2020/02/17

単3形乾電池互換のリチウムイオン充電池を試してみる

ワイヤレスマウスに入れてみた
サイズはもちろん電圧も1.5Vで、単3形乾電池そのままの仕様で設計されたリチウムイオン充電池を買ってみました。モノはBLUEDOTの"BMB-MR3"。

aliexpress辺りの中華通販サイトでは割と見かけるタイプの商品ではありますが、国内で自社ブランドとして販売されるのはめずらしく、モノは試しと購入してみた次第で。

以前にも単4形のリチウムイオン充電池を取り上げましたが、あちらは専用の充電器を必要とするモノでした。が、こちらは本体にUSB micro Bポートが装備されており、直接USBケーブルを接続して充電できます。

USB充電方式の採用により、状況に応じてさまざまな電源が利用可能に。PCなどのUSBポートはもちろん、USB-ACアダプタやカーチャージャー、その気になればモバイルバッテリでも充電できます。

また、サイズと電圧が単3形乾電池互換となっており、アルカリ乾電池やマンガン乾電池を使っていた機器でそのまま使えるのが最大のメリット。しかも、使用開始から保護回路の働きで出力が停止されるまでずっと1.5Vをキープするため、機器の安定動作にも期待できます。

容量は1600mAh@1.5V(2400mWh)となっており、高容量タイプのニッケル水素充電池2500mAh@1.2V(3000mWh)と比べた場合にちょっと少ない感じ。

ただ、生の電池であるニッケル水素充電池の場合、終止電圧前に電圧低下が発生してその分動作時間が短くなります。なので、実際の利用において大きな違いにはならないような気が。

また、蓄電時間に関しては、"BMB-MR3"は約1.5時間でフル充電となりますが、高容量タイプのニッケル水素充電池では6~8時間と圧倒的に長くなります。さらに、ニッケル水素充電池ではメモリ効果が気になるところですが、リチウムイオンな"BMB-MR3"ならその辺は心配無用。

重量に関しては結構軽く、1本あたり約19gしかありません。一般的なアルカリ乾電池で約23g、軽いと言われるマンガン乾電池で約18gとなっており、重量的にも高い互換性があると言えそう。

ちなみに、高容量タイプのニッケル水素充電池は1本あたり約30gと重く、ニッケル水素充電池で運用していたワイヤレスマウスにて"BMB-MR3"を使用すると、使用感として重量の差がわかります。

そんな雰囲気に仕上がっており、単3形乾電池のリプレース用としては非常に優れた二次電池であると言えます。

充電中はこんな感じに
が、少々の問題も。USBケーブルを挿すだけで充電できるのは非常に便利なのですが、充電時には電池1本に付き1つのUSBポートを専有することになります。

この手の電池は2本セットで使用することが多く、当然のことながら充電時には2つのUSBポートが必要となります。もちろん、1本ずつ充電しても良いのですが、充電時間が倍になってしまいます。

この問題に関しては、先が二股に別れたUSB micro Bなケーブルを使えばOK。100円ショップでも売っていますし、長めのケーブルが必要ならAmazon辺りでこんな感じのモノを購入するのもよろしいかと思われます。

で、さらなる問題が電池切れに関して。"BMB-MR3"の場合、内蔵したリチウムイオン充電池の容量がある限り1.5Vをキープしてくれる訳ですが、「もう限界」となると保護回路が出力を停止します。

このため、電圧の低下を検知してバッテリ交換を促す機能を持つデバイスにおいて不具合が発生します。例えば冒頭のマウスでは、電池残量が減ってくる(電圧が低下する)とLEDインジケータを点滅させて知らせてくれます。

が、"BMB-MR3"では1.5Vから何の前触れもなく0Vになるため、その機能が働くことはありません。ある時、突然に動作を停止することになります。単なる電池切れなのですが、わかっていないとパニックになるかも。

この問題はどうにもならず、運用でカバーするしかありません。それは「こまめに充電する」か、「常に充電済みの予備を用意しておく」こと。モバイルバッテリのように手軽な残量確認機能があればよかったのですが。

そんな感じの製品でありました。海外通販よりは保証もしっかりしていそうだし、この手のアイテムに興味のあるユーザには試す価値があるかと思われます。

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