[A100] Androidのブートアニメーションを変更してみる
その作業はROOT化ならびにシステムパーティションをいじれるツールがあると簡単なので、ここではその方法でやってみます。
ツールには『Root Explorer』を使用しました。未検証ですが『File Expert』でもOKかと思われます。変更用のブートアニメーションとして使わせていただいたのは、gammaRascal氏の「Android [GEARS] v.2」。どんな内容かはこちらのビデオでどうぞ。なお、ダウンロードはxdaのこちらのスレッドにて。
まずは、ダウンロードしてきた「bootanimation_v2.zip」を「bootanimation.zip」にリネームします。なお、このブートアニメーションは、『ICONIA TAB A500』用に製作されたモノなので、少々いじる必要があります。
「bootanimation.zip」を開き、収録されている「desc.txt」を取り出します。これはテキストファイルなので、適当なテキストエディタで編集可能。当方では、Windows環境で作業したため、システム標準の「メモ帳」を使用しました。
オリジナルのファイル内容は以下のようになっています。
1280 800 24 p 0 0 part0 p 0 0 part1これを、以下のように書き換えます。
1024 600 24 p 0 0 part0 p 0 0 part1書き換えた部分を簡単に解説しますと、1行目の「1280 800」は画像サイズの指定になっております。ここを『ICONIA TAB A100』の画面サイズである「1024×600」に合わせて書き換えてあげます。その後ろの「24」はフレームレート。1秒間に何枚の絵を表示するのかを指定しますが、特に変更する必要はないでしょう。
編集したファイルを保存したら、非圧縮のZIPで「bootanimation.zip」に戻してあげます。圧縮してしまうと、「ファイルは存在するのにブートアニメーションとして認識されない」状態となり、起動時に真っ暗な画面が続いてしまうのでご注意を。裏で起動プロセスは動いているので、待っていれば普通に起動しますが。
後は、この「bootanimation.zip」をAndroidの/system/mediaまたは/data/localに保存してあげればOKです。『ICONIA TAB A100』の場合、システム標準のブートアニメーションが使われるため、標準の状態では「bootanimation.zip」というファイルは存在しません。なので、ファイルを保存するだけの作業となります。
もし、「bootanimation.zip」が存在する場合には、バックアップを取ってから作業するようにしましょう。
「bootanimation.zip」を所定の場所に保存したら、次はパーミッションを644に変更しておきます。『Root Explorer』を使用した場合、こちらの画面のように指定します。
パーミッションを変更したら作業は完了。リブートすると、新しいブートアニメーションが再生されます。
今回使用した「Android [GEARS] v.2」以外にも、xdaにはたくさんの美しいブートアニメーションが投稿されております。例えばこの辺のスレッドとか。プレビューできるモノも多く、全部チェックすると結構な時間がかかります。
ブートアニメーションの変更でAndroidの機能が変わる訳ではありませんが、新鮮な気分を味わうことができます。作業の難易度もそれほど高くないので、ROOT化しているユーザにお勧めのカスタマイズであります。
※お知らせ※
タイトルに『ICONIA TAB A100』と書くと、ただでさえ狭いタイトルスペースが浪費されてしまうので、本投稿からはタイトルに限り[A100]と表記することにしました。以降お見知りおきを。
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