[Nexus7] Webカメラを接続してみる2
元ネタはこちらのブログ。時系列的にはこちらを先に紹介するのが筋なのですが、あまりにシンプルな内容ゆえ、とりあえず保留としておりました。技術的には大変興味深いモノがある訳ですが。
どのくらいシンプルなのかというと、結果として得られるのは「Webカメラの画像を"Nexus7"の画面に映し出すこと」のみ。他のアプリと連携するでもなく、データを保存できるわけでもありません。
まさにリアルタイムの映像を見るだけなのです。初めてこの記事を見た時点では、単なる実験なのだと思い込んでおりました。
それでも、あえて取り上げる気になったのは、元ネタブログのコメントで「車載した端末でリアビューモニタとして使っている」という内容の記述を見たため。
"Nwxus7"の画面にWebカメラの映像を映し出すのは手段ではなく、目的そのものにも成り得るのだ、と気付かされたからであります。加えて、元ネタのアップデートにより、手順が簡素化されたというのもあります。
そんな訳で、やり方をサラリとご紹介。
まずは必要となるアイテムですが、当然Webカメラが必要となります。当方の場合、前回と同様バッファローの"BSW20K04H"を使用しました。後はOTGケーブルならびにroot化済みの"Nexus7"も必須。
前回の方法ではフロントカメラのライブラリを書き換えるというワイルドな方法でしたが、今回はぐっとスマートになっており"SimpleWebCam"というアプリを導入するだけでOKとなっております。
以前の"SimpleWebCam"では手動でパーミッションを変更する必要があったのですが、アップデートによりアプリ内で処理されるようになったので、その分お手軽になっております。
この"SimpleWebCam"も上記元ネタブログ(アップデート版の方)にて配布されております。野良アプリのインストールとなるのでご注意を。ページ中程の"Download apk"のリンクからダウンロードすることができます。これをインストールすれば準備は完了。
後は、Webカメラを接続してアプリを起動すれば映像が映し出されます。もちろんメニューなど存在しません。
ユーザができるのは唯一アプリを起動することだけ。これぞシンプルの極み。Webカメラの映像を見るのが目的なら、これ以上に適した仕組みはないでしょう。
その気になれば、こちらのようにスクリーンショットを残すことぐらいはできますが、手段としてのWebカメラ機能には期待しないのが正解です。
端末のroot化が必須ではありますが、システムファイルを自前で変更する必要もなく、アプリをインストールするだけでお手軽に試せますので、Webカメラをお持ちで興味のある方は一度お試しあれ。
***Edit***
root化不要でWebカメラが使えるアプリを試してみました。詳しくはこちらから。
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