプのLEDが使われており、動作時にはけっこう眩しかったりします。

充電時間に関してはeBayの商品ページに記述がなかったので、しばらく様子を見てみました。

スタート時には常時点灯だった赤LEDが間欠点灯するようになり、徐々に消灯時間の方が長くなります。12時間ほど充電しましたが、たまに赤LEDが1秒ほど点灯する状態でした。雑な製造とは裏腹に、充電状況が視覚的にわかる優れた設計となっております。

充電後のML2032ですが、これまで使っていた充電器と同様、初期電圧である3.2Vまで戻すことはできない様子。充電後の開放電圧も3.07Vと同等で、充電機能としては互角といった感じです。

けれども、インジケータによって充電状況を把握できるため、ユーザビリティ的にはこちらの方が一枚上手。そして価格は約1/4なのだからこれを選ばない手はありません。ただ、あえて買い換える動機となるか、という点では微妙なのも確か。

そんな訳で、これからML2032デビューする、というのであれば文句なくオススメできる逸品でありました。

なお、購入にあたっては、似たような形でLIR2032用の"BB-L2032CG"なる製品も併売されておりますのでご注意くだされ。なぜかこちらの方が少しお安く、うっかりすると間違って購入してしまいます。



ー記事をシェアするー
B!
タグ

コメント

ブログ検索
人気の投稿
お知らせ

当ブログのページには、アフィリエイトプログラムのリンクが含まれる場合があります。

管理人への連絡は...
・上部メニューバーの"Renraku"(PC版)
・ハンバーガーメニュー内の"Renraku"(スマホ版)
...のいずれかをご利用ください。

ラベル
新着投稿