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[Android] WiiScaleを試してみる

2011年7月26日  2013年5月5日 
バランスWiiボードを体重計に
家庭用ゲームコンソールWiiの周辺機器である「バランスWiiボード」の情報取得・表示・記録が可能なAndroidアプリ「WiiScale」を試してみました。

Wii Fit Plusはなかなか優れたソフトなのですが、うさぎ小屋のように狭い家に住んでいると、使うたびに「バランスWiiボード」を引っ張り出してきて設置しなければなりません。

それが面倒で遊ばなくなってしまい、「バランスWiiボード」も部屋の隅でホコリをかぶっておりました。そんな訳で、本アプリを試してみようと思った次第です。

なお、このアプリも「Wiimote controller」や「RWiimote」と同様、「バランスWiiボード」とBluetoothで通信を行います。このため、Androidデバイス側でのBluetooth対応は必須となります。

起動直後の画面
「WiiScale」を起動すると、こちらのような画面が表示されます。

ここでは、4:3のディスプレイを持つAndroidタブレットを使用しているため、他の端末とは少し見え方が異なるかもしれません。

画面中央にズラズラと並んでいるのは、計測の履歴です。後で説明しますが、本アプリではデータを記録することができます。なので初回の起動時には履歴は表示されません。

画面上部に並んだ3つのボタンの左側、仮にスケールボタンと呼びますが、これをタップすると画面が切り替わり、上部に7セグのLED風表示部分が現れ、実際に体重を測れるモードとなります。ボタンの数も増えて5つになります。

ボタンの機能説明
ちなみに、各ボタンの機能はこんな感じになっております。もうひとつ下の画像と合わせてご覧ださい。

実際の使用に際しては、「バランスWiiボード」との接続が必要です。

まず「バランスWiiボード」の電池ボックスに隣接した赤色のSYNCボタンを押します。すると、スイッチ部分に搭載された青LEDが点滅して接続待機状態であることを示します。これを確認した後、画面上部にある線がクロスしたボタンをタップします。

軽く体重をかけてみました
接続が成功すると、こちらのような画面となります。画面中央の十字と丸は、重心の位置を示します。もちろん、上部の数字は重さを示しています。

この画面ではすでに「バランスWiiボード」に圧力をかけているため、重量が表示され、丸も中心からずれていますが、もし体重をかける前に丸がずれていた場合、画面上部の5つ並んだ真ん中のボタン(仮にキャリブレーションボタンと呼びます)で修正が可能です。

データを記録する場合には、右から2つめのスケールボタンをタップすれば即座に記録されます。

が、記録されたとメッセージが表示されるだけで、先ほどの履歴画面のようには表示されません。履歴を表示させるには、(なぜか)キャリブレーションボタンを使用します。押す毎に十字+丸⇔履歴が切り替わって表示されます。

なお、記録したデータは、「Google Health」にアップロードできる...のですが、すでにサービスの終了がアナウンスされているため、あまり意味のない機能になっております。それ以外にデータを活用する様子もなく、せめてテキストやCSV形式での書き出しはサポートして欲しかったところです。

また、アプリを終了したり切り替えたりすると「バランスWiiボード」との通信が途絶えてしまうのも困った点です。そのたびに「バランスWiiボード」のSYNCボタンを押さなければなりません。

技術的には面白いけど、実用性としては今ひとつ。というのが正直な感想。体重計は持ってないけど、「バランスWiiボード」は持ってるぜ、という場合に体重が測れる...ぐらいの用途しか思いつきません。

そんな感じのアプリでありました。


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