スマホでクルマ用のガラス系コーティング剤を試してみる
モノは自動車のボディの保護とツヤ出しに使用するガラス系コーティング剤なのですが、注目したのは性能うんぬんではなくその価格。
どうやらお試し用な位置付けの製品らしく、その販売が直接的な利益に結びつかないことは素人目にも明らかです。
そうしたメーカー的事情はさておき、この価格であれば入手しやすいのは確か。本来の用途からは外れるので自己責任となりますが、これをスマートフォンのタッチパネルに使ってみよう、というのが今回のお話です。
溶液は容量50mlのコンパクトなスプレーボトルに入っており、中型自動車で1台分に相当するのだとか。スマートフォンのタッチパネルに換算...までは面倒なのでやりませんが、かなり使い出があるのは確実です。
また、ボディ以外にもホイールやウィンドウ、ダッシュボード、ヘッドライトの保護にも有効とのこと。なので、タッチパネルに使用しても良さそう、などと拡大解釈してみたりした次第です。
使い方も特別難しい訳ではありません。自動車の場合、洗車して水分を良く切って、本製品をスプレーしてクロスで磨くだけ。
防水対応のスマホでもなければ丸洗いは困難なので、タッチパネルの汚れをテキトーに落としてスプレーして磨く、という手順で作業してみました。
スプレーボトルをワンプッシュするだけでこのぐらいの量は出てくるので、10インチクラスのタブレットでも1回吹き付けるだけで大丈夫そう。
実際の作業においては、ティッシュで画面全体に広げつつ余分な溶液を拭き取る感じで塗布します。あとは乾燥するのを待って、キレイなクロスで磨いて仕上げればOK。
で、肝心の使い心地ですが、感動するレベルで指が滑ります。それはもうツルッツル。拭きムラを残さなければ見た目での変化はなく、もちろん画面の見え具合に影響を与えることもありません。
もうひとつ、皮脂や指紋が付きにくくなり、付着した場合でも軽く拭き取ることができる、というのもメリットかと。
長期間試用した訳ではないので耐久性に関しては不明ですが、日がな一日ポケモンGoで遊んだ程度でフィーリングが変わることはありませんでした。
気兼ねなく使える容量があるので、効果が薄れてきた場合でも気軽に再コーティングが可能。繰り返し使用することで皮膜が厚くなるらしいので、日常的なクリーニングの一環として使用するのが良さげな感じです。
今回試したのはお試し用なので激安でしたが、通常販売の製品でもそこそこコストパフォーマンス高め。また、何が違うのかは不明ですが自転車用やバイク用もありますので、そちらの趣味があるなら兼用するのもよろしいかと。
いずれにせよ、元から防汚コーティングなどが施されているスマホなどでは何らかの影響はありそうな雰囲気なので、利用に関しては自己責任でひとつ。その辺の心配が無用な安いガラスフィルムを使用しているのなら、試してみる価値はあるかと思われます。
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