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VisualPingを試してみる

2013年10月30日  2013年10月30日 
もちろん無料で使えます
直接アクセスすることなく、特定Webページの更新を知る方法はいくつかありますが、こちらのサービスもそのひとつ。名前を"VisualPing"と言います。

このサービスでは、始めに対象となるWebページのスナップショットを取得し、一定時間経過後に再びスナップショットを取得。2つの画像を比較して違いが見つかった場合にはメールでお知らせしてくれるというユニークな動作をします。

Webブラウザだけで利用でき、会員登録的なモノは一切不要。利用の際にはターゲットとなるWebページのアドレスと自分のメールアドレスを入力するだけでOKという手軽さが大きな特徴となっております。なかなかに面白そうなので、ちょっと試してみました。

まずは使い方ですが、Webブラウザにて"VisualPing"のサイトを開き、ページ上部にある"Enter Website URL, e.g.http://google.com"と表示されているフィールドに目的のWebサイトのURLを入力します。

URLを入力したら、その並びにある"Go!"ボタンを押すとスナップショットの取得がスタート。数秒後、範囲指定に関するヒントが表示されるので、OKを押してダイアログを閉じるとスナップショットが表示されます。

スナップショット内でチェック範囲を指定したい場合には、マウスのドラッグ操作でそのエリアを囲めばOK。位置やサイズの変更も可能です。なお、範囲指定を行わなかった場合には、自動的にページ全体をチェックするモードとなります。

あとは希望に応じて"SET CHECK INTERVAL"にて、チェックする間隔をHour(毎時)、Day(毎日)、Week(毎週)から選択。

さらに、その隣にある"CHOOSE TRIGGER"にて、どの程度の変化でメール連絡するかをTiny Change(変化小)、Medium Change(変化中)、Major Change(変化大)から選択します。何も指定しなければDay、Tiny Changeとなります。

最後に、"SEND NOTIFICATIONS TO"にて自分のメールアドレスを入力し、最下部にある"Start Monitoring!"ボタンを押せば完了です。あとはメールでお知らせが来るのを待つだけ。

で、ここからは実際の使い勝手などを少々。まず、日本語ページに関してですが、フォントは完全に文字化けします。なので、コンテンツそのものの変化を知る用途には向きません。

文字化けフォントと範囲指定
ただ、1バイトの英数字に関してはきちんと認識されている様子。なので、日本語ページでも数字の変化をチェックしたい場合には問題ないかと思われます。

また、スナップショットの範囲指定ですが、場合によっては指定した部分とは異なる範囲となってしまうことがあります。

例えばこちらではAmazonにて某製品の価格変化をチェックしたく、値段の部分を範囲選択しております。

ところが、しばらくして実際にメールで送られてきたのはこの画像。Amazonのロゴがチラリと写っているところから、座標が左上にズレているのだと思われます。

少々困るのは、すべてのページでズレてしまう訳でもなく、うまくいく場合もあったりする点。ビシッと安定するまでは、この機能を使用せず、Webページ全体のチェックをした方が良さそうな雰囲気です。

また、"SET CHECK INTERVAL"と"CHOOSE TRIGGER"は効果の程が不明。ここはデフォルトのままでよろしいかもしれません。

登録不要なのは本サービスの大きなメリットですが、それが逆に仇となる場合も。例えば、どのWebページを登録したのかを確認したり、設定を修正する手段がありません。

唯一できるのは、送られてきたメールに記載されている削除用のリンクで登録を抹消することのみ。なので、設定を変更したい場合や、間違って登録してしまった場合には、メールが送られてくるのを待ち、一度削除してしてから再び登録するという作業が必要となります。

通販サイトで価格推移をチェック
ちなみに、まともに動作した場合のサンプル(の一部)がこちら。この時には、特にオプション要素は指定せず、WebページのURLとメールアドレスのみを入力しました。

変化がなかった部分は霞がかかったように薄く表示され、変化した部分のみが強調されております。この画像の場合では、タイトルの一部と写真に変化があったことが分かります。

こちらも価格変化をチェックしたく登録したWebページですが、そこではなく別の部分が変更されたため通知が来たというモノです。

全体的には完成度の低さが気になるところですが、発想自体は面白く、使い所を間違えなければお手軽かつ便利なサービスあります。特に「更新頻度は低いけれども、とりあえずチェックしておきたい」。そんなコンテンツを登録しておくのには最適かもしれません。

「これはッ!!」と思った方には、ぜひ一度お試し頂きたく。



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