"Speed Wi-Fi HOME 5G L13"の置き場所を決定するために
現在の当方のインターネット接続は、"Speed Wi-Fi HOME 5G L13"というホームルーターに楽天モバイルのSIMを挿し、固定回線的に使用しております。
以前は、3000円と少々という安さに釣られて選んだ、VDSL 100Mな光回線モドキを使っていました。が、この春に値上げとなり、他のサービスと横並びな雰囲気に。
マンション住まいの関係上、ネット接続の選択肢はそれほど多くありません。とはいえ、今どきVDSLの100Mに満額のコストをかけるのも微妙なところ。
そんなこんなで、コスパ重視でモバイル回線を固定回線化することに決めました。
問題は電波の強さ
モバイル回線を固定的に使うこの方式、最も重要なのは電波強度です。光回線のように物理的にインターネットに接続している訳ではないので、電波の強さと質が重要なポイントとなります。
基本料金が無料だった頃の楽天モバイルをスマホのメイン回線として契約していたことがあり、その時には普通に使えておりました。
その経験から「ホームルーターで使ったとしても、それなりに使えるレベルの電波強度はありそう」というのが、漠然とした予想でした。
で、実機をさっそく入手。ひとまずインテリア的に良さそうな場所に置き、本体の管理機能にある"推奨位置"で電波状況をチェックしてみました。
結果は"B"判定。ネットに繋がらない訳じゃないけれども、速度的には期待できません。
そんな訳で、電波強度的に良さげな場所を探すため、"Speed Wi-Fi HOME 5G L13"の置き場所をいろいろと変えてみることにしました。
"推奨位置"は簡単だけど...
"Speed Wi-Fi HOME 5G L13"に搭載された管理機能のひとつである"推奨位置"は、簡単ではありますが結果が出るまで15秒ほど待たされます。
"Speed Wi-Fi HOME 5G L13"をちょっと動かしてはチェック、ちょっと動かしてはチェック...といったような使い方には向きません。
ということで、別方向からアプローチしてみることに。"Speed Wi-Fi HOME 5G L13"の管理機能は、本体のさまざまなデータをバックグラウンドで取得しております。
その中には、電波強度を示す指標である"RSRP"が含まれています。このデータをWebブラウザの開発者ツールで表示できれば、より効率的に電波強度を確認できるはず。
そんな訳で、やってみたら結構いい感じにできたので、その手順を紹介します。ちなみに、環境はWindows11で、WebブラウザにはChromeを使っています。
1)管理ページを開く
Chromeで"Speed Wi-Fi HOME 5G L13"の管理ページにログインします。
2)F12キーを押す
管理ページを開いたまま、キーボードのF12を押します。すると、ウィンドウ右側に開発者ツールがせり出してくるので、ウィンドウ上部のツールバーから"コンソール"を選択します。
3)コードをコピペする
コンソールの余白部分をクリックして以下のJavaScriptコードをコピペし、キーボードのEnterキーを押します。
(function() {
// XMLHttpRequest(XHR)の通信を待ち伏せする
const originalOpen = XMLHttpRequest.prototype.open;
XMLHttpRequest.prototype.open = function(method, url) {
this.addEventListener('load', function() {
try {
const text = this.responseText;
if (text && text.includes("Z5g_rsrp")) {
const data = JSON.parse(text);
const time = new Date().toLocaleTimeString();
console.log(`[${time}] 5G RSRP: ${data.Z5g_rsrp} dBm / 4G RSRP: ${data.lte_rsrp} dBm`);
}
} catch (e) {
// エラーは無視
}
});
return originalOpen.apply(this, arguments);
};
console.log("リアルタイム電波監視を開始しました。");
})();
すると、時刻/5GのRSRP/4GのRSRPと並んだデータが、毎秒自動的に表示されます。
あとは、"Speed Wi-Fi HOME 5G L13"を動かしてPCの画面をチラ見、動かしてチラ見...の連続です。
なお、管理ページの表示には時間制限があり、数分で再ログインが求められます。その際には、再びログインしてコンソールを開き、先のコードをコピペ+EnterすればOK。
少し動かすだけでも大きな変化が
"Speed Wi-Fi HOME 5G L13"の動かし方ですが、大まかな位置が決まったら...
- 数cm単位で前後左右に動かしてみる
- ほんのわずかに向きを変えてみる
- (可能なら)高さも変更してみる
こんな感じで、それぞれのRSRP値がゼロに近づくよう微調整します(優先すべきは5GのRSRP)。PCの画面をチラ見するとわかるのですが、ほんの少し位置や角度が変わっただけでも、数dBm増減したりします。
「たかが数dBm」とバカにしたものではありません。
例えば、5GのRSRPが-105dBmから-103dBmになった場合、わずか2dBmの改善ですが、dBmは対数表示なのでエネルギーとしては約1.6倍にアップしたことになります。
そんな感じなので、数dBmを追い込んでみたいと思う方には、ぜひ一度お試しあれ。





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