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2016/09/28

Pokémon GO Plusをデコってみる

カーボンチックなダイノックフィルム
機能的には申し分のない"Pokémon GO Plus"ですが、あの派手な赤白カラーは少々困りモノ。デザインのコンセプトは充分に理解できるのですが、いい大人が身に着けるには厳しい感があります。

ということで、なんとかしてみることに。最初に思いついたのは塗装ですが、ずいぶんとご無沙汰しており、やるなら道具からそろえなければなりません。

「となると貼る系でカッティングシートかなぁ」などと考えたのですが、ふと思い出して3Mのダイノックフィルムを手配してみました。加工は未経験ながら、既製品は何度か使用しており、特性や貼り方がわかっているのもポイントです。

カラー(柄)に関してですが、個人的に好きというのもあるのですが、小さいサイズで入手しやすかったカーボン調の"CA-421"をチョイスしてみました。このフィルムは自動車のドレスアップで使われることも多く、強度や耐候性に不安はありません。

加工方法としては、全体に貼り付けてから不要な部分をカットする、というのが定番なのですが、全体に貼ってしまうとのっぺりとした仕上がりになってしまいます。そこで、今回はボタン部分で分割した2パーツ構成とし、オリジナルのライン(黒線)を活かす形で貼り付けることにします。

この時に問題となるのが、ボタン部分のカット方法。貼付け後にフィルムをカットする場合、高い確率で本体にキズを付けることになります。このため、上下の分割ラインとボタン部分だけはあらかじめカットされているのが理想的。ではあるのですが、図面的なモノが必要となります。

幸いにしてプリンタでシールを出力するための型紙を公開してくれている方がおりましたので、ありがたく利用させていただきました。

型紙を台紙に貼り付け
ダウンロードした型紙はグラフィックソフトで読み込んでからコピー&ペーストで増産。1回のプリントでたくさんの型紙が取れるようにします。

あとは解像度を600dpiにして保存→PDF化してコンビニのマルチコピー機にて紙に出力しました。なお、解像度はプリンタにより異なりますのでご注意を。

さらに、出力した型紙をテキトーに切り抜き、フィルムの裏(台紙)に糊付けして乾燥後にデザインナイフでカット。予定どおり型紙に沿ってカットするのはボタン周りと上下の分割ラインのみで、他の部分は大きめに残します。

フィルムの準備はここまで。次に"Pokémon GO Plus"を分解します。貼り付け加工時にフィルムの端を裏側に回り込ませる勢いで伸ばす必要があり、分解は不可避です。少なくとも、当方のスキルでは分解せずに貼り付けるのは無理というもの。

分解には通常のプラスドライバーに加え、特殊なY字型のドライバーが必要となります。例えばこんなの。電池カバーを外すと見える3本のY字型ビスを外せば、あとは手でバラせます。

具体的な貼り付け方法ですが、まずボタンをぐるりと囲む黒丸と左右に伸びる黒線に位置を合わせてフィルムを乗せてから軽く圧着。ドライヤー(またはヒートガン)でフィルムのエッジ周辺を温め、フニャフニャな感じになったら端をつかんでギューと伸ばし、曲面部分にフィットさせます。

特に下端部は角度もキツく曲面も複雑であるため、念入りに作業する必要があります。感触的には今回の作業における一番の山場。ここを超えれば終ったも同然です。貼り終えたら余分なフィルムをカットして仕上げます。

ひとつ気がかりなのは、フィルムの厚みにより僅かながら外周が大きくなってしまった点。"Pokémon GO Plus"の外装の一部である枠パーツに収まるか、一抹の不安があります。

ハメてみると若干キツくなったような気はしますが、何とか枠パーツに収まりました。フィルムの端が浮くなどの問題もナシ。あとは分解と逆の手順で組み立てれば完成です。

シックに仕上がりました
で、こちらが成果物。探せばアラは見つかりますが、全体としてはうまく行った感じです。赤白の部分は完全に覆われており、どこから見られても大丈夫。

上下の分割ラインおよびボタン周りは下地の黒線が見えるようにしましたが、このデザインは正解だった模様。ダイノックフィルムとは異なる質感がワンポイントとなり、全体を引き締めてくれます。

さらに、ひとめで"Pokémon GO Plus"とわかるアイデンティティを残しつつ、シックな仕上がりとなった点には大満足。予想以上ににカーボン柄がフィットした感じです。

先日まではパラコードで編んだベルトを装着していたのですが、腕に装着するよりも手のひらで包むように持った方が、片手でラクにボタン操作が行えることに気付きました。

このため、指を通してハンドストラップとして使っておったのですが「これなら、大げさなベルトは不要なんじゃね?」と思い、シンプルなストラップへと変更した次第。ヒモには今回もパラコードを使用しています。

ちなみに、ダイノックフィルムは楽天市場の"かべがみ道場"というショップにて調達しました。20cm×25cmと小ぶりですが、"Pokémon GO Plus"なら10台分以上の切り出しが可能。これだけあれば安心して失敗できます。

作業にはそこそこの手間と、少々のコストを要しますが、かなりの満足感を得ることができました。何より"Pokémon GO Plus"を持ち歩く恥ずかしさが激減したのは大きな収穫。

ということで、腕に覚えのあるポケモントレーナー様にお勧めなダイノックフィルム加工のご紹介でした。



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