さまざまな物や事に関する、役に立ったり立たなかったりするテキストが綴られるブログ。

2017/09/19

電球チックなLEDライトを試してみる

お手軽なUSB電源仕様
暗所での作業などに便利そうな雰囲気だったので買ってみました。USB電源で点灯する電球型のLEDライト。

モノはJTT(日本トラストテクノロジー)の"denki_U"で、型番は"USBDENUDL"。

見てのとおり、カタチもサイズも白熱電球に近い感じに仕上げられております。

ありがちな製品ではありますが、特徴的なのはタッチセンサー方式のスイッチで無段階の調光が行える点。そして、これまでの電球型LEDライトよりも光の広がる範囲が広くなっている点です。

上記写真で手前に見えているのがセンサースイッチ。軽くタッチすればON/OFFでき、触り続けると最大照度→最小照度→最大照度→最小照度...のサイクルを繰り返します。

好みの明るさになった時点で指を離せば設定は完了。この設定は電源に接続している限り保持されます。

すなわち、調光後にタッチ操作で消灯しても、次回の点灯時には設定した照度で光ります。なお、電源との接続を完全に断つと調光状態もリセットされます。

この動作から察するに、消灯状態でも電力を消費しているような雰囲気。そんな訳でサクッとチェックしてみました。

最大照度:0.52A(2.67W)
最小照度:18.51mA(0.095W)
消灯時:0.085mA(0.004W)

ごくわずかですが、消灯時でも電力を消費することが判明。とは言え、コレを常時給電状態で使用するとは考えにくく、気にする必要はなさそう。

そも、USB-ACアダプタで使うならそれ自体の待機電力があるし、モバイルバッテリなら微電流すぎて自動カットオフ機能が働くハズです。

で、肝心の明るさ。ランタン的に使用した場合ですが、10Wぐらいの白熱電球に近い明るさがある感じ。完全に暗闇となる脱衣所の天井付近に吊るし点灯したところ、薄暗くはあるものの、とりあえず普通に活動できます。

また、夜間にベランダ付近で作業をするための作業灯としても使ってみました。この場合には、目的の場所に近い場所で点灯させることとなり、必要にして十分な明るさが得られました。

いずれのシーンでも、なかなかによろしいと感じたのが光の広がり方。いわゆるLEDライトのように指向性がある光ではなく、下、横、そして上方向まで、それこそ電球的に光が広がってくれます。

狭い空間では天井まで光が回るため、視界の中で極端な明暗差が発生せず、体感的に明るく感じます。また、作業灯として使う場合も、必要な場所に影が落ちないように気をつけるだけで良く、テキトーに吊るすだけで手元から目的の場所まで照らしてくれます。

光がまんべんなく広がります
こちらは、壁際に吊るした状態の配光を撮影したモノ。明るい部分で露出を決定しているため、暗く感じる点にはご注意くだされ。

真上以外のほとんどの方向に光が広がっているのがわかるかと。特に横方向が強く、内部では面実装のLEDが横向きに配置されているのかもしれません。

本体は乳白色の樹脂製なので、LED特有の刺さるような眩しさはなく、良い感じで拡散された光となります。もちろん、点灯状態を直視すればそれなりには眩しく感じます。

装備的なところとして、後端部にはDリング的なパーツが装備されており、ヒモやS字フックで吊るすことができます。何ならUSBケーブルを使って吊るすのでもOK。これなら適当な場所に引っ掛けるだけで良く、何の準備もいりません。まぁ、電源ケーブルなので吊るし用に使うのは非推奨な訳ですが。

LEDの色温度は6000Kということで、いわゆるクールホワイトな感じ。後日電球色が登場するようですが、いま(2017/09/19現在)のところ販売されているのは6000Kモデルのみとなっております。

長時間点灯すると、LEDや基板が入っている根本の辺りで発熱がありますが、ヤバそうな雰囲気ではありません。特別な放熱の仕組みがある訳ではなさそうですが、パワーを控えめにして発熱を抑制しているのかも。

そんな感じで、暗所での作業用としてはもちろん、非常時の照明としても活躍してくれそうなアイテムでありました。個人的には満足度高め。

購入に関してですが、冒頭のリンク先が直販ショップとなっており、そちらで買えますが、楽天市場およびAmazon.co.jpにも直販ショップがありますので、こちらを利用するのもよろしいかと。



…続きを読む»

2017/09/11

雨靴を新調してみる

控えめなGORE-TEXロゴ
雨や雪などの悪天候時に履くカジュアル系の靴として、トレッキングシューズを愛用しております。

そのヘビーデューティーでゴツいデザインが好き、というのも理由のひとつですが、防水性が高く歩きやすいのがポイント。防水性に関しては長靴の方が強力だったりしますが、通気性が悪いため靴の中がムレる場合があったりします。

しかも、歩行を意識した設計にはなっておらず、普段履きには使いづらくなっております。その点、トレッキングシューズなら悪路の歩行を前提として設計されており、街中での使用においてもさまざまな状況に対応可能。しかもスニーカー感覚の手軽さも持ち合わせています。

で、これまで履いていたヤツが経年劣化によりソールが剥離するという事態に見舞われ、これを寿命とみなして新調することに。もちろん、今回もトレッキングシューズを選んでおります。

モノは、adidasのアウトドアブランドであるTERREXの"AX2R MID GTX"というミッドカットのトレッキングシューズ。ライニングには防水浸透素材のメジャーブランドである"GORE-TEX"が採用されております。

いまさら説明するまでもないとは思いますが、"GORE-TEX"というのは分子レベルで細かな穴がたくさん空いたシート。その穴のサイズが水の分子よりは小さく、水蒸気の分子よりは大きいという絶妙なセッティングになっております。このため、水は通さないけれども、水蒸気は透過するという特性があります。

なので、ライニングに"GORE-TEX"が使用されているこの靴は「防水性が高くしかもムレない」ということになります。アッパーの素材にはナイロンメッシュが採用されており、通気性も良さげです。

ベロは一体型
また、ベロは足の甲のかなり高い位置から始まる一体型となっており、靴紐の部分にあるベロと本体のすき間から水が侵入するのを防いでくれます。

最近のトレッキングシューズにおいては当たり前の構造ですが、履き心地に大きな影響を与えず防水性を高めるその設計思想と造形に感心します。

で、その履き心地に関して。かかとの両サイドに厚めのクッション材が入っており、これのおかげで足を入れた際につま先側に追いやられる感じとなります。

なので、履きなれた靴の通常サイズで選択すると、つま先が少々きつく感じるかも。また、幅も若干細めになっているため、街歩き専用なら1~1.5インチ大きめのサイズを選ぶのがよろしいかもしれません。

実際に履いて歩いてみましたが、クッション性はよろしく、それでいてホワホワするような不安定な感じはありません。靴底に厚みがあるため、一般的なスニーカーよりは目線が少々高くなりますが、これはすぐに慣れます。

いずれも個人的な感覚なので、興味のある方には実際の試し履きは必須。なので、購入に関してはリアル店舗の利用を強く推奨します。

が、あえて通販を所望するというのであれば、まずは楽天市場Amazon.co.jp辺りをチェックしてみるのがよろしいかと。



…続きを読む»

2017/09/04

[Android] 標準機能で通知をコントロールしてみる(Nougat編)

便利ではあるのですが...
便利ではあるけれども、時にウザく感じることもあるのがAndroidの通知機能。

通知のON/OFFのみしか設定のないアプリにおいては、ことあるごとに通知音が鳴ることとなり、それが深夜だったりするとかなり迷惑です。

けれども、通知を完全に切ってしまうといちいちアプリを開いて状況を確認しなければならず、それはそれで面倒。

ということで、「通知音やバイブレーションは不要なので、サイレントに通知してね」ってな感じの設定を、Androidの標準機能で実現してみる、というのが今回の企画。一部機種ではAndroid8.x(Oreo)が登場したりしておりますが、いまさらながらにAndroid7.x(Nougat)向けのネタとなります。

具体的な方法としては、通知の表示レベルを細かに設定できる"電源通知管理"を有効にし、ターゲットアプリの通知をコントロールする、というモノ。そのために、まず"システムUI調整ツール"という隠し機能を有効化する必要があります。

その方法は次のとおり。ステータスバーから通知領域を引き下ろすと、画面右上に歯車アイコンが現れます。これを5秒ほどロングプレスしてから指を離すと自動的に設定画面に移行し、「SystemUI調整ツールを設定に追加しました」と表示されます。

で、設定に追加された"SystemUI調整ツール"の項目をタップして開き、"その他"→"電源通知管理"へと進みます。ここで設定できるのは機能のON/OFFのみ。画面右上にあるスイッチをタップして機能ONにします。

これで、アプリごとの通知設定が可能となった訳ですが、その前に本画面で通知の表示レベルを確認しておきます。レベルは0(通知を完全にブロック)から6(通知として許される権限をフルに付与)まであり、自分の用途に応じて指定するレベルを決めておきます。

今回の目的である「音とバイブは不要」な場合、選択すべきはレベル3または2。その違いですが、レベル2はレベル3よりも制限が厳しく、ロック画面に通知が表示されず、通知リストの末尾にソートされるようになります。

それ以下のレベルでも音とバイブはカットされますが、通知の確認自体が難しくなるので、ロック画面で通知を確認したければレベル3を選ぶのがよろしいかと思われます。

アプリごとに指定可能
ということで、次は個別アプリの設定など。Androidの"設定"→"通知"を開くと、インストールされているアプリの一覧が表示されます。

一覧の中から設定を変更したいアプリを選んでタップすると、こちらのスクリーンショットのような画面が開きます。一番上に表示される"重要度"が目的の機能。

丸にAのアイコンをタップするとレベルの変更が可能となります。その隣にあるスライダー的なモノがレベルの設定ツール。左端がレベル0、右端がレベル6となっており、小さな黒丸をタップしてレベルを選択します。

レベル3に設定するなら、右端から4つめに設定すればOK。設定を変えるごとにスライダー下部に短い説明が表示されるのでこちらも参考に。変更内容は即時反映され、保存の操作は必要ありません。

そんな感じで、通知を使用するアプリで気になるモノを片っ端から設定していけば、メールなど重要な通知は可能な限り目立つようにし、プロモーション系のどうでもいい通知はサイレントに通知する、ってな動作も設定できる訳です。

Android7.x(Nougat)を使用しているユーザなら、別途アプリや拡張機能を追加することなく使えるので、通知の動作が気になる方にはぜひお試しあれ。



…続きを読む»

2017/08/28

デイパックを新調してみる

デザインは結構スマートです
もう何年も愛用してきたデイパックがかなりお疲れな雰囲気となってきたので、この機会に新調してみることに。結構気に入って使っていたので、今回も同じブランドを選んでみました。

モノは、アウトドア系のバックパックを得意とする独deuter(ドイター)の"Hügel 15(ヒューゲル15)"。カラーは4色あるのですが、今回はmossを選んでみました。

雰囲気としては明るめの黄緑色。まさにmoss(苔)な感じです。背負った状態の写真が撮りづらく、サイズ感がわかりにくくなっておりますが、かなりコンパクト。こども用と間違われそうなサイズです。小学生が使うランドセルを薄型にしたようなサイズ感と言えばわかりやすいかも。

deuterのバックパックでは、背面(背中が当たる面)に通気性を持たせる仕組みが採用されているのですが、こちらの品でも"Deuter Airstripes System Daypack"と呼ばれる排熱機構が搭載されております。

これは、縦に並んだ2本のフォームで背中の部分にすき間を作り、チムニー(煙突)効果で熱を上方に排出するというモノ。フォーム自体も板チョコ形状のクッション材にメッシュをかぶせた構造となっており、フォームのすき間からも排熱されるようになっております。

メーカーによると"正しいポジションで背負うことで背面の95%の面積を空気が循環します"ということらしい。で、実際のところはどうなのかと言うと、普通に汗をかきます。

ただ、普段使いの場合は若干ルーズめに背負うため、正しく機能していないかも。物理的にすき間を作る構造なので、背中にぺったり付いてしまうバックパックよりはマシなのではないかと思われます。

続いて収納力に関して。こちらもなかなかに機能的です。メインコンパートメントに加え、正面のフラップに2か所のジッパー付きポケット、および左右サイドにドリンクポケットを装備。また、内部にはジッパー付きのメッシュポケット(フラップ側)と大きめのウェットポケット(背中側)が用意されております。

A4クリアファイルもなんとか入ります
ということで、メインコンパートメントの収納力がわかる写真など。見えているピンクのコレはA4サイズのクリアファイルです。

タテ方向は問題ありませんが、幅が若干狭く、クリアファイルの上部の角がほんの少し湾曲することとなります。

書類にダメージを与えるほどではないので、数枚の書類をクリアファイルに入れて運ぶ分にはイケそうな雰囲気です。

個人的には「コンビニのマルチコピー機でプリントしたりコピーしたりした書類を持ち運ぶ」ってなシチュエーションを想定しているので、その状況においては問題ない、と感じる次第。あくまで"入る"というだけで、"適している"という訳ではない点にご注意くだされ。

再び外装の話に戻りますが、一応アウトドア系のデイパックなので、フィット感を高めるウェストベルト、ならびにショルダーハーネスを連結するためのチェストストラップが装備されております。

いずれも普段使いには少々ジャマだったりしますが、ウェストベルトは取り外しも可能。アジャスターで固定されたベルトを抜き取る方式なので少々の手間ではありますが、使わないウェストベルトがプラプラするよりは全然マシです。

で、1週間ほど使い込んでみましたが、特に不満な点はありません。本体重量は500gと軽量なうえサイズも小さく、取り回しも良好な感じ。そもそも容量が少ないので少々の荷物しか入らず、重くなりにくいのもポイントです。

そんな感じの製品でありました。小さめのデイパックを探しているなら、選択肢のひとつに加えるのもよろしいかと思われます。

それなりにメジャーなブランドなのでアウトドア系ショップでも普通に扱われておりますが、通販で探すなら楽天市場Amazon.co.jp辺りは要チェックです。


…続きを読む»

2017/08/22

SSLサーバ証明書を取得してみる

カスタムドメインはまだですか?
当ブログはGoogleの"Blogger"というサービスを使用しておるのですが、カスタムドメインにより自前っぽい雰囲気を醸し出しております。

その"Blogger"にはHTTPSリダイレクトという機能が実装されております。これを有効化すると、ユーザがブログにアクセスする際にセキュアなSSL接続が使えるようになります。

けれども、これを使えるのはデフォルトのURLを使っている場合のみに限定されます。将来的にはカスタムドメインでも使えるようになるかもしれないようなニオイを漂わせてはおりますが、実装後1年を経過した今でも対応は見られません。

ということで、今回の話は「カスタムドメインの"Blogger"をSSL化する」というネタではありませんのでご注意くだされ。調べてみると、一応できそうな雰囲気ではあるのですが、完璧ではない様子。

導入に手間がかかるのはまだしも、運用まで面倒になるのはいただけません。なので、今のところは静観の構えです。

とは言え、興味がない訳ではないので、とりあえずhogehoge.comをSSL化してみることに。少しかじっておけば、いつか役に立つ日が来るかもしれませんので。

環境により異なりますが、SSLの導入は以下のような流れになります。なお、ここで言う"証明書"は"SSLサーバ証明書"を意味しております。

1.CSR(証明書署名要求)の作成
2.証明書発行の申請
3.証明書のインストールとSSL有効化
4.確認作業

今回は1および2の部分にフォーカスしたお話ということで。まずCSRですが、これは認証局と呼ばれる証明書の発行機関に提出する書類のようなモノ。認証局は提出されたCSRに署名をすることで証明書が完成します。

CSRの作成方法もサーバの種類により異なります。当方の場合、ホスティングサービスが提供するCSR作成ツールを使用しました。

CSRの作成にはドメイン名はもちろん、会社名、国コード、市町村といった情報が必要となります。ここで困ったのが会社名。

当方は普通の個人であり、会社組織としてドメインを所有している訳ではありません。調べてみると、個人の場合には会社名の代わりにフルネームを使用すればOKとのこと。

そんなこんなでCSRが完成したら、次は認証局の選定です。世の中には多数の認証局があり、証明書の発行に必要なコストもタダから数十万円までいろいろ。

なかなかにお手頃です
今回は"FujiSSL"という認証局をチョイスしてみました。

ポイントは1年分で1,000円という激安価格。さらに、再販業者からクーポンコードとして購入すると、1年分が800円(いずれも税抜)になります。

それでいて、審査・発行からサポートまで安心の純国産だし、ルート証明書はセコムだし、サイトシールもあるしで、何気にハイパフォーマンス。

もちろん、申請はオンラインで完結します。個人を証明する訳ではないので、何かの書類を提出する必要もありません。

ドメイン所有者の確認として、サーバの指定場所に認証ファイルを置くかメールでの認証が必要となりますが、手間になるのはこれぐらい。当方はファイル認証を選んだのですが、ファイルをアップロードしてから数分でチェックが完了し、証明書がメールで送られてきました。

あとは証明書のインストールとSSL有効化が必要となる訳ですが、こちらもホスティングサービスが用意してくれたツールを使用しました。おかげで、証明書と中間証明書をコピー&ペーストし、数回クリックするだけの簡単操作で作業が完了。

で、めでたくhogehoge.comがSSL接続に対応した訳ですが、(謙遜ではなく本当に)何もコンテンツのないサイトなので、あまり...というかほとんどメリットはありません。

かろうじて、本稿の最下段にあるフォームメールのSSL化が収穫であったかもしれません。フォームメールのスクリプトがhogehoge.comに置いてあるので、副産物的にSSL化できた次第でありました。

迷ったり調べたりで、それなりに時間はかかりましたが、大きなトラブルもなくコトを進めることができたので良しとします。あとは、カスタムドメインな"Blogger"のHTTPリダイレクトが実装されるのを待つだけ。

その際には現在の証明書が使用不可となる可能性もありますが、そうなったら新たに証明書を取得するだけ。なにせ800円で済むので、精神的にもおサイフ的にも余裕です。

そんな感じなので、証明書の取得を考えているなら"FujiSSL"を選択肢のひとつに加えるのもよろしいかと思われます。




…続きを読む»

2017/08/16

アクティブタイプのタッチペンを試してみる

アクティブタイプならではの細いペン先
以前から興味はあったものの、モノの評判があまりよろしくないようでちょっと敬遠していたアクティブタイプのタッチペン。

内蔵した電子回路とバッテリによりペン先に静電気を発生させることで、指で直接触れることなくスマホやタブレットのタッチパネル(静電容量方式)の操作を実現する...というアイテムです。

機種やアプリに依存しないため、タッチパネルを搭載したほとんどのデバイスで使用できるのがポイント。その代わり、筆圧感知など特別な機能はありません。あくまで指の代わりをするだけのモノとなっております。

デバイスやアプリと連携する訳でもないので、スイッチをONにすれば即座に使用可能となるのも特長といえるかもしれません。

その黎明期には種類も数えるほどしかありませんでしたが、技術的にも原価的にも熟成されてきたようで、現在ではモノも豊富になってきました。この辺が機運であると判断し、とりあえず購入してみることに。

どうせなら、ということでペン先が金属製のこちらの製品を選んでみました。ちなみに、一般的なアクティブタイプのタッチペンでは、樹脂製のペン先が採用されております。

金属製と樹脂製の違いは主に強度。当然のことながら樹脂製は(金属製に比べて)柔らかく、使用に伴って摩耗や変形などが発生します。そのため、交換用のペン先が付属する製品が販売されていたりします。

一方、金属製のペン先は丈夫さが取り柄ですが、タッチパネルへの当りが強いというデメリットも。要するに硬すぎてタッチパネルを傷つける可能性がある訳です。そのため、製品の注意書きでは液晶保護フィルムの使用が推奨されております。

また、使用時にはペン先がタッチパネル(または液晶保護フィルム)に触れる訳ですが、その際にカチカチと音がします。硬いもの同士が当たるので当然のこと。これは樹脂/金属のどちらのペン先でも発生します。

文字も図形もそれなりにこなします
で、実際の使用感など。お絵描きアプリで落書きをしてみました。文字に関しては描画されているのを確認できるため、指先を使うよりは遥かに書きやすい感じ。

ではありますが、書道のように手を浮かせたまま動かす必要があり、一般的な筆記用具とは使用感が異なります。また、ペン先が細いからといって小さな文字がスラスラと書ける訳でもありません。大きく書くならさておき、小さな文字はそれなりに苦労します。

また、本製品ではペン先にバネが仕込まれており、サスペンション的に動作します。

ペン先がタッチパネルに当たる際の衝撃をやわらげるのが目的かと思われますが、書き味の向上という意味でも少しは役立っているのかもしれません。

追従性は非常によろしく、直線を描いたつもりが点線になってしまった...なんてことはありません。文字の下の円形や罫線はかなり素早く描画しましたが、問題なくペン先の動きが再現されています。安定的に静電気を発生することができるアクティブ方式ならではのメリットかと。

ペン先の滑りは驚異的によろしく、フリックやスワイプといったタッチパネル特有の操作で特に効果を発揮します。こうした操作を多用するゲームも快適そのもの。

指でタッチパネルを操作する場合、湿度やタッチパネルの汚れ具合など、環境的要因で滑りやすさが変化します。ゲームにおいては、時に致命傷になることも。そうした状況でもアクティブタイプのタッチペンなら安定した操作が行える訳です。

そんなこんなで総評など。外観的にはスイッチのすき間からインジケータLEDの光が漏れていたり、充電用のUSB micro Bポートがむき出しでホコリが入りそうだったりと気になる部分もない訳ではありませんが、性能的には予想以上に良好な感じ。

筆記用具的な利用を夢見ていると期待を裏切られますが、指の代わりのポインティングデバイスであることを認識した上で購入するなら、結構お勧めな製品でありました。



…続きを読む»

以前の投稿へ ホームへ